想像力


私はもう4年も陶芸をやっているのだが、
自慢じゃないが、うまくならない。

うまくなろうという、気持ちはある。
だが、うまくならない。

謙遜ではない。

結構、難しいのである。

お皿はいいのだ。結構大皿も作れるのだ。
私にとって難しいのは、お茶碗だったり、湯のみだったりする。

お茶碗を整形して、乾かして、いざ焼きに出そうとすると
妙に持ちづらかったりする。
底が広すぎたりする。

色々なお茶碗を見て観察しているつもりでも
実際に作ってみると、色々な気づき不足がある。

そして私は先週の日曜もお茶碗作りに挑戦した。

そしてふと気づいた。
私が、うまくならないのは、想像力の不足であると。

私が観察すべきは
お茶碗だけじゃなくて
お茶碗を使っている人が
どういう風に使っているか、ということなんだなと。

作り手から見ると、こういうのはいいんじゃないかと思っていても
実際に、使い手側から見ると、すごく持ちにくい。

商売もそうだし、
仕事もそうだし、
ユーザーテストもそうだなと思った。

相手にとっていいだろうな、という中途半端な想像力じゃなくて
相手が使っている姿が自分に乗り移るような
そういう想像力が必要だと。

その想像力を養うためには
もっともっと人を観察して、
もっともっと人のそばにいなくちゃいけないなと

つくづく思ったのでした。


※これから、基本的にシニアの事とか、ユーザーテストの事は、mamionブログへ(こちらにも書きます)、その他思った事、気付いた事、会社ブログに書くほどでもない事はこちらに書いていきます。
どうぞ宜しくお願いいたします。

|

モテタイあなたへ送る、モテモテ男子になるための10のTIPS

モテたい!とお思いのあなたへ。
モテると、ウキウキ、ワクワクしますよね。
今回はただ、ひたすら「モテる」ための超簡単モテ技を伝授します。

是非、メモの用意をお願い致します。
これであなたもモテモテ君に大変身!の技!です

※ただし、75歳を過ぎた男性に限る
※※ここでの「女子」は概ね75歳オーバーを指す

▼75歳からモテモテ人気者男子になるコツ

1.社交ダンスをしましょう!
社交ダンスは圧倒的に女性が多いお稽古。
しかし、男女でペアを組まなくてはいけないことが多く、少ない男性は取り合いになる模様。
なんというんですか、小魚ちゃんをピラニアの池に入れたかの如く、とにかく男性は大人気。
お友達同士でダンスに通っている女性は、男性を一人捕まえたら次に友達に引き継ぐまで手を離さないとかいう話も。

社交ダンスを始めればあなたもモテモテです!
でも、下手だと相手にされないので、早めにはじめて女性をリードしましょう★
レッツダンシングぅ。

2.ディセンターに通いましょう!
ディセンターも実は女子の方が多いのです。
年をとっても異性と話すのは心ウキウキ、わくわく、ドキドキな訳です。
「私は〇〇さんの横に座りたい!」などとおっしゃる女子も多く、数少ない男子は取り合いになるという話。

3.オシャレでありましょう
若い方でも、パリッとしたスーツはかっこいいですが(あ、これは私の考えですが)、年を取るとより清潔感が求められます。
ヨレヨレよりもパリッ、お腹が出てくるので、だぼっとした服を着ると、ムックみたいになってしまいますぞ。
ハンチング帽、スーツにちょっと出るハンケチなどは、そこそこ幅広い年齢の女性から人気が出る要因になります。

4.解りやすいニュース解説ができるようになりましょう
株価などのニュースをとてもとても分かりやすく、端的に教えてくれる人は女子からの尊敬の的になります。
小難しいことや、専門的な事は要りません。あなたがなるべきは、地域の池上彰氏です。

5.適度な声の大きさでありましょう
年を取ると耳が遠くなるもの。必然的に声がものすごく大きくなります。これは仕方がありません。
ですが、声は適度な大きさの方が良いようです。
というのも、耳が遠い方にもてるには声が大きい方がいいのでは、と思われがちですが、相手は女子。まず、人の話を聞きません。
なので、適度な声の大きさになりましょう。

6.自分より年上の女性には「お姉さん」と呼びましょう
妙齢の女子(75歳過ぎたあたり)は、周りから「おばあちゃん」扱いをされてきます。
そうすると心がどんどん「おばあちゃん」になっていってしまうのです。
永遠の青春は心の片隅にひっそりとしまわれていきます。そこで、出てくるのが「お姉さん」という言葉。
「えっ、やだ、お姉さんなんて、そんな年じゃないわよ(//∇//)」と顔を赤らめたら大成功です。
彼女は心の片隅に追いやっていた青春に気付き、そしてあなたにフォーリンラブ。ファイッ。

7.四季を愛でましょう
年をとると、刺激を受けにくくなってきます。周りの変化が少ないので、毎日が同じ日に感じてしまうためです。
しかし、モテモテ男子は「今日も昨日と同じ日か~。つまんないなあ」と言ってはいけません。
「とはいっても、毎日出かけるのはさすがに体力が・・・」という方は、是非、四季を愛でましょう。
カメラを持ち歩き、近所にどんな花が咲いているのか気づきましょう。
そして、「この間○○の花が咲いていて、○○ちゃんの事を思い出したよ」などと言えるようになれば女子のハートをガッチリキャッチです。
ただ、慣れない状態でこのセリフはちょっと恥ずかしいので、何度か鏡の前で練習をしておきましょう。

8.過去の話は適度にしておきましょう
自分がどんな人間なのか知って欲しいというのは人間の性(サガ)。
男性の「どんな人間か」というのは概ね仕事の内容が多く、自分がどんな仕事をやってきて、どんな出世をして・・・という話になりがちです。
しかし、多くの女性はあなたと違う分野で生きており、専門的な話をされてもちんぷんかんぷん、その話は全て右耳から左耳へ、まるでカールルイスの走りのように通り過ぎて行ってしまいます。さらに、眠い。
聞いてもらえないからとより詳しく話してしまうのも男性によくありがちな事。妙齢女子はそんな話に興味がありません。
それよりも、旅行の話、レストランの話の方がよほど楽しめます。ですから、過去の話は極力抑えましょう。抑えると言っても、出ていますから。

9.悪口・不平不満を言うのは止めましょう
これは若い方にも言えることですが、奥様の悪口を言わない、周りの人への不平不満を言わないというのはとても大切です。
というのも、あなたが一緒にお茶したい女子も誰かの妻だったりすることもあります。
あなたの愚痴の中には身につまされる内容も無きにしも非ず。
また、愚痴を言うと「年寄りっぽい」と言われてしまいます。

10.特定の人と仲良くしない
女子というのは大体群れるものです。至る所で群れています。
なので、あなたもその群れの中でモテモテ君になっている可能性が高くなります。
しかし、女子の場合「恋は血より濃いし、ハムより薄い」(友人名言)という性質があります。
特定の誰かと仲良くしていると他の女子が感知した場合、言葉や態度による攻撃が相手女子だけではなく、あなたにも向かう可能性があります。
そうすると、そのコミュニティはいともたやすく壊れてしまい、あなたの「モテモテ君」になる夢はそこで潰えます。あなたは、もう別のモテるコミュニティに移動するしかなくなります。
そして一からモテモテ君の地位を築かなくてはいけなくなります。
ですから、悪いことはいいません。女子の嫉妬は怖いです。

いかがでしたでしょうか?
恋はいつまでも若くいるための秘訣です★
モテモテ男子になって青春キープオンしましょう!

今回のエントリは75歳から使える「モテモテ男子への道」
早速使って下さいね!※ただし75歳を過ぎてから

|

行く年くる年

時代が変わっているなあと思う。毎年毎年、変わっている。
去年ヒットしたことは今年はヒットしなかったり、去年ヒットしなかったことがヒットしたり。

意識も随分変わっている。

たとえば、7年前(頃)、教室を開いた時に、いつも聞かれるのは「お宅はどこのメーカー使っているの?」
9割が他の人がまず最初に聞くことはそのことだったのに、最近では聞かれないようになった。

最近増えた感じでは、パソコンを「簡単」という認識だろうか。
「パソコン触ったことないんだけど、簡単に年賀状が作りたい」とか「ホームページに1枚、簡単に追加してもらえませんか」とか、何かあると「簡単に」と言われるようになってきた。(そんな簡単にYahoo!でトップにあげてほしいとか、簡単に年賀状をちゃちゃちゃと直してほしいとか、簡単に、写真のこの人を消してほしいとか、簡単って言うな!と思うことがあるけども。)

インターネットもそうだ。前は、「ぐるなび」を見てるわよ。という人が多かったのに、最近では 「Yahoo!で地名、料理名で探すの」と、ぐるなびとか、Yahoo!グルメとか、そういうのを認識していない。

もう、認識する必要がないのだ。
とてつもなく気に入ったページでなければブックマークも必要ないかもしれない。また探せばいいだけだもの。前見たページなんて覚えていないんだもの。
ブックマークどころか、気に入ったページ(家族のブログなど)はデスクトップにショートカットアイコンがある人もいる。(それでデスクトップが埋まっている人もいる)

ずいぶん前、どこかの雑誌に、いろいろな方のブックマーク拝見、というのがあり、ネットレイティングスの萩原さんが「僕はお気に入りに入れないなあ、検索するから」みたいなことが書いてあってびっくりしたが、もう、そうなってきているんだなあと思う。

そこでこんな記事
平成生まれの中学生のケータイの使い方

 まず、ほとんどの生徒が使っているのがau(KDDI)の携帯電話。面白かったのは、機種名を言える生徒がほとんどいなかったということです。

正直、どうでもいいんだと思う。
古来からの人が感じている線引は、新しい人には必要ないんだと思う。

昔、うちの父がとてもとても嘆いたことがある。それは、私がインドに、バックパックと寝袋とスリーピングマットと、そしてお世辞にもかわゆいとか、きれいとか言えない格好で成田に向かう朝のこと。

「昔は海外に出るときはスーツにスーツケースだったのに。」

「今はこういう時代だよ」とどういう時代かよく解らないまま、私が言う。

私が就職活動をしていた時、ケータイ番号を履歴書に書くなんて不届き者だという話があった。
しかし、いまじゃみんなケータイである。固定電話を持っている人のほうが驚くこともある。


時代は変わっている。
新しい概念は、古来の概念を斜め上行く展開をしている。

新しいがえらいんじゃなくて、新しいが、一般なのである。
新しい人は、常に新しい人じゃなくて、所謂、マジョリティなので、決して新しくはないのだが、新しいのである。それが先行者には理解できない。

それふつー、が新しくて一般的なのだ。先行者は化石なのだ。
先行者が、マジョリティの「ふつー」の「あたらしー」に入っていくにはとても苦労と勇気がいるけども、その感覚を「俺たちと違うよね」と区別だけしていたら、そのままシーラカンスになっちゃいかねないな、と、現場に立ちながら自分を戒めてみた。新型シニアに対応していかないと、私も古いシニアという魚拓ばかり追ってしまうことになるかも。現場というのはとても刺激的です。はい。

ところで、最近、戒めモードばかりです。老化してるのかな。

PR]あたらしいシニア層も使えるウェブサイト制作ガイドライン。あなたのあたりまえが通用しない!新しい当たり前標準のポイントです。ポイントリスト付き。

| | トラックバック (0)

自分の立ち位置

某介護事業所で働いている75歳の方。(そこは80歳定年)

「私、みんなを見ていると老後が不安でね」

!?

自分は高齢者にカウントされていないようだ。


先日、めざましテレビに弊社がこっそりと出ました。
その関連で、また、ご高齢の方を紹介してほしいとの電話があり。

「御高齢の方は自宅の中で転倒しやすいので、そこを専門家と一緒にチェックしようと思います。つきましてはどなたかご紹介を・・・」

80歳の某氏に電話をする。

「御高齢の方がご自宅で転倒しやすいという事で、その転倒しそうなポイントを専門家の方がチェックする所を映したいとのことなのですが」

「だって、うちおばあちゃんこの間死んじゃったよ」


「・・・・・・・・・・(いや、あなたが高齢者と言いづらい雰囲気・・・)」

いつから視点が止まってしまうのか解らないが、自分の立ち位置を図るのは難しい。
自分は若いけど、友達はすごい年に見えると話す人は多い。
たぶん、お互いにそう言っているのは知らない。
自分は若いと思っている。

その割には、都合が悪いと「高齢者」と言いたがる。

「自分は高齢者だから覚えが遅い」
「自分は高齢者だから、優しくしてほしい」

人って面白いなあ。
その立ち位置を把握しなければサービスは提供できないだろうなあ。

同じ30歳でもそうだ。
26歳の読むファッション雑誌は、プライドが許さない。とはいえ、35歳が読むファッション雑誌はもっといや。(そもそも雑誌を読まないじゃんという突っ込みはなし)

その30歳が大人か、子どもか、その感覚で随分違う。子供っぽいことを楽しむ(子どもっぽいって、たとえば工場見学とか。最近は大人の間でも流行ってますけど)
29歳と30歳は同じ感じ。28歳とは?27歳とは?
25歳と30歳。30歳と35歳。
30歳の私から見ると35歳の方が近く感じる。じゃあ、35歳はどう感じてる?

立ち位置を推測するのはとても難しい。


先日、といっても、ずいぶん前だが、テレビで「18歳は成人かどうか」について高校生にインタビューをしているものがあった。

18歳なんて自分が大人だと信じて疑ってなかった気がする。
ヒール履いたり、パーマかけたり、口紅つけたり(たぶん、18歳の頃が人生で一番お化粧が濃かったと思う。恥ずかしい。)、ジャイアンツの追っかけしたり、神宮球場で野宿したりと、精一杯大人だと思っている。

ところが、18歳の責任感についてインタビュワーに問われた、所謂「ちょーだるぅい」「親にいちいち許可とんなくちゃいけないのってちょうめんどー」とかって言ってそうな女の子が「いや、18歳、まだ守られてなくちゃいけないから!」と必死で言っていたのが印象に残った。

高齢者向け、というときは「守ってあげる」モード、「いまどきの大人向け」のときは「やんちゃ」モード、商品やサービスを提供する時に、どういうモードで提案するかはめっちゃ大事だなあ。

ちなみに、教室は「守ってあげる」モードは意外と評判がいい。守ってあげる系の広告は引きが強い。
下の本は、人間は人間なんだと気づかされる、なかなか興味深い本でした。ぜひどうぞ。
どうしたら得だと思えるか、損だと思えるか、同じ100円はシーンによって価値が違うし、期待値によっても違うんだなあ。飲み会でこの本の話をすると大体盛り上がります。合コンで使えるかは謎ですが。

経済は感情で動く―― はじめての行動経済学
経済は感情で動く―― はじめての行動経済学泉 典子

紀伊國屋書店 2008-04-17
売り上げランキング : 737

おすすめ平均 star
star構成自体が読者の心理を捕らえている行動経済学書
star良く出来た一冊だけど後半は辛い!?
star人間らしさの行動経済学

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | トラックバック (0)

わうわうー

暑いですね。
暑い中、いらしてくださっている生徒さんには大感謝です。
今朝も84歳の女性が「こんなにはまるって思わなくて。昨日、小さい「つ」の入れ方を習ったから、忘れないうちに通わなくちゃ」と楽しそうにいらしてくださったときに、ああ、嬉しいなあと。

こんな些細な喜びが日々を楽しくしてくれています。

ところで、昨日いらしたN氏70歳。
最近パソコンにはまってしまい、日々インターネットを学習中。
旅先のページを見たり、よく行くレストランを見たり。

そんなN氏が私を捕まえて質問しました。
「ところで、ここ(Yahoo!画面)とここ(ツールバー)はどちらに言葉を入れればいいの?」

IE7はツールバーにデフォルトで検索ボックスが付いている。

「どちらでもいいですよ」と答える。

「そうかー。僕は今までこっちに入れてたんだよね。あのhttpってやつ。」

N氏は基本、人の話を聞かないので私が答えた「どっちの検索ボックス」という話を見事にスルーしてアドレスバーの話になった。

「僕はね、ずっとこっちが正しいと思っていたんだ」

「まあ、アドレスが解る場合はそっちでもいいですよ」

「ほらね。ここにいれるじゃない?ワウワウって」

「わうわう?」

「エッチティティピー、ワウワウ」

「あ、ダブリュが3つか」

ワウワウ・・笑いをかみ殺すのが大変でした。なんでワウワウ?

暑い日が続きますがご自愛くださいませ。

| | トラックバック (0)

或る休日

昨日、小学校時代の先生(シスター)に19年ぶりに会いに行った。
#先生は修道院に住んでいらっしゃるので、現在は先生をしていなくても会うのが容易なのです(なのに19年もご無沙汰・・・)

修道会の集まりがあったこともあり、そこにはたくさんのご妙齢なな方々が。
シスターがいろいろな方に私を紹介してくださる。

「マミチャンは教え子で、今、コンピューターの会社しているのよ」
よく解らないが、パソコン教室もパソコンメーカーもウェブ制作もシステム構築も、たぶん知らない人にとってはすべて「コンピューターの会社」。まあいいやと「まあそんなもんです」とにっこり。

そうしたらそこにいた方が突然近寄ってきた。
「ねえ、ひとつ解らないことがあるの。いろいろなものをインストールするでしょ?その時にウィンドウズアップデートはできたけど、マイクロソフトアップデートができなくて、プロバイダに電話して送ってくださいと言ったのに、言っていることがよく解らないの。プロバイダを変えたほうがいいのかしら。」

私にもわからない。一瞬、どうしようかと思った。まず、解ることはプロバイダが原因ではない。
「ウィンドウズアップデートはできているんですよね?」
「そうよ」

Microsoft Update(マイクロソフト アップデート)はマイクロソフトが提供するWindows、Microsoft Officeなどのソフトウェア、およびデバイスドライバのダウンロードと更新を行うためのウェブサイトである。主にセキュリティ更新やバグ修正等が行われる。

Windows Update(ウィンドウズ アップデート)はMicrosoft Updateの機能のうちWindows関連のみに限定されたものである。具体的にはWindows自身やWindowsに含まれるソフトウェア(Internet ExplorerやWindows Media Playerなど)、デバイスドライバの更新を行える。

2006年7月から、Windows UpdateはWindows XP及びその後継のOSの標準の更新サービス、Microsoft Updateはオプションのサービスという扱いになった。★Byウィキペディア

頭の中にウィンドウズアップデートとマイクロソフトアップデートが違うものだという知識が入っていればよかったのに、生憎入っていなかったため、解ることはプロバイダではない、ということだけだった。あとは、OfficeUpdateのことかな、とも。

とりあえず、メールアドレスと住所と電話番号を渡し、連絡をいただければこちらから調べてメールをすると返答。
「ありがとう、使えなくなりますよって言われてどうしようかと思っていたの」
(使えなくなる?アクティベーションがまだなのか?)

そうしたらその会話を横で聞いていたシスター。
「すごいわね、○○さん、パソコンすごいできるじゃない。インストールとか言って、すっごい解っているのね」
「そんなことないわよー」

と、のほほん系の会話が続いたのだが、私は混乱した頭を抱えながら、ああ、インストールって言葉の響きってかっこいいよね。と思っていた。

シスターと二人に戻り、話していたらシスターが突然「私、スーパーモーニング覚えたいのよね・・・?あれ?スーパーモーニングだっけ?あの、みんなの前でしゃべる時にスライドとかで見せるの」

「・・・パワーポイント?」

パしか合ってない。

カタカナか、たくさんカタカナが出てくるとどれにどれを結びつければいいのか解らないのか。。
ちなみに、シスターは英語は日常会話、スペイン語ももちろん日常会話程度なら問題なく話せる・聞ける方である。それでも慣れない言葉というのは難しく感じるんだなあ。そのほかもいろいろな方からの即席質問会のような状態で、言葉の問題はとっても大きいのかもしれない、とつくづく感じた。

そんな、休日でした。小話、以上。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私は高齢者が好きです宣言

好きじゃなくちゃやってられない仕事だとは思いますが。

これは独り言に近い宣言です。
キレる老人をとりあげて、そういうネガティブな面に乗ってしまった自分の言い訳タイムです。

私は、人生の先輩として高齢者を尊敬しています。
高齢者が頑張る姿を見て、自分自身もがんばらねばと思いますし、自分の未来を安心できます。
ああいう高齢者になりたい、ああいう高齢者にはなりたくない、うちの職場ではそれを実感できるだけでも十分に素敵な職場だと思っております。自分の50年後の指針ができます。

高齢者の方と普通に話せる、昔の事を聞ける、古いものはあっても、私は改善の中に歴史があると思っております。温故知新という言葉があるように、古いこともきちんと知って、イクナイ歴史を繰り返さないようにする、ということも必要だと思う。

昔から実際、めっちゃおじさんにもてまくってました。(私は童顔なので、たぶん理想の娘(小学生頃/パパ大好き、時代の娘。)に見えたんでしょうね。居酒屋で隣の席のおじさんに普通におごっていただけることが何度もありました。「娘もこんな可愛い時代があった」だそうで。理想の小学生のような娘とウィスキーを飲む会(笑))

しかし、この仕事を始めてから、今までの「おじさん」「おばさん」から、「人生の先輩」と認識できるまで、年をとるってことは素晴らしいということに何度も気づかされました。おじいちゃん、おばあちゃんはつえをついてよぼよぼしている存在から、知識をもった、歴史を作ってきた人であるということを何度も認識させられました。

#もちろん、同時に「こういう大人だけにはなるまいぞ」と何度も思ったことも事実ですが。

歴史は常に試行錯誤です。正しい、正しくないはありません。ただ、そこにすべての人が関与してます。もちろん、私も。素敵老人も非素敵老人も、みんなで歴史を作っている。なので、高齢者の意見を必要としない、ということは非常にもったいない。

ただし、素敵老人は多くありません。素敵独身男子と同じくらい発掘するのが難しい(笑)。しかし、存在します。大好きです。愛してます。時折胸キュンもします。すごく素敵な年の取り方をしたなあ、こうなりたいなあ、と話す度に思います。酔っぱらうと隙あらば腕とか組んで歩いちゃいます。

やや素敵老人は結構多いです。お話も面白いです。時折、「古いなあ」と思うことはあっても、素敵だと思います。申し訳ないですが、あまり胸キュンはしません。

歴史は繰り返しているので、老人を排除するということはどの時代でもあったことです。
しかし、敢えて老人に向かうというのもとても楽しいものですよ。

多くの高齢者が+くすっと。で毎日を過ごせること。それが弊社のミッションです。
(爆笑ではなく、くすっと、な感じがいいのです。眠る前に、お布団の中でくすっと。が最高。)

そして、それをみた若者が、未来に希望を持てること。

「若い子は自分の話を聞いても詰まんないだろう」と思っている素敵老人の多いこと!
ぜひ、お近くのご老人に、話を聞いてみてください。それが素敵老人であることを祈っています。100人話せば、1人くらい超素敵老人がいるはずです。(だって、600人以上あって、素敵老人認定って10人!って結構多いかも。)

老人は、思っている以上にナウでヤングでワクワクですから。

ということで、毎度のことながら乱文失礼しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

エイプリルフール

半年前くらいから企画してたのに、3月いろいろあってできませんでした・・・
皆さん、うそつきましたか?

今日の気になるニュース。

全国の引きこもり2500万人、最多は65歳以上─大学調査で判明

就職も通学もせず屋内に閉じこもってくらすいわゆる「引きこもり」(中略)推計でおよそ2500万人が引きこもりである計算になる。(中略)引きこもりになった原因は「定年」「体力の限界」など本人の努力不足であるもの(後略)

今日も明るく老いていきましょう。
人生は今が一番若いのですから。
おれおれ詐欺にあいそうになったらあれあれ主義でごまかしましょう。
それでは今年度も宜しくお願い致します。

#ネタが古くてごめんなさい。と思ったら、2月のネタでしたか。随分最近のネタでしたね。と、カラオケで光GENJIと学生時代(ペギー葉山)を歌う私が言う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

わからない。ということ

相手が解っていないということを認識するのはとてもとてもとてもとても難しい。
少し日にちをあけて現場に入ると
解っていない人に、説明をするのはとても大変だ!と毎回思う。

わかっている人が想像する以上に、解っていない人と解っている人は住んでいる世界が違う。
住んでる星が違う。


たとえば、ソフトウェアの概念が、まずない。
ワードを起動して[ファイル]→[開く]をクリックし、エクセルを探そうとする。
そんなことは 日常。

ファイルとフォルダの概念が、ほとほとない。
たとえばワードを立ち上げて新規保存、それが、なぜか、デスクトップでフォルダを作っていることなんて結構ザラ。これは今あった話。

たとえば、勝手に自分で答えを作って納得する。これは昨日あった話。
Hotmailのログイン画面でメールアドレスを入れ、Enterキー。
エラーが出る。「パスワードを入れてください」
「なるほど、次はパスワードね」それがエラー画面とは彼は気づかない。(そういう意味では秀逸)
まあ、いいんだ、できたから。

例えば、コードなんかも大変。
パソコンを持ち込まれる方に「どのコードを持ってくればいいか」と聞かれ、パソコンからコンセントにつながっているコード、と指示をしたらADSLモデムのコンセントとなぜか電話コードをご持参なさった。

どれも「あるあるー」というコネタであるが、これが日常となると大変である。
ちなみに、私はパソコン以外の機械に弱くて、ビデオとか録画が出来ない。というよりも、人生におけるテレビの比重が限りなく低いため、テレビなど無くても生きていける。で、我が家のテレビ。先日、DVDを見る機械を買いなおして、裏に入って色々配線をいじったら、テレビが映らなくなった。あはは。あはは、で済まされる家で良かった。
半年以上経つが、いまだにテレビが映らない。わからないから、やりたくない。いつか妖精みたいなのが現れて勝手に直してくれるんじゃないかと心の中で思っている。たぶん、シニア層とパソコンもそんな感じ。

解る人にとって、解らない人のことはなかなか理解がしづらい。
昔、ISDNを我が家に導入したとき、説明書を読んでも意味が解らなくて、自分ではつなげていると思っていたら、まだダイアルアップでつないでいたらしい。我が家にチェックしにきてくださった関係者が呆れていた。「君は物理的な線をつないだだけでISDNにつながるとでも?」当時は詳しくなかったので「なんて嫌味な人なんだろう」と思っていたけども(すみません。)今になると解る。解る人には解らない人の思考回路が解らない。(ちなみに、当時はパソコンも得意じゃありませんでした。昔々のお話。)

解る人が解らない人を理解するためには観察するより他にない。
解らない、ということがどういうことかは見るしかない。
見て、感じて、はじめて「うぉぉ。解らないってこんな感じなんだ!」と気づくのが大切なんじゃないかと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シニアと携帯と

シニア層、特に女性のパソコン離れが激しい。

コミュニケーションツールとして多少もてはやされたパソコンが、コミュニケーションツールとしては携帯に取って代わられている。
確かに、観光地に行けばおばちゃま方が皆両手で携帯を使っている。
「どこの女子高生か!」と突っ込みたくなるが、時間はかかっても携帯でメールを送る。
特に内容なんて無い。「ここに来ている」「花が咲いている」そんな感じ。
ただ、おしゃべりの場所が携帯になっただけ。
パソコンでは面倒くさいことが、携帯なら簡単。
持ち歩きのできるコミュニケーションツール。

#まあ、その辺は弊社のコミュニケーション調査にも書いてあるので、そちらをご参照いただければ幸いですが。

携帯サイトのタスクテストをしたときに、あまりにもみなが出来るので驚いた、という話をずいぶん前に書きましたが、実際、ウェブサイトのタスクテストより携帯サイトのタスクテストのほうが達成率がはるかに高い。
はるかに高い、というか、ウェブだと4割タスクが達成できれば(設定したタスクにもよりますが)「おおー、すばらしーサイトじゃないか!」とスタッフと3分ほど喜びのステップを踏むのですが、携帯はそれが8割近かった。喜びのステップというより、喜びのバンジージャンプ。って感じです。(高所恐怖症なので、したことないですけど)

先日、その話を某K氏にしていて、その方が「へー。シニア層は携帯のほうが見やすいんですか」と驚かれたのがとても印象的だった。(色々とお話させていただいてありがとうございました。公開感謝状(笑))

「画面が小さいから、迷わなくて済みますもんね」という話をして、良いたとえが無かったので、そのまま話が進んで言ったのだが、今朝、通勤電車の中で、ふとそのことを思い出して

「そうか~、例えば、ウェブというのは渋谷の雑踏で、一杯かっこいい人がいるかもしれないから目がきょろきょろしちゃうけど、例えば、そうね、異業種交流会という名の合コンパーティなら、素敵な人を探さねばとめまいがしそうなほどに頭を振りそうだけど、2対2の合コンなら選ぶ範囲が少ないか・・・携帯ってそんなイメージか・・・・」


と、つらつらと考えていた。

余談ですが、
そんなことを考えていたら、突然目の前の男の子に声をかけられた。
「知っている人にすごい似ているんですけど。」

まじまじとその人の顔を見たら、10年前に行ったインドで知り合った人だった!バラナシのドミトリーで一緒だった人でした。

うわあ、びっくりしたなあ。もう、うわーうわー。と繰り返してしまうほどに。

って、10年前から顔変わっていないのか・・・それも乙女心的に少し微妙でした。
忘年会シーズン、お体にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)