或る休日

昨日、小学校時代の先生(シスター)に19年ぶりに会いに行った。
#先生は修道院に住んでいらっしゃるので、現在は先生をしていなくても会うのが容易なのです(なのに19年もご無沙汰・・・)

修道会の集まりがあったこともあり、そこにはたくさんのご妙齢なな方々が。
シスターがいろいろな方に私を紹介してくださる。

「マミチャンは教え子で、今、コンピューターの会社しているのよ」
よく解らないが、パソコン教室もパソコンメーカーもウェブ制作もシステム構築も、たぶん知らない人にとってはすべて「コンピューターの会社」。まあいいやと「まあそんなもんです」とにっこり。

そうしたらそこにいた方が突然近寄ってきた。
「ねえ、ひとつ解らないことがあるの。いろいろなものをインストールするでしょ?その時にウィンドウズアップデートはできたけど、マイクロソフトアップデートができなくて、プロバイダに電話して送ってくださいと言ったのに、言っていることがよく解らないの。プロバイダを変えたほうがいいのかしら。」

私にもわからない。一瞬、どうしようかと思った。まず、解ることはプロバイダが原因ではない。
「ウィンドウズアップデートはできているんですよね?」
「そうよ」

Microsoft Update(マイクロソフト アップデート)はマイクロソフトが提供するWindows、Microsoft Officeなどのソフトウェア、およびデバイスドライバのダウンロードと更新を行うためのウェブサイトである。主にセキュリティ更新やバグ修正等が行われる。

Windows Update(ウィンドウズ アップデート)はMicrosoft Updateの機能のうちWindows関連のみに限定されたものである。具体的にはWindows自身やWindowsに含まれるソフトウェア(Internet ExplorerやWindows Media Playerなど)、デバイスドライバの更新を行える。

2006年7月から、Windows UpdateはWindows XP及びその後継のOSの標準の更新サービス、Microsoft Updateはオプションのサービスという扱いになった。★Byウィキペディア

頭の中にウィンドウズアップデートとマイクロソフトアップデートが違うものだという知識が入っていればよかったのに、生憎入っていなかったため、解ることはプロバイダではない、ということだけだった。あとは、OfficeUpdateのことかな、とも。

とりあえず、メールアドレスと住所と電話番号を渡し、連絡をいただければこちらから調べてメールをすると返答。
「ありがとう、使えなくなりますよって言われてどうしようかと思っていたの」
(使えなくなる?アクティベーションがまだなのか?)

そうしたらその会話を横で聞いていたシスター。
「すごいわね、○○さん、パソコンすごいできるじゃない。インストールとか言って、すっごい解っているのね」
「そんなことないわよー」

と、のほほん系の会話が続いたのだが、私は混乱した頭を抱えながら、ああ、インストールって言葉の響きってかっこいいよね。と思っていた。

シスターと二人に戻り、話していたらシスターが突然「私、スーパーモーニング覚えたいのよね・・・?あれ?スーパーモーニングだっけ?あの、みんなの前でしゃべる時にスライドとかで見せるの」

「・・・パワーポイント?」

パしか合ってない。

カタカナか、たくさんカタカナが出てくるとどれにどれを結びつければいいのか解らないのか。。
ちなみに、シスターは英語は日常会話、スペイン語ももちろん日常会話程度なら問題なく話せる・聞ける方である。それでも慣れない言葉というのは難しく感じるんだなあ。そのほかもいろいろな方からの即席質問会のような状態で、言葉の問題はとっても大きいのかもしれない、とつくづく感じた。

そんな、休日でした。小話、以上。

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私は高齢者が好きです宣言

好きじゃなくちゃやってられない仕事だとは思いますが。

これは独り言に近い宣言です。
キレる老人をとりあげて、そういうネガティブな面に乗ってしまった自分の言い訳タイムです。

私は、人生の先輩として高齢者を尊敬しています。
高齢者が頑張る姿を見て、自分自身もがんばらねばと思いますし、自分の未来を安心できます。
ああいう高齢者になりたい、ああいう高齢者にはなりたくない、うちの職場ではそれを実感できるだけでも十分に素敵な職場だと思っております。自分の50年後の指針ができます。

高齢者の方と普通に話せる、昔の事を聞ける、古いものはあっても、私は改善の中に歴史があると思っております。温故知新という言葉があるように、古いこともきちんと知って、イクナイ歴史を繰り返さないようにする、ということも必要だと思う。

昔から実際、めっちゃおじさんにもてまくってました。(私は童顔なので、たぶん理想の娘(小学生頃/パパ大好き、時代の娘。)に見えたんでしょうね。居酒屋で隣の席のおじさんに普通におごっていただけることが何度もありました。「娘もこんな可愛い時代があった」だそうで。理想の小学生のような娘とウィスキーを飲む会(笑))

しかし、この仕事を始めてから、今までの「おじさん」「おばさん」から、「人生の先輩」と認識できるまで、年をとるってことは素晴らしいということに何度も気づかされました。おじいちゃん、おばあちゃんはつえをついてよぼよぼしている存在から、知識をもった、歴史を作ってきた人であるということを何度も認識させられました。

#もちろん、同時に「こういう大人だけにはなるまいぞ」と何度も思ったことも事実ですが。

歴史は常に試行錯誤です。正しい、正しくないはありません。ただ、そこにすべての人が関与してます。もちろん、私も。素敵老人も非素敵老人も、みんなで歴史を作っている。なので、高齢者の意見を必要としない、ということは非常にもったいない。

ただし、素敵老人は多くありません。素敵独身男子と同じくらい発掘するのが難しい(笑)。しかし、存在します。大好きです。愛してます。時折胸キュンもします。すごく素敵な年の取り方をしたなあ、こうなりたいなあ、と話す度に思います。酔っぱらうと隙あらば腕とか組んで歩いちゃいます。

やや素敵老人は結構多いです。お話も面白いです。時折、「古いなあ」と思うことはあっても、素敵だと思います。申し訳ないですが、あまり胸キュンはしません。

歴史は繰り返しているので、老人を排除するということはどの時代でもあったことです。
しかし、敢えて老人に向かうというのもとても楽しいものですよ。

多くの高齢者が+くすっと。で毎日を過ごせること。それが弊社のミッションです。
(爆笑ではなく、くすっと、な感じがいいのです。眠る前に、お布団の中でくすっと。が最高。)

そして、それをみた若者が、未来に希望を持てること。

「若い子は自分の話を聞いても詰まんないだろう」と思っている素敵老人の多いこと!
ぜひ、お近くのご老人に、話を聞いてみてください。それが素敵老人であることを祈っています。100人話せば、1人くらい超素敵老人がいるはずです。(だって、600人以上あって、素敵老人認定って10人!って結構多いかも。)

老人は、思っている以上にナウでヤングでワクワクですから。

ということで、毎度のことながら乱文失礼しました。

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エイプリルフール

半年前くらいから企画してたのに、3月いろいろあってできませんでした・・・
皆さん、うそつきましたか?

今日の気になるニュース。

全国の引きこもり2500万人、最多は65歳以上─大学調査で判明

就職も通学もせず屋内に閉じこもってくらすいわゆる「引きこもり」(中略)推計でおよそ2500万人が引きこもりである計算になる。(中略)引きこもりになった原因は「定年」「体力の限界」など本人の努力不足であるもの(後略)

今日も明るく老いていきましょう。
人生は今が一番若いのですから。
おれおれ詐欺にあいそうになったらあれあれ主義でごまかしましょう。
それでは今年度も宜しくお願い致します。

#ネタが古くてごめんなさい。と思ったら、2月のネタでしたか。随分最近のネタでしたね。と、カラオケで光GENJIと学生時代(ペギー葉山)を歌う私が言う。

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わからない。ということ

相手が解っていないということを認識するのはとてもとてもとてもとても難しい。
少し日にちをあけて現場に入ると
解っていない人に、説明をするのはとても大変だ!と毎回思う。

わかっている人が想像する以上に、解っていない人と解っている人は住んでいる世界が違う。
住んでる星が違う。


たとえば、ソフトウェアの概念が、まずない。
ワードを起動して[ファイル]→[開く]をクリックし、エクセルを探そうとする。
そんなことは 日常。

ファイルとフォルダの概念が、ほとほとない。
たとえばワードを立ち上げて新規保存、それが、なぜか、デスクトップでフォルダを作っていることなんて結構ザラ。これは今あった話。

たとえば、勝手に自分で答えを作って納得する。これは昨日あった話。
Hotmailのログイン画面でメールアドレスを入れ、Enterキー。
エラーが出る。「パスワードを入れてください」
「なるほど、次はパスワードね」それがエラー画面とは彼は気づかない。(そういう意味では秀逸)
まあ、いいんだ、できたから。

例えば、コードなんかも大変。
パソコンを持ち込まれる方に「どのコードを持ってくればいいか」と聞かれ、パソコンからコンセントにつながっているコード、と指示をしたらADSLモデムのコンセントとなぜか電話コードをご持参なさった。

どれも「あるあるー」というコネタであるが、これが日常となると大変である。
ちなみに、私はパソコン以外の機械に弱くて、ビデオとか録画が出来ない。というよりも、人生におけるテレビの比重が限りなく低いため、テレビなど無くても生きていける。で、我が家のテレビ。先日、DVDを見る機械を買いなおして、裏に入って色々配線をいじったら、テレビが映らなくなった。あはは。あはは、で済まされる家で良かった。
半年以上経つが、いまだにテレビが映らない。わからないから、やりたくない。いつか妖精みたいなのが現れて勝手に直してくれるんじゃないかと心の中で思っている。たぶん、シニア層とパソコンもそんな感じ。

解る人にとって、解らない人のことはなかなか理解がしづらい。
昔、ISDNを我が家に導入したとき、説明書を読んでも意味が解らなくて、自分ではつなげていると思っていたら、まだダイアルアップでつないでいたらしい。我が家にチェックしにきてくださった関係者が呆れていた。「君は物理的な線をつないだだけでISDNにつながるとでも?」当時は詳しくなかったので「なんて嫌味な人なんだろう」と思っていたけども(すみません。)今になると解る。解る人には解らない人の思考回路が解らない。(ちなみに、当時はパソコンも得意じゃありませんでした。昔々のお話。)

解る人が解らない人を理解するためには観察するより他にない。
解らない、ということがどういうことかは見るしかない。
見て、感じて、はじめて「うぉぉ。解らないってこんな感じなんだ!」と気づくのが大切なんじゃないかと思う。

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シニアと携帯と

シニア層、特に女性のパソコン離れが激しい。

コミュニケーションツールとして多少もてはやされたパソコンが、コミュニケーションツールとしては携帯に取って代わられている。
確かに、観光地に行けばおばちゃま方が皆両手で携帯を使っている。
「どこの女子高生か!」と突っ込みたくなるが、時間はかかっても携帯でメールを送る。
特に内容なんて無い。「ここに来ている」「花が咲いている」そんな感じ。
ただ、おしゃべりの場所が携帯になっただけ。
パソコンでは面倒くさいことが、携帯なら簡単。
持ち歩きのできるコミュニケーションツール。

#まあ、その辺は弊社のコミュニケーション調査にも書いてあるので、そちらをご参照いただければ幸いですが。

携帯サイトのタスクテストをしたときに、あまりにもみなが出来るので驚いた、という話をずいぶん前に書きましたが、実際、ウェブサイトのタスクテストより携帯サイトのタスクテストのほうが達成率がはるかに高い。
はるかに高い、というか、ウェブだと4割タスクが達成できれば(設定したタスクにもよりますが)「おおー、すばらしーサイトじゃないか!」とスタッフと3分ほど喜びのステップを踏むのですが、携帯はそれが8割近かった。喜びのステップというより、喜びのバンジージャンプ。って感じです。(高所恐怖症なので、したことないですけど)

先日、その話を某K氏にしていて、その方が「へー。シニア層は携帯のほうが見やすいんですか」と驚かれたのがとても印象的だった。(色々とお話させていただいてありがとうございました。公開感謝状(笑))

「画面が小さいから、迷わなくて済みますもんね」という話をして、良いたとえが無かったので、そのまま話が進んで言ったのだが、今朝、通勤電車の中で、ふとそのことを思い出して

「そうか~、例えば、ウェブというのは渋谷の雑踏で、一杯かっこいい人がいるかもしれないから目がきょろきょろしちゃうけど、例えば、そうね、異業種交流会という名の合コンパーティなら、素敵な人を探さねばとめまいがしそうなほどに頭を振りそうだけど、2対2の合コンなら選ぶ範囲が少ないか・・・携帯ってそんなイメージか・・・・」


と、つらつらと考えていた。

余談ですが、
そんなことを考えていたら、突然目の前の男の子に声をかけられた。
「知っている人にすごい似ているんですけど。」

まじまじとその人の顔を見たら、10年前に行ったインドで知り合った人だった!バラナシのドミトリーで一緒だった人でした。

うわあ、びっくりしたなあ。もう、うわーうわー。と繰り返してしまうほどに。

って、10年前から顔変わっていないのか・・・それも乙女心的に少し微妙でした。
忘年会シーズン、お体にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

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若い男の子

「私は、若い男の子が好きなのよ」


あ、私の台詞ではありません。
もちろん、私だって若い男の子が大好きです。
甥っ子(8)ほど若いと体力がなくなりますが・・・(この間もおんぶさせられて次の日筋肉痛。なんて虚弱体質。というより、なぜ私が中学に入ったときの体重と8歳の彼の体重が同じなんだ?)

とはいえ、件の台詞は私から発せられたものではない。
68歳の女性から発せられたものである。

とある会合で、たまたま若い男の子(若いといっても30歳代)とその方が一緒になった。
他にも若い方(といっても50歳代)もいらしたのですが、その方たちは彼女、眼中無し。彼女の周りの同じような年代もそんな方たちは眼中無し。

「たまにね、主人のお友達と出かけるんだけど、じじいばっかでイヤなのよね!」

お、おねえさま、そんな毒をはかなくても・・・

「若い男のこの方がいいわよ!私は若い子の方が話が合うの。」

しかし、その若い男の子が話をがんばってあわせているということは知らない。

シニアの、所謂「アクティブ」な人の感覚ってそんな感じ。自分は30歳代の若い男の子たちといて少し年上だけども感覚は変わらないと信じている、信じているというよりか、それが普通だと思っている。

もちろん、同い年の方が落ち着くという人もいる。
そんな若い方とお話しするなんて、という人もいる。
男の子と話すのはイヤだから女のこの方が話しやすいという方もいる。

しかし、所謂「すごく元気で遊びまわってて」という方は、そういうオキャンな感じがする。

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なんでもできる。

なんと、風邪を引いてしまったようです。
オバカじゃないことが証明されたようです♪
みなさまもくれぐれもお身体にはお気をつけください。

さて、昨日いらしたIさん。
御年70過ぎだろうか。

「ぼかあ、パソコンなんてなんでもできるんだよ」

たまたま接客していた私。

「はあ。」

「IT講習会も行きまくってねー」

「なるほどー」(以下相槌略)

「家にパソコンも6台あって、XPも98も使っていて、エクセルも、ワードも何でもやってきた。」

「でもねえー。なーんにも覚えてないんだよね」

。。。。。そうっすか。そういう落ちっすか。15分、どれだけパソコンが使えるか、ずーっと話していて、最後はそれっすか。

まあ、いいでしょう。まあよしとしましょう。

で、そこから話し込むこと15分、結局ご入会されたのですが(私の接客の入会率は高いー♪)
なんだか、砂を掴んでるみたいだ。

うちのスタッフと昨日食事に行って(今日の体調不良は呑みすぎではないです。殆ど呑んでないので)「本当に面白いくらい忘れますよね」「女性は学ぶ、というより、一連でやっていて面白いことだけ繰り返す感じ」「男性は些細なことにこだわるけど肝心なことを覚えないよね」

と、そこでひたすらシニア話で盛り上がった。

「この間びっくりしたんっすけど、デジカメで撮った写真見せてもらったら全部新聞記事だった!」

そんなんではしゃいだからか?今日の体調不良は・・・・。

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年を取るとどうなる?

打ち合わせの席で、時折聞かれる。
「モリさん、僕は年を取ったらどうなるんでしょう。」

私は占い師ではないし、人生相談役でもないので、正直解らない。

自分でもどういうシニア層になるかはわからない。今の運動のしなさ加減だと60歳くらいになると足腰にガタが来て、足腰にガタが来ると出歩くのが億劫だからまあ、家の中にいるだろう。新しいことに挑戦しよう!という気概を持っていられるだろうか、年をとって、「できないできない、私は年だから」を繰り返すと若者から引かれるので、できればそういうことを言わないようにしよう、「しちゃいけない高齢者像」や「なりたい高齢者像」を考えながら、一歩一歩老化に進んでいる。若者曰く「僕はきっと70歳になっても新しい人たちと交わっていると思う」というが、どうだろう、と冷静に考える。たぶん、今の60歳だって、そう思っているはずだ。私が不安なのは、今のシニア世代には演歌があってカラオケで歌いやすいが、私たちの世代はアップテンポの曲ばかりだ。高齢になったら歌えない。テンポがついていけない。「あのコロはあれが歌えたのに」といって歌う歌がなくなってしまうのではないかと常に思っている。


年を取って丸くなるんじゃないか、とか、年を取ると聖人になるんじゃないかとか、仙人になるんじゃないかとか聞かれることがある。しかし、実際に毎日毎日シニア層に会っていると、そうかな???と思うことのほうが多い。

「私って、本当に気が使えるのよね。」と某シニア層が言う。「私って不思議ちゃんよね」という女性ほど怖いものはないが、「私って気が利くのよ」というシニア層ほど怖いものはない。ご本人の評価と他人の評価が違うことは多い。

自分のことは意外と自分で見ることが出来ない。昔、小学校のころ、シスターが言っていたことに、「人間には5つの側面がある。自分しか知らない自分、他人しか知らない自分、誰も知らない自分、誰もが知っている自分、そして神様しか知らない自分。」(クリスチャンの学校だったので。)自分しか知らない自分は得てして自分を飾るし、他人からの評価を得て、まるで思春期のように「本当の私はこうなのに」と思うことも多いのではないかと思う。

自分は周囲に気を使うのよ、というおばちゃんが、レストランで割り込みをしていたり、最近の若い子は、とぼやいているおじさんが電車の中でがなりたてるように電話をしていることもある。年を取るからといって聖人君子になるわけじゃなし、すばらしい人になるわけでもなし、長老になるわけでもない。普通に一人の男性を巡って言い争いをすることもあるし、肩書きで見栄を張りあうこともある。もちろん、ものすごく気遣いが出来て、気持ちのよい人もいらっしゃるが、所謂年を取って「鈍感力」が発達するのかもしれない。

つまり、何をいいたいかというと、シニア層=年を取って丸くなるとかいう神話とか、成熟したとか言うサービスを提供していると痛い目にあいます。ということ。彼らは、私たちの未来なんですから。しかし、ご本人たちが気を使っていると思うこともありますので、そこは気づいて、「お気遣いありがとうございます」と先回りすることも重要で。

しかし、シニアビジネスをしていて、私たちはなるべき、ならないべきシニア層を見ることができる。核家族化が進むとそれが解らないんじゃないかと。私もシニアビジネスを始めるまで、おばあちゃんは聖人君子だと思っていた。「はい、おばあちゃん、よくできました」という世界が通じるんじゃないかと思っていた。でも、実際はそうじゃなかった。年を取ったら気前よくなろうとか、一歩引いて動こうとか、なんとなく、目指すものが出来てきた。目指すものがなかなか身近にない今、今の若者がシニア層になったらどうなるんだろうと、時折思う。

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当たり前のことが難しい。

とあるサービスを利用しているNさん(75歳)
自宅にはパソコンを持っていなかったため、とある会員制サービスを使うのには顧問をしている会社のパソコンしかなかった。(顧問が会社でそんなことやっていていいの?という突っ込みはおいといて)

ところが、自宅にパソコンが来た。

おお、これは会社ではなくて自宅でも見れる!会員制サービスのIDはメールアドレスだ。ということはつまり、自宅では使えないではないか!ということで、某事務局に頼んで会員IDであるメールアドレスの変更を依頼した。

「自宅のパソコンでもIDだけだったら会社のアドレスを入力すればいいじゃん」というのは「出来る方」の発想。1台につき、1アドレスだと思っている人は多い。パソコンを買えてメールアドレスを泣く泣く変える人もいる。1台につき1メールアドレスだと思っているから。もちろんそのときにはアドバイスしてメールアドレスは変えないように言うのですけど。

「ん?依頼しないとメールアドレスが変更できないの?」というのも出来る方の発想。「変えるということはすべてえらいところを通さないとできない」とかたくなに思い込んでいる。メールアドレスが変わるともう1アカウント取る人もいる。前のものが使えなくなるとかたくなに信じているからだ。

そして、事務局にIDを変更してもらったNさん、自宅で喜んでそのサービスを使っている。

しかし、気づいた。


「僕は会社に行ってもそのサービスが使えないじゃないか」

(いや、会社ではサービス使わないほうがいいのでは)というのは野暮な突っ込み、困ったNさんは当社に連絡をしてきた。

「僕は会社でも自宅でもそのサービスが使いたい。しかし、メールアドレスは自宅のものである。どうしよう。二つ自分がそのサービスを使うべきか否か。それでなくても僕はパソコンが得意ではないのに二つも登録したらよく解らなくなってしまう」切実に問い合わせが来た。

メールアドレスはただの識別するための番号で、背番号みたいなものなので、どこにいっても大丈夫ですよ。会社でもご自宅のアドレスを入力してログインしてみてください。

と伝えると「本当?信じていいの?」


「信じてください。」


ケッキョク、半信半疑ながらログインできたようだ。それ以来あたふたした問い合わせがこないから。

IDをメールアドレスにすると間違いが少ないのでシニア層には好かれる。ID名を覚えていないことが多いからだ。かくいう私はシニアではないが、いろいろなところに登録して、登録するたびにID名を忘れてしまう。

しかし、メールアドレスをIDにすると、時折メールアドレスを変えたりすることで混乱を引き起こしてしまうこともある。

若者にとって、いや、使える人にとって、メールアドレスというIDがあるのは自然だし、ウェブメールの概念なども問題なく把握できる。しかし、使えない人にとって、ネットの概念が頭に入っていない人にとって、そういうできる人の「当たり前」がすごく難しくて、さらに、できる人が「さぞかし当たり前」のように話すと自分だけ解らないのかと孤独感を感じてしまうこともあるのである。

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シニアとネーミング

私は基本的に大雑把な正確なので細部はあまり見ない。

シニア層は細部から入る。ウェブサイトでも、「ウェブサイトを見てください」というと、なんでこんな妙なところを指摘するんだろうと時折思う質問をされる。例えば、「この日本語変じゃない?」とかも含まれる。ちょっとしたことで解らなくなったり、見栄を張ったりする。ちょっとしたプライドを傷つけると、若者よりも防衛本能が働く。すごく繊細で、すごく細かい。プライドが高い。周りから抜け出ることも嫌いだが、負けるのも嫌い。だから、細かい。
「まみちゃんはバリバリ働いてるけど、あの子は結婚したからね」という「仕事とワタシ、どっちが大事」みたいな競争をワタシに投げかけてくる。同質でありたいが故に、差に対して敏感である。65歳くらいまで妙な優劣をつけたがる。まあ、人間なら誰しもですけど。


なのに、自分で何かを検索したり、入力するときには、同一人物かと思えるほど大雑把である。

今日のMさんは、最近始めたばかりなのだが、「一時期」という文字をうとうとして「ねえ、もりさん、イチって打つのめんどうだから、-でもいい?」とハイフンをさしてきた。いや、そりゃ文字に失礼だろう。

「それって、砂糖取るの面倒だから、同じ白だからいいやと思って塩を掛けるようなものじゃないですかね。」と全うに反論すると「そうか、やっぱりイチって打たなくちゃだめか、面倒だな。」と仰る。

Kさんは検索をしながら「これぐらいいいんじゃない?」と小さい「つ」とかを平気で無視する。「それって、ダイヤってうとうとして「タイヤ」って打ってるようなもんですよ。見た目は同じですけど、もらって嬉しいのと売って価値があるのはダイヤですよね。」とこれまた全うに反論する。「そりゃそうよねー。納得したわ。」

画面で細かいものを確認するのはシニアにとってとてもとても苦痛である。
さらに、しゃべり言葉と入力する言葉が違うというのも問題である。江戸っ子は「しこうき」で変換しようとするし。(飛行機のこと)

入力ミス、というよりは、基本気にしない、という姿勢について時折私は本当に感動するのである。
だから、シニア向けに商品を開発するときに難しい言葉とか、わかりづらい言葉だと「うわー、なんかかっこいー」という意見は出ると思うけど、誰も検索はできない。という意味で、大人の休日はすばらしいネーミングだと思う。

今日のまとめ

検索されたいシニア向けサービスならば、
1)カタカナはできる限り使わない
2)思い出せる・想像しやすい言葉にする
3)複雑ではない言葉にする
4)短い言葉にする。駄洒落も万歳
5)シニア層がかっこいい!ということばを信じない。(得てしてその場のノリが多い)

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できる、わかる。

リンクを張ってくださった方が、こんなことを書いていらした。

リアルお仕事で、物流は三人のシルバーが動かしています。出荷量が少ないので、働ける内は働きたいシルバートリオが短時間づつ遣り繰りしておられます。

 このトリオ、パソコンは一応使えるのですが、腕前がどんなもんなんだかさっぱり掴めません。

 一般にパソコンが使えるレベルと言うのは画一の段階がなくて、個性に近いのではないかと思います。一定の基礎学習をしたわけではなく、必要な部分だけをその都度独学で習得していますので、どのアプリケーションも歯抜け状態で使えるところだけを使っています。


イトヘン業界の片隅から

うちのスタッフと爆笑しながらブログを拝見させていただいた。「解る解る!!」

当社にも再就職のためにパソコンを習得される方がたくさんいらっしゃいます。
先日いらした方は「とりあえず、エクセルは触ったことがないけど明後日から仕事だから、エクセルについて説明してほしい」
エクセルの基本的なことを学習していただき、文字の入力、消し方などなど、本当に基本的なことを覚えて「私、エクセル、できるっていっちゃったし。テヘッ」と教える側としては真っ青になるようなことを言い残して仕事場に向かわれた。

このブログを読んで、昔々、シニア層に対してエクセルを利用したアンケートをとったことがあったことを思い出した。
もともとはシニア層がターゲットではなく、もう少し若い45歳くらい前後の方がターゲットだったのだが、彼が「僕はエクセルが使えるから大丈夫だ!」とクライアント様を説得し、説得し、説得しまくって、アンケート対象になったのだ。(ちょっと特殊な仕事でした)

全員に私が作ったエクセルアンケートシートを配る。
どんなにいたずらされても狂わないように、ロックを掛け捲る。
実は隠しシートに計算式が埋め込まれていて、それがすべてきたときに合体さえすればそのレポートの概要は出来上がるという、気合をこめた代物だった。説明書も完璧にした。「セル幅などは変えられないので変える必要はありません。」などと説明書に記載した。そして最後に「このシートは集計しやすい形になっていますので、いじらないように、くれぐれもいじらないように」と記入して、全員に送る。

全員から結果が上がってきた。皆さん、言いつけを守ってくださって、それはそれはさくさくと仕事が進む。
しかし、その該当シニアのシートになった瞬間、計算がおかしくなる。

「なんじゃこりゃ?」

埋め込んだ計算式は全部消えている。というか、列とか行とかも最初に提供したものと違う。
そのセルには他の言葉が入らないように入力規則もかけているにもかかわらず、関係ないものが入っている。

なぜだー。なぜだー。

よくよく見ると、彼、「エクセルが使える」が故に、アンケート用紙を作り直したらしい。どうも、セル幅とか、自分のいにならないのが悔しかったらしい。まったく同じ形に整えて出してきてくれた。そんな手間をかけるならなぜ、私が提供したシートを使ってくれなかったのだ。と、パソコンの前で呻く。

時折、エクセル埋め込み型のアンケート用紙をまわすと、こういうことがおきる。どうも、いじれないことに対して「いじりたい魂」が疼くらしい。
しかし、本当にエクセルが解っているというのであれば、後の処理が大変なことも解ってほしかった。

そこまでできるのが能力なのか、直しちゃうのが素なのか、はたまた嫌がらせなのか、私には全くわからなかった。

ただ、「使える」という言葉はシニアにおいて、いや、シニアだけじゃないですけど、得てして大歓迎という内容ではない、ということを、このブログを読んで思い出しました。
ありがとうございました。

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ウィンドウズの終了

現在、新校舎開校のために大分に来ているのですが・・・

最初の練習部分で電源を入れる、切るの練習・・・


そこにいらしたおばちゃん

「あー、しっとるよー、しゃうとだうんちゅうやつやろー」


叫んでどうする。

大分の中心で電源を叫ぶ。

以上小話でした。

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今日のこばなし

こんな商売をしていると、色々なことに驚かなくなる。
受信トイレがさぁと言われようと、ウィンドウズ86と言われようと、アベベかと思ったら(古!)アドベと言われようと、ポロショップと言われてなんだと思ったらフォトショップだったりしても、結構驚かない。私が驚くのは白馬の王子様が本当に白馬に乗って現れたときだけ。道交法違反で良くつかまらなかった!ってビックリすると思うから。

さて。
ご主人の経営する会社はネットでの申し込みがメインだというN婦人(68歳)。
パソコンは生活するのに欠かせないものである。特にインターネット。これがなければご商売が出来ない。

Nさんのご主人経営する会社のウェブサイトのSEO対策とかを手伝ってあげているため、ご主人の会社を手伝っているN婦人とはだいぶ仲が良く、NさんからSEO以外のことでも電話がかかる。

今日は「忙しいところごめんね」といいつつ、パソコンがカナ入力になってしまった、というSOSの電話であった。

パニックを起こしている人に説明をさせるのは大変である。
それも5秒に1回「忙しいのにごめんね」を連呼するものだから、話が途切れて困る。ごめんねを言う度にNさんの集中力が切れる。

「あのお、とにかく、落ち着いてください・・・」と言う私。

「すずきさんにメールを出したいのに「す」、ってうったら「と」がでてくるのよ!」

完全なかな入力である。

「では、時計のところを右クリックして・・・」と言語バーを出そうにも、パニクッて横に出るメニューがどうしても操作ができない。マウスが乗っかってくれないのである。

とりあえず、言語バーの場所を探して欲しかったので、画面のアプリケーションを全て閉じるようにと指示したら「あ、電源切っちゃった!」一時が万事、そんな感じである。「ソフトを閉じるってコトは電源を切るってことじゃないの?」「うーん・・・」

言語バーはどうやっても見つからないので、最終手段、Ctrl+F10で言語バーのショートカットメニューを出す。「」シーティーアールアイのキーボードね!」と彼女が仰ったが、もうそれもスルーである。突っ込むエネルギーは余っていない。

四苦八苦の説明の上、言語バーの「プロパティ」を出すことに成功する。私のエネルギーはとっくに切れているし、ウルトラマンだったらぶっ倒れてる。

N婦人「きゃああああああ」
私「どうしました・・・」
N婦人「私が、たくさんいじったからひらがなにチェックが入ってる!かな入力にもチェックが入っている!チェックが外れない!!!」

私(??プルダウンメニューが最新版ではチェックボックスに変わったのかな?)自分のPCを開いてプロパティを見ると・・・。

正解はこんな感じ。

ああ、チェックボックスね。
見えないこともないわね。
確かに、これなら、チェックをしても外れないわね。

視覚ってのは大切だわね、とつくづく思ったのでした。以上、今日の小咄。

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難しいの原因

30~40歳代の男性にシニア・シルバー層の男性のマーケット攻略のコツを話していたり、男性マーケットの特徴をまじめに話していると、多くの男性はちょっと苦虫を噛み潰したような顔で「男っていうのは、そういうものだよ、モリサン。」と仰る。

例えば、プライドが高いので、こういうアプローチをすると内部分裂を起こしちゃいますよ、とか、こういうふうに褒められるとロイヤリティが高くなりますよ、こういう言い方をすると思わず買っちゃいますよなどなど。

一応実際の現場と色々なアンケートとか、そういうのからある程度のルール化(文章にしたくて文章になっていないものも含む。文章になっているけどまとまっていないのもある)したものを、色々お伝えしたりすることがある。

そうすると仰るのが、件の台詞「そういうものだよ男って。」

その瞬間、私は毎回、学習能力がないのだが、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をする。鳩豆vs苦虫である。

どうして豆鉄砲を食らってしまうのかというと、どうして、「オトコとはそういうものだ」と言うくせに、「シニア市場は難しい」と思うのだろう、と思うからだ。

私は男性ではないので、男性はわからないし、性別的には女性であるが、あまり女性らしくない気がするので(そもそも女性らしさとはなんだと問われたときに答えられないので)シニア層の女性の分類は肌でも頭でもわかっているけど、若い女性の分類はいまいち解らない。でも、もし自分の中に「女ってのはそういうものだ」という概念があれば、もう少し違ってくるのかもしれない。

もし、オトコとは、オンナとはそういうものだ、というのがあるのに、シニア・シルバーマーケットが解らないと嘆いているのであれば、複雑化の原因はご自身の中にあるのではないか?と、ふと思ったのでした。

研修をしながら、「高齢者は普通の人間ですよ、あなたのただ先を行っているだけですよ」という話をしていて、「普通」と言ってしまった自分の言葉に少し驚いた。普通、と言う言葉が出てくるということは、普通じゃないと思っているからだ。だから、本当に普通なんだ。あなたとは変わらない。ただ、体の機能がだんだん衰えているのと、シナプスの連携がうまくいかなくなりつつあるだけで。

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近頃のワカイモンは・・・はおじさんの特権なのか

これは私の偏見であるが、「近頃のわけえもんは!」と怒るのはおじさんの特権であるように思えます。
微妙に若い人が「近頃の若い子はねぇ」と呆れて言うとそれは若い子に対するジェラシーにも聞こえるし、自分が若くない事を堂々と主張するようにも聞こえてしまうのが難点。

「近頃の若い者は。。。」というのは、枕草子にも出てくるくらいですし、常に「若いもの」というのは年をとった人から見て半ば呆れてしまうことが多いのですね。今の80歳から見たら「今の50歳代は本当に腑抜けで」とのコトですし(笑)

ところで、この「近頃の若い者は」という言葉。
今、某所で話すための資料を作っていて突然思い出しました。

当社がアンケートをとったときに、「近頃の若い者は」という言葉を使うことがありますか?と聞いたところ、50歳未満の方々は「はい」と回答した人が31.2%、50歳以上は22.6%。いいえ、と回答した人が50歳未満49.2%、50歳以上48.9%。99%水準で有意差が出ております。

あれあれ?年をとればとるほど、「近頃の若い者はプンスカプンスカ」というのがフツーなのではないのですか?

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カタカナって難しい!

できるだけ、週に1度は現場に出るようにしている。
シニア層との会話がないと、考えが机上のものになってしまいそうなので。

今日は現場の日。
Kさん、58歳。最近ご入会された。
宛名ラベルを作るのが彼の目的である。

「ここ、印刷されたときにはどういう風に映るの?」と聞く彼に
「印刷される前に確認するプレビュー画面を見るにはこのボタンをカチッと押してくださいね」というと、おもむろにメモを取り出して「プレビーボタン」と記入。

「あ、、、」「プレビーボタンね!」と嬉々として仰る。「ええ、プレビューですね」「ああ、これがプレビーね、勉強になるよねぇ」「。。。。」

その後も続く。

「この文字の大きさ小さくしたいんだけど」
「そうしたら、この部分の、三角をクリックして文字の大きさを小さくして・・・」
「このこと、なんていうの?」
「フォントボックスですね」

勿論、メモを取り出して
「文字の大きさ=ホント」


ああ、それウソですよ。とツッコミたいところを抑えて・・・。

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「ついていくためには・・・」

Hさん、パソコン歴も長いかなりのベテラン。

「私、顔文字の勉強がしたいのよ」と、突然仰った。

「顔文字の勉強!?」

「娘がね、なんか変な記号を送ってくるんだけど、そういうのを読み取る勉強がしたいの」

「・・・・・・・。難しいですねぇ。」

「こういう記号で送られてきたら、こういう意味、って調べられるのはないの?」

「逆にこういうときにこういう顔文字、というのはありますけど・・・」

「だって、あんな記号で送られても、何が言いたいんだか解らないのよ!」

とりあえず顔文字サイトを見せる

(T_T)

「このTって何を表しているの?」

「涙です」

「どうしてTが涙なのよ~も~わっかんない!」

m(_ _)m

「()の中に何もないじゃない」

「これ、多分、目線が下なんですよ」

「横のmってなに?」

「ぺこり、って謝っている感じじゃないですかね」

「顔が大きいほうが気持ちがたくさん詰まっているってこと?」

「うーん、うーん・・・。」

私はあまり顔文字を使わないが、シニア層は顔文字が好きだ。多分顔文字=「新しい」=かっこいい、に繋がっているんだろう。「なんでこの顔文字やねん!」と言いたくなることが多々ある。

HさんはIMEを使って顔文字に変換することはできるが、その意味が解らないと言う。

「じゃあ、顔文字使わないという手も。」と控えめに提案すると

「だって、皆使っているのよ?送られてきたらその意味も解読しなくちゃいけないし、やっぱり顔文字で返してみたい」


ついていくためには、日々努力、日々是勉強。

以上、こねたでした♪

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「できる」

飛び込みで電話があった。
「ぼくさぁ、インターネットは使えてるんだよね」と仰る。声は中高年、多分、団塊世代だ。団塊世代っぽいしゃべり方がある。
この場合、男性の「使えている」は要注意である。
口調で大体解るのだ。できているか、できていないか。それは野生の勘のようなものだ。

「ボク、普段、グーグル使ってるんだよね」
「大抵のことはぐぐってるからね」
「イマドキYahoo!じゃないっしょ」

ああ、私の後ろから暗雲が立ち込める。映画みたいな、どどどーっという音と共に、向こうから黒い雲が来る。

「自分のスペースを持ちたいんだよね」「?」「誰も解ってくれないんだけど、おたくなら解ってくれると思って」

人生相談?

「だからさー、ボクはGoogleを超えたいわけ。」


どうぞ。。。

話していく内に、どうもホームページを使ってビジネスをしたい、と言うことがわかった。


ぽつぽつ、雨が降りだした。


「ボクが何人に説明しても誰も解ってくれないんだよね。」


「それにさ、ボクインターネットは全然問題なくできるんだよ。だからちょっと解らないことだけならいたいわけ。」

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「私のがないわ」

最近ブログを始めたTさん(女性)。
ネット歴は4年だが、「なんとなく基本が解らないのよ」とご自身では「使えない」と思っているため、ブログにどうも手を出さなかった。

しかし、強引な?薦めでとうとうブログに手を出す事に。

そして、ブログにはまってしまった。
ブログって楽しいわねぇ
私そんな難しいことが出来るなんて思わなかったの。

これは薦めてくれたN社のI君の御陰だが・・・


ところがある日

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「温まるまで」

パソコンを購入したNさん。
セットアップも兼ねて当社にパソコンをお持込。
ウィルス対策ソフトを購入してまだインストールしていないので、うちのスタッフがインストールをする事に。

しかし、プレインストールで某社のウィルス対策ソフトが入っている。
まずはそれをアンインストール。

アンインストールも時間がかかる。

「今、何をしているんですか?」
「ご購入されたソフトと仲の悪いソフトをパソコンから消しています」
「なるほど、温かくなるまで待っている、と言うことですね」


!!!?

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あたたかいコミュニケーション

金曜日の夜ですもの、心が温かくなるネタを。

今日入らしたSさん(52歳)
携帯電話のパケット代の話で盛り上がった。

「娘は携帯でテレビつけちゃうのよ。」

「ありますよねー。そういう機能!」

「そういうのってパケット代かかるの?」

「かかりませんよ」

「じゃあ、うちの娘遠赤外線で写真とか送るんだけど、それもパケット代かかるの?」


「・・・遠赤外線。。。多分、かかりません。」


なんだかあたたかい写真なんだろうなぁ・・・。

今日のネタ、いただき!と思った瞬間。
良い週末を!

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生の声の不思議

ウェブを見た瞬間にシニア層は様々な評価をウェブに対して下す。

「いいんじゃない?」
「この色使い、あまりよくないけど。私は嫌いだけどね」
「なんか、動いててお金かかってそう」

皆さん色々な事を仰る。

しかし、終わった後のアンケートは日本人ならでは?の大体が4点である。

たまにアンケート調査の回答を「生の声」と表現する方がいるのですが、その数字は傾向ではあっても、「生」ではない。まあ、人に説明するのに「10人に聞きました」というのと「300人にアンケートをとりました」というなら300人にアンケートのほうが、よっぽど信頼できそうな気がする。人間と言うのはそういうものらしい。
「どんなひとでも、私が、あの人を好きなの」というより「あの人は誰に聞いても評判がいいから好きなの」というのに似ているだろうか。自分を信じる力が弱まっているのかもしれない。

アンケートとはルーレットのようなものだ、と思っている。
調査票を作る人が、「アンケート」を作れる。
時折自由記入欄にレポート用紙をくっつけて意見をしてくる人もいるが(笑)書く、と言う行為はしゃべるよりも本音が出にくい。
ましてやキーボードで調査をするなんて、「打てる」人しか「入力できない」。

私は比較的キーボードを打つのが早いので、考えながら打っているが、(だからたまに話が飛ぶ)シニア層は頭の中で起承転結を考えながら打つ。緊張をしているのだ。

それでは、シニア層の生の声はインターネットで拾うのは厳しいのかと。

なぜ、数字を信じて、目の前にいる人を信じないんだろう?
なぜ、あなたは、友達の評判ばかり気にして、目の前にいる恋人を見てあげられないのだろう?と同じ。
「あの人は動物占いで狼だから、きっとこういう性格よ」でも、目の前の人に「あなたは電子レンジを見ているのが好きですか」とは聞かない。(動物占いによると狼の人は、電子レンジを見るのが好きだそうだ。ちなみに、私は狼であるが、好きである。)

現代人のコミュニケーション不足、要は「そんな感覚」、件の食卓マーケティングの本であれば「おなかがすいていたみたい」とか、「文句を言われなかったから、良かったんじゃないのかな」
目の前にいる人に聞かない。

それで、アンケートを「生の声」だと思っている時点で、シニアビジネスの痛さを感じてしまう。

でも、私が普段接している数十名、過去に接した1000名以上のシニア層に聞いた意見が、生の声かといわれたら、それが真実かどうかは多分、誰にも解らない。しかし、少なくとも紙やネットで書いているものよりも少しは真実に近いと思うし、少なくとも生の声を聞ける信頼関係は、あると思う。

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顔の見えるデータ?

顔が見えないデータって、数遊びだよね、と友人が言う。

例えば、統計局が出している余暇調査、60歳台の人は平日も休日も同じくらいの余暇の時間を使っている。


なるほどね、サンデー毎日って自分で言っちゃうよね。(ご本人たちも言っている)

多分、インタビューとかでも本音トークでいうときは「いやいや僕達はサンデー毎日ですから」
「暇をどうやって潰そうか考えていて」と仰るだろう。

しかし、実際の現場で、「暇つぶしですよね」なんてことは死んでも言っちゃいけない。それは「私可愛くないよね、目も小さいし」と言っている女の子に「鏡見れてるんじゃん!」とツッコムのと同じである。

「そんなことないよ」というのがオトナなのである。

そう、でも、それはデータには写らない。当たり前だし、あまりにもつまらない例で申し訳ないですけど。

その本音をどこでひっぱりだすかってことだ。他人に対する毒舌とかも、聞いていると何を考えているか見えて面白い。オトナが大人ではないという所以だ。

当社も4年目に突入いたしました。
本年もよろしくお願い致します。
みなさまのお役に立てるよう、そして、一人でも多くのシニア層が眠る前にくすっと笑ってしまうような、そういう生活を提案しつづけたいと思います。そして、その生の声、飾らない声、顔の見えるデータの切り口を皆様にご提案しつづけます。面白い人と出会い、面白い発展をしていきたいと思います。毎日がワクワクでありますように。

よろしくお願い致します。

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お腹いっぱい

最近、ネットで買い出したNさん。
ネットバンクなどは普通に使っていらっしゃるのでインターネットは問題ないと思いきや「インターネットで申し込むのって本当に難しいのよね。よく失敗しちゃうの。」

そうやって機会損失しているネットショップは多いんだろうなーと話を聞きながら思っていたら

「マミコサン、カード預けるから買っておいてくれない?」


!!!!!!!!!!!!やめてくれー。責任重すぎです。


「いや、今度いらっしゃるときにカードお持ちください」

「でも早くほしいのよ」

「いや、怖いので・・・」

「怖くないわよ」


「私が怖いんです」


もう、コントか?と思えるような会話の応酬。(メールで)


「解りました。それでは今度お会いするときにピザカードお持ちしますね」


ピザカード?


お腹いっぱいになっちゃいそう。


ここでの法則
シニア層は知らない言葉に出会うと知っている言葉に置き換える(置き換えすぎ)
つまり、あなたの新しいサービスは本当の名前で呼ばれているとは限らない。ってこと。


ちなみにNさんはお会いするたびに私のプライベートを聞きたがる。
「余計なお世話よね、オホホホホ」といいつつ「彼氏は?」の連発。
「でも、マミコサンほど自分でなんでもできればいらないわよねー」って勝手に結論をつけてお帰りになる。シニア層って不思議だ。人の話を聞く人が少ない。そして全て都合の良いほうに解釈する。

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恩師を探せ!

仕事の谷間になったので、久しぶりに大学生スタッフと食事に行った。

勿論、彼女と話すのもいつだってシニアの話なんですけど(私は本当に話の引き出しが少ない)


彼女が言う
「うちのお父さんが、この間同窓会に行ったんですって」

「ふむふむ」

彼女が言う
「写真を見せてもらったら、どれが恩師か解らないんですよ!みんな恩師!」


爆笑

そういえば、昔打ち合わせの最中に「みんな、老けてるって相手のことを思っているのだから、そういう見せ方をしないと。。。」という話をしていたら

突然妙齢の男性が

「そうそう、僕もこの間同窓会行ったら周りがばばーばっかで驚いたよ」と仰った。

「ああ、同じように、まわりの「ばばー」さんたちも、あなたのことを「じじー」と思ってますよ」とさらりと言って置いた。


シニアビジネスは彼らが認識不足だって事も認識した上でビジネスしなくちゃね。

昨日は老ける、ということについてどの時点で・・・などのすごく腹黒い話し合いになってしまいました。これじゃぁ自分が縁遠くなるのは仕方ないかもね、って思いました。ええ。(遠い目)

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だって、全然わかんないんだけど。

それは朝、1本のメールから始まった。

かなりお怒りのメールである

「3月中旬に申し込みして、受けましたと言う連絡は来たのに、それ以降連絡がありません。」

ぎょっとした。あれ?3月中旬に申し込みを受けた?

「旅行日が迫っているのに、駅にもう一度申し込みに行けば良いですか。早急に連絡して下さい」


・・・・?????

続きを読む "だって、全然わかんないんだけど。"

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他の人と同じID

「これ、申し込みたいんですけど、他で使っているIDというのは使えないの?」とIさん。

彼女、他のサービスで気に入っているIDを使っている。
しかし、すでに使用されているニックネームを使うことはできませんと書いてあったので、多分、他のサービス(ブログとか別会社)で使っているものは使っちゃいけない!と思ったのだ。


なるほどー。何において「既に使用されているか」が解らないと、混乱を引き起こすのね、という例。
ちょっと面白かった。

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インターネットなんてできないよ

K氏が言う
「インターネットなんて全然わかんないよ!」

これを言われると本当に落ち込む
教え方が悪いんじゃないかと。

「自分のお酒とかはさ、ほら、探せるけど」「この間インターネットで問い合わせて取り寄せて」

・・・!できるんじゃん!

「いやいや、僕は出来ないからさ!」「そんな、情報を検索するなんて難しくてできないよ!」

人間は自分の欲求のみに生きる。
自分がやりたい事は「検索している」んじゃなくて、「ネットで欲望に正直に探していたら出会った」だけであって「インターネットで”ショッピング”や”検索”なんて難しいよ」

難しいのはショッピング、や、検索、という言葉なんだなぁ。

でも、カレの周りにいたシニアのお姉さん達は「だからオトコなんて」みたいな顔して引いてましたが(笑)

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スカパー!

息子さんのパソコンが調子が悪くなった、という人がいらした。

「インターネットにつなぐとウィンドウがいっぱい出てきちゃうのよ」

「うーん、アドウェアとか、スパイウェアの可能性がありますね」

「解った、スカパー!を消せばいいのね」

基本的に受信トイレといわれようが、IDをEDと読まれようが意外と動揺しない私ですが
久しぶりに動揺してしまった。

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抜くのはどこ!

ADSLの調子が悪いとNさんから電話。

まったく繋がらないという。

とりあえず、モデム(私たちはお弁当箱、と呼んでいます)の電源を抜いてみて、それで繋がらなかったらまた電話くださいね。

とすると。5分後に電話。


「電源が解らなかったから、とりあえず電話線抜いて差し込んだけどまだ繋がらないよ!」


・・・・そりゃそうだ。

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