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教えるということ

今度は教える立場からいろいろ考える。


「教える」というのは、わかっていないことに気付くことだと思う。
決して教科書を読むことではない。

だから、よく解らない人が教えようとしても、「解っていない事」に気付けないから、うまく伝わらない。

教えることを考えないと、教えることはうまくならない。
自分でも初心者くらい教えられるという人は、たぶん、教えられない

初心者ほど教えるのに難しい人はいない。
共通概念がない、解るという意味が解らない。
答えがあっていればいいのではなくて
解き方が合わないと応用が利かないが
初心者は焦ってしまうので、答えだけ帳尻を合わせようとする

だから、混乱する。

習っている人はわかっているかどうかの判断が自分ではできない。だから、これは、教える人がしなくてはいけない。

となると、e-learningの限界がある。

映像だけ見て理解できるのは
解っている人で
解らない人は、自分が何で躓いているのかわからないので
ワカラナイ。

ふむ、今からやろうとしている通信講座で
この点をどうクリアするかが課題だ。

追記、

つまり、人の仕事は観察だ、ということだ。
分析の傾向は見えても観察は人にしかできない。のか?
教えるというのも、ただ教科書を読むのではなく
相手の観察を含めて教えるという行為ができるのだと思う。

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