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困っていることに気付くことは難しい

アンケートの集計をしながら
人は大して困っていないし
困るということは、気づきなんだな、ということを認識した。


たとえば、私は陶芸を5年近くやっているが
上達していない。(きっぱり)
だが、困らない。
困らない程度にしかやっていない。

困らないというのは、上昇志向がないんだ、ということだ。
困るというのは、改善をしたいと思う気持ちなんだ。
もしくは、
困るというのは、今やっていることができなくなるということだ。

今日のお客様は
今までやってきたことができなくなったので「困った」

でも、もっといいようにやりたいとは思わない。

上手くできなかったら回避しよう
そうすれば「困る」から逃げられる。

汚いソースコード書いても困らない。
だって、どうにか動いているから。

人は、あんまり困ってない。

シニアも、正直、あんまり困ってない。

出来る人から見ると、とても困っているように見えるが
本人は困ってない。

困ってるでしょ、と声をかけられても
意味が解らない。

ということを深く深く考えさせられた。
原点から見直さねばならぬ。

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