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脳内恋愛相談

昨日、喫茶店でコーシーを飲んでいたら、恋愛相談を受けている人がいた。
私も脳内親友になってみて、その相談に乗ってみた。
(回答は脳内で、話だけ聞いている)

彼氏と付き合っていけるかどうかなどの話をしていたが、
それは、今、彼女が抱えている「問題だと思っていること」が問題なのかな、という気がしてきた。


真実の問題は何か
 ∟人は思い込みにより、困っていることに気づきにくい

∟人が「本当に困っていること」は、観察が有効。
  ∟真実困っていることについて聞いても「解らないものには答えられない」
∟困っていることに対して近視眼的になり、真実の判断ができない
∟好みの意見しか耳を傾けない


では、私は脳内親友として、彼女にどういえばいいだろうか。

あまり恋愛を相談されることはないのだが
少ない事例を思い出す。

私はノートを取り出して、何が問題で、どう解決すればいいのかなどを
一緒に考えていこうとしたが
「なんか違う」と言われた。
相談の回答に「冷静」は必要ない。何が必要なのか?


「教える」ということは「使えるようになる」ということ
∟答えることは、伝えることではない。
∟答えを教えるのではなく、式の立て方を教える

しかし、それは、多分、伝わらない。

何をしたらいいのか、を聞きたい相談者と
その質問があっているかどうか考える脳内相談受け者。

その溝は深い。

まぁ、全て、脳内の話。

だれか、私に、恋愛相談をしてくれないかな。

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教えるということ

今度は教える立場からいろいろ考える。


「教える」というのは、わかっていないことに気付くことだと思う。
決して教科書を読むことではない。

だから、よく解らない人が教えようとしても、「解っていない事」に気付けないから、うまく伝わらない。

教えることを考えないと、教えることはうまくならない。
自分でも初心者くらい教えられるという人は、たぶん、教えられない

初心者ほど教えるのに難しい人はいない。
共通概念がない、解るという意味が解らない。
答えがあっていればいいのではなくて
解き方が合わないと応用が利かないが
初心者は焦ってしまうので、答えだけ帳尻を合わせようとする

だから、混乱する。

習っている人はわかっているかどうかの判断が自分ではできない。だから、これは、教える人がしなくてはいけない。

となると、e-learningの限界がある。

映像だけ見て理解できるのは
解っている人で
解らない人は、自分が何で躓いているのかわからないので
ワカラナイ。

ふむ、今からやろうとしている通信講座で
この点をどうクリアするかが課題だ。

追記、

つまり、人の仕事は観察だ、ということだ。
分析の傾向は見えても観察は人にしかできない。のか?
教えるというのも、ただ教科書を読むのではなく
相手の観察を含めて教えるという行為ができるのだと思う。

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たくさんのメモ

自分用メモ。

・ 今日伺った90歳
 デスクトップとディスクを混乱していた。
 デジカメのSDカードのフォルダにフォルダが二つあり、どちらを開いていいのかわからない→大混乱
→一つが駄目ならもう一つを開けばいいのに、と思うのは出来る人の考え方で、出来ない人にはわからない

・「ユーザーである」と「ユーザー目線がある」は全然違います、全然
http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/54416701.html

自称「初心者の気持ちが分かる、なぜなら自分も初心者だから」という人は教え方が下手。
初心者は、初心者がどこで引っかかっているかを確認することができない。

教えるということは、
その人がどこで勘違いしていたり
間違っているかを発見する事であるんだ。
だから、出来ない人にはできない。


シニアビジネスを「シニアだからする」というのもちょいと違う気がする。

ユーザーであるのと、ユーザー視線を持つのは違う。

ユーザー視線は観察のもとにできている。

色々な人にたくさんあって、観察して
バイアスを出来る限り減らす必要がある。

って思う、今日のメモ。

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困っていることに気付くことは難しい

アンケートの集計をしながら
人は大して困っていないし
困るということは、気づきなんだな、ということを認識した。


たとえば、私は陶芸を5年近くやっているが
上達していない。(きっぱり)
だが、困らない。
困らない程度にしかやっていない。

困らないというのは、上昇志向がないんだ、ということだ。
困るというのは、改善をしたいと思う気持ちなんだ。
もしくは、
困るというのは、今やっていることができなくなるということだ。

今日のお客様は
今までやってきたことができなくなったので「困った」

でも、もっといいようにやりたいとは思わない。

上手くできなかったら回避しよう
そうすれば「困る」から逃げられる。

汚いソースコード書いても困らない。
だって、どうにか動いているから。

人は、あんまり困ってない。

シニアも、正直、あんまり困ってない。

出来る人から見ると、とても困っているように見えるが
本人は困ってない。

困ってるでしょ、と声をかけられても
意味が解らない。

ということを深く深く考えさせられた。
原点から見直さねばならぬ。

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学びの手順

自分もいろいろ、色々な学校に行ったが
上手くなる人や楽しい学びについて
ちょいとおもったことをメモしておこう。

学びの手順

・型を覚える
 基本形を考えずにでるようにする
 解らないことをおびえない
 すぐに覚えようとしない
 まず手を動かす
 覚えられないことを恐れない
 嫌いにならない分量を練習する(性格を鑑みる)

・意味を考える
 基本形を理解する
 すぐに助けてもらわない
 考えながら復習していく
 過程を意識する(正解を求めすぎない)
 夢を持つ
 少し難しい課題を解いていく

・順番に応用していく
 キレイを意識する

・教えられやすい生徒になる

教える側
・相手の希望に惑わされない
 真実のゴールは何か
・感覚を共有する
 できれば、相手の体験に沿う説明を行う
・ドの感覚を使うかを確認する

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