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立場が違えば、見えるものが違う。

タクシーに乗って道案内?をすると、少なくない、タクシーの運転手さんに言われる。
「お姉さん、車乗らないでしょう」

実際、その通りである。

話を聞くと、私の道案内は歩行者の目線らしい。
建物、建物の特徴、お店の名前で道案内をする。

車を運転する人は、できれば信号単位で教えてほしいとのこと。
分かってはいるのだが、いまだにうまく道案内ができない。


いる立場が違えば、見えているものも、感じているものも全く違う。
だから、ユーザーテストが大切なのだ。

ユーザーテストは、ユーザーさんに実際に操作をしてもらうことで、自社サイトの問題点であったり、使う人に物足りない機能、気づいていない機能やサービスを修正するために行う。

立場が違えば見るものが違う。
慣れた人と慣れていない人では見えるものも、感じることも違う。

先日入ったKさん(62歳男性)は、インターネットを最近始めた。
Kさんが先日行った旅館のサイトを見た。
そのサイトはファーストビューが写真で埋められていた。
Kさんは、その先、スクロールできなかった。

私がスクロールを指示すると、「どうして先があると解ったの?」と聞いてきた。
スクロールバーの見方を説明したが、頭では解っていても、なんとなくスクロールできない。
そこが終わりだと思っているからだ。
解らない人には先があるとは解らない。だって、知らないから。

知らない場所に行ったとき、行きはすごく長く感じられたのに、帰りはあっけなく近かったりする。
俯瞰図が解るまでは不安でたまらない。不安が高じて道を一本間違えて曲がってしまったりする。よくある。
俯瞰図が解っている人にはどうってことない、勇気を持って1歩前に進めばいいじゃないの、と、軽く言うけど、解っていない人にはそれがとても苦痛だし、解らないことが目の前にあると足も手も心も止まってしまう。

そこでこんな話

男に「フロントホックって何?」って聞いたら大抵「前で外すやつ」って答えるらしいです。男にとってブラジャーは「外すもの」だから。「前で留めるやつ」って答えた男がいたらそいつは日常的にブラを着用してる。 10:30 AM Jan 8th ついっぷる/twippleから

peace_ak
http://twitter.com/peace_ak/statuses/23808665999904768

私はこれを見て爆笑してしまった。
知人男性に聞いてみたら、「前で外す」と言っていた。確かに。と、また笑ってしまった。

結局、立場が違えば、見えるもの、感じていること、全く違う。
立場が違う人を理解しようなんて、難しい。


だからこそ、ユーザーテストをして、違う視点・利用者の視点から問題点や修正点を見つけていくことがとても重要なんだよ。

って思った。


ちょいと宣伝:ユーザーテスト、やってます。結構楽しいです。

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