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女性の切り札

よく、女性は「和」「コミュニティ」を意識して生活をするとか、だからコミュニケーション力が高いとか、色々な話を尤もらしく聞くが、先日、ふと、本当にそうだろうかと思った。
いや、それは、幻想なんじゃないかとも思う。

先日、近くで「うちの娘は嫁に行って孫も生まれて」vs「嫁に行かないけどキャリアウーマン」という比較にもならないような戦いを見てしまった。

自分自身のことで争っているんじゃないのに、大分、熱く、戦っていた。
そういう、かみ合わない会話を見ているのは結構好きなのだ。


シニア女性を見ていて思うのは、いつも競争の切り札が「他人」だ。
自分を切り札にしている人は、そもそも切り札を切ろうと準備をしていない気がする。そして一匹狼。

シニア女性の切り札は孫だったり、孫の学校だったり、イイ嫁だったり、娘が嫁に行ったことだったり、息子の勤めている会社だったり、息子の学歴だったり。(あ、夫が出てこない?)

・同じような切り札を持っている人同士は仲良くなるが、お互い抜き出ないように見張っている。同じようなものを持つ。同じような所に行く。
・全く違う切り札を持っている人は、たまに会うのにとても楽しい。たぶん、ライバル心を持たなくて済むから楽なんじゃないかと思う。

シニア層のコミュニティは、社交性と、ほんの少しのライバル心と、切り札で出来ている。



更に思う。
女性が得意なのは、コミュニケーションじゃなくて、おしゃべりだ。
誰とでも仲良くなる。社交的。#ただし、ライバルだと思うと排除する。妙なグループが沢山出来ることがある。


コミュニケーションとなると、少し話が変わる。
まず、相手の出方を伺う。シニア女性のコミュニケーションは、どのタイミングで自分の切り札を出すのかの空気の読みあいだったりもするのではないだろうか。

仲間内とのおしゃべりは得意だが、ライバルの評価が入ると、突然むき出しの闘争心を見せる。(もしくははなから勝負をしない)
異物(?)に対する敵対心もある。だから、シニア女性へのグループインタビューをあまり薦めない。
ライバルが出ると、自分を美化する。


シニア女性は「おしゃべり」はとても上手だし、面白いが、コミュニケーション、となると、そのコミュニティの中で微妙に誰かと切り札を出し合っているように見える。
コミュニティという枠の中で、相手の出方を見ながら、上下関係(この表現は違う、上下と言うよりも、切り札をどれだけ持っているかということ)を測っている。


だから、商品を提供する時や、サービスを開始する時には、シニア女性の自尊心、切り札勝負のどこに食い込むのかを考えながらやらないといけないなあと思う。
面倒くさいけど、それが「コミュニティ」なのだ。


と、思った。

#切り札を出し合わないシニア女性はとってもおもしろいんですけどね。自分自身が切り札だから、色々なものを超越している。

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