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イケメンサイトではない、ということを意識する。

随分前、それはそれは、随分、随分前、赤坂ですっごいかっこいい人を見かけた。

歩いていて、たまたますれ違った人が、どえらくかっこよすぎたので、思わず振り返るどころか、元の場所に走って戻り、もう一度すれ違ったほど、ものすごくかっこよかった。で、顔を見たら、高嶋政宏氏(以下高嶋兄)だった。めっちゃかっこよかった。

高嶋兄は背が高いので、影のように、後ろにくっつていったらばれないんじゃないかと思ったくらい、後ろから付いていきたいと思ったくらい、ハーメルンの笛吹き男はイケメンだったんじゃないかと思ったくらい、とにかくイケメンだった。

人生で、あんなにものすごくカッコイイ!!!と思った人はあまりいない。


振り向くだけじゃなく、もう一度見直そうと思えるほどの格好よさ。
隣には、誰かいた気がする。が、誰かなんて思い出せない。
今まで、たくさんの人とすれ違っているが、高嶋兄ほど印象に残る人はいない。(ポール牧はおぼえているけど)

以上余談。

多くのECサイトは、自分のことをイケメンだと思っているように見える。
すれ違った瞬間に「オレのことみてるでしょ、解ってるよベイベー」と思っているように見える。


しかし、多くの人は、今日、交差点で、会社の前で、誰とすれ違ったかなんて、ほとんど覚えていない。
同様に、多くのユーザーは多くのサイトを、みているが、よくは見ていない。見るモノはめっちゃ興味のあることか、目に入ったものだけ。だから、サイト名もわからない。商品名もうろ覚え。

たくさんのものを見ているが、ほんとに目に入っているモノはほとんどない。
そんなもんだと思う。

多くのサイトは、高嶋兄のようなイケメンではない。

だから、ユーザーさん、よく見ましょうね。というオチではなくて、サイト提供者は、「俺ってそんなに注目されてない」ってことを認識する必要があるんだと思う。
ユーザーはほとんど読んでない。読んでいるのは、自分が読みたい情報だけ。
多くのすれ違った人も、イケメンしか目に入らないように。

特にシニアになると、本当に、サイトをよく見ていない。
年をとって視野が狭くなるというのもあるが、ここまで自分の思い込みでサイトを読み飛ばすのかと感動する。

自分のサイトはイケメンかもしれない、ユーザーはいつだって俺に夢中なんてことは、きっと、あんまり思わない方がいいと思うな、と、さっき、高嶋兄を思い出して、思った。

いやあ、高嶋兄、かっこよかった。

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