内向きシニア
自分の老後の鏡だと思って、今の中高年~高齢者を見ると、もっと毎日楽しそうな顔をしていると嬉しいなあ、と思う。
今まで5000人以上の会員さんがいたが、パソコン教室という性質上アクティブな人ばかりかといえば、そうでもない。
会社でやらざるを得なくなった、リストラされた、やることがないから(まあ、少しはアクティブ)と通う人も多い。
新宿区の講座をやっていると、「民間に通うのは怖いけど、新宿区なら安心だから」といううち向きな方がくることも多い。
そういう方々と話をしていると、朝から晩までテレビ、そして散歩、という人もいる。もっと引きこもっている人は、新宿区がやっていても、パソコン教室に申し込まないだろう。
歳をとると、内向きになるのだろうか?
色々な人がいますよ。でも、今は超内向きシニアのことを考える。
内向きシニアの傾向は、家族との会話もしくは社会との接点が少ない人が多い気がする。
接点がない都会、という意味ではない。女性は意外と接点が多い。犬を飼って接点を増やすことも出来る。(犬のほうが長生きしそうだから飼いたくないという人もいるが。)
友達が多いことがすばらしいことじゃないけど、接点が少ないことで、人は孤独を感じるのではないか。
ねー。人間なんて生まれるときも一人、死ぬときも一人!
なんて、励ますことは明らかに見当違いです。(たまにやっちゃいますが。)
特に男性に多いのだが、今まで会社で「人間関係が面倒~」と思っていて、自らドアを閉めた場合、高齢になって復活するのは結構厳しい。「僕、妻と以外ここ数ヶ月しゃべっていないんです」という人もいた。
仕事をしていれば、自分の成果を確認できるし、生存していることを認識できる。
仕事がなくなって、周りに人がいなくて、そういう場合には早く復活しないといけない。
復活を妨げているのは、意外と子どもだったりもする。
「おかあさん、そんなことやって何の意味があるの?」「お父さん、お金もったいないよ、パソコンくらい僕が教えるよ」といって復活を妨げる子ども(といっても4,50歳代)を多く知っている。いいじゃん、墓場に持っていけるわけでなし、60%は相続税でっせ。ばーんと使わせてあげましょうよ。相続税は10ヶ月以内のニコニコ現金払い(納税)なので(例外もあるみたい)、土地とか譲られたら要注意ですけどね(特例もあるみたい)。生前贈与もありますが、私が勉強したときとはちょっと変わったみたいです。お近くの行政書士さんにご相談下さい。(調べるよりプロに頼んだほうが確実。)
で、内向きシニア。内向きシニアはお金を使っても楽しくないので、余りお金を使わない。
自ら復活しないといけない。でも、人間ってそんなに強くない。そういうシニア層が増えたら悲しいなあ。
そういう人は、お金を持っていても使わない。だから、市場からも見放される。
しかし、結構小金を溜め込んでいます。
その財布を狙え!なんてことは言いたくないけど。
その人たちに、少し光を見せてあげる、一歩踏み出す勇気を応援すれば、この市場はものすごーく大きいんじゃないだろうか。
アクティブシニアの市場を食い合うのではなく、そういうニッチ市場を狙う(入口は狭く、その先は広い。)のもありですかね。
彼らのキーワードは、不安・孤独。失敗が怖いので一歩踏み出せない。
「そんなことして、何の意味がある?」
最初から「これやるとシアワセですよ~」的上からアプローチじゃなくて、一緒に手を取り合って、少しずつ世界を広げるアプローチが重要なんだと思います。
次回は余命VSシニア、という切り口で行きます。気が変わらなければ。
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意欲を生みだす前頭葉が、若さの秘密。