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高齢者の見方

現場から離れる日が続くと、なんだか自分の発言がうそくさく感じられる。
言葉にリアリティが無くて嘘っぽいのだ。

ということで、出来る限り現場にいようと心がけているのだけど、まあ、いろいろ大変である。
解らないことがある。こちらが教える。解らないんだよね。それが。会社で。という話が延々と続く。
解決しただけじゃだめですか?ご自身で解決できなかったことを、この3日間、どれほど悩んでいたか、延々と話が続く。「まあ、解決しましたしね」と言ってみる。火に油。目に涙。「この書類を他の子が作ってくれたんだけどね。そうそう。この部分がわからなくてねー。聞いちゃえば早いんだけどね。でさあ、この子が」(以下略)

ところで、高齢者は視野が狭い。とにかく視野が狭い。ウェブサイトのどこを見ているのか、直ぐにわかるような視野の狭さ。さらに、聞くところによると全体的に黄色がかり。。。

しかし、それがどういう状況か解らない。
私は目が悪い(とはいえ、0.3くらいあると思う)。メガネを取るとボーっとしている。ボーっと。でも、文字が見えないわけではない。輪郭がぼやけている感じ。普通の男性が素敵な男性に見えるほどではない。めがねがなくても実はパソコン操作は問題ない。結構見えている。
そんな感じを表現するのは難しい。

ということで、「高齢者メガネ」を買ってみた。
こんな感じ。(ケータイカメラです。)
しっかり写ってるほうがメガネなし、うすく黄色がかっているのが高齢者メガネを着用した携帯カメラ。
200802091428000

200802091429000

ほんとかなー。と呟きながら、しかしそれを実証できない。
まあ、ご参考までに。

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シニア向けウェブサービスって?

id:aratako0さんからメッセージがメッセが来たのに「仕事中なのでそれでは」と冷たい事をおっしゃるので返答(笑)

シニアは普通に私たちと同じようなサイトを使いたいということ、ただしそこに障壁があるということ。そこで、元々あるサイトをどうやってユーザビリティを改善し、シニアに知ってもらい、使ってもらうかということが大事かと思います。

もちろん、ポジショニングとしてシニアを狙わないという考え方も必要でしょう。
trans--シニア向けWebサービスってもう終わったよね、という話

adatako0さんと前飲んだ時に「シニア向け、って区切るのおかしいよね!」といろいろ語り合ったのですが。

当時はそう思っていた。
シニア向けウェブサイトって、おかしいよね。
なんで年齢で区切るの?
彼らは経験が多い分、いろいろな趣味を持ち、画一的ではない。
いまどき女子大生だって色々区分されてるのに、彼らが年齢だけで区分されるのはおかしい。

でも、年齢という区切りが必要なこともある。

最近とあるシニア向けサイトのメンバーとオフ会をしょっちゅうしている。(ありがとうございます)
どうも、彼らにとっておやじギャグ満載(かつ「のんべ」←でもお酒弱い。最近カラオケに行くと自分の音痴さで気持ち悪くなることが発覚。)の私は「オヤジ」部類に入るのでよく誘ってもらえる。

その時に出てきた言葉が「確かにMixiも入ってるんだよ。でも、若者ばっかでつまらない。」「話が合わない」「話が振れない」という悩みを持っていることも、よく聞く。(あまり悩んでなさそうだけど)

口コミサイトなんて紹介して一番最初に言われるのが「若い子の意見ばかりじゃ役に立たない。年齢が知りたい」でしたし。

年齢というゆるい枠の中で、縛られずに居心地がいい環境が必要。
サービスマーケティングの本にも書いてあった。
対象者を集めるには、その人たちがいやすい環境が必要と。

・とあるサービスのユーザーの8割は50歳代以上である。しかし、そのサイトでは前面に「シニア」は出していない。趣味でくくっている。
・シニア層はさりげなく、2ちゃんユーザーも多い。(昔は2ちゃん見てます、というのは憚られる話だった気がするのに、最近のシニアは嬉しそうに言うことがある。反応に困る。)
・若者とは話が合わないが、シニアばかりはちょっと抵抗がある。(そこにくくられるのが嫌)
・でも、自分とあまりにも違うところに入るのは嫌。
・必要なのは年齢の区切りではなく、使えない人でも使えること。
・弊社の保有するパソコン教室でも、いらっしゃる人に対して「シニア向けパソコン教室」と謳ったことはない
ただし、「うちは老若男女いらっしゃいますよ。ただし、平均年齢があなたと同じくらいなんです」と言っているだけ。
それで皆さんが安心していらっしゃる。
#ちなみに、オーナー研修のとき、「教室はあなたを映す鏡です」という話をする。
ガツガツしたらガツガツした人が来るし、楽しそうであれば楽しそうな人が来る。
サービス業ってそういう感じ。雰囲気が人を集める。


シニア層向けのサイトを作りたいなら、シニア向けですよー。というより、シニア層が居心地がいいサービスを提供すること、そしてシニア層が使いやすいことが重要なんだと思う。シニア向けですよ!と謳う前にそれを整備しなくちゃいけない。


aratako0さんの話に出たリログは終わってしまったけども、あの場所の良さは「村」的なよさがあって、私は勝手にhatenaシニア版のようなイメージを抱いていた。
みんなが仲良くて、お互いをニックネームで呼び合っていて。3日ブログを書かないと「どうしました?」とメッセージが入る。会話のやり取りもとても楽しくて、終わる時もみんなが嘆いていた。

でも、結局会員数は伸びない。
伸びないからこそ楽しいところだったのだけど、それでは継続が難しい。

シニア向けウェブサイトは伸びないことを前提にやらなくちゃいけないのかな、ということをこの間スタッフと話していた。伸びなくても、オフを強く感じるからいいんだよ。そういえないと「シニア向け」ウェブサイトはできないのかもしれない。もし、シニアを対象にしたいならシニア向け!と言わずにシニアも使える、としたほうがよほどいいんだろうなあと思う。

だから、もう一回引用

シニアは普通に私たちと同じようなサイトを使いたいということ、ただしそこに障壁があるということ。そこで、元々あるサイトをどうやってユーザビリティを改善し、シニアに知ってもらい、使ってもらうかということが大事かと思います。

もちろん、ポジショニングとしてシニアを狙わないという考え方も必要でしょう。
trans--シニア向けWebサービスってもう終わったよね、という話


これがすべてなんだと思う。
シニア!シニア!シニア!って叫ぶんじゃなくて、シニアが使いたい場所でシニア層が使えるウェブサイトであること。使ってほしい人にとって居心地がいい場所であること。
それが大事なんだと思う。


ということで、安易じゃないですよ。ありがとうございます>aratako0さん。だから、例の話、もちょっと待ってね。

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できるひと?

数年ぶりにFさん(62歳女性)がいらした。
「マミコさんお久しぶり♪」

#すごいマニアネタで申し訳ないですが、レッドソックスの岡島がジャイアンツのルーキーだったころ、月刊ジャイアンツという雑誌にソケット君、という漫画が掲載されており、その漫画に出てくる岡島の後ろに飛んでいる花を持っているような女性である。Fさんは。って、絶対誰もわからないようなネタを・・・(長い前置き)

良く聞くと、Fさん、ブログにアドセンスを載せたいという。
「じゃあ次いらしたときにアドセンスとブログのID,PWは必ず忘れずに持ってきてくださいね。」

そして、先日Fさんがまたいらした。
「持ってきたわよ~」

いろいろ話を伺うと、FさんはSeesaaでもはてなでもBloggerでもブログを開いているという。それぞれ違う内容で。
で、いろいろ検索してどうやったらお小遣い稼ぎができるのかとか、人気コンテンツになるのかを調べている様子。
いつの間にやら格段と「できるひと」になっていた。

さて、ではアドセンスのタグをいれこみましょう。という話をしたら
「パスワードとかはここにいれてきたから」とドラえもんよろしくUSBメモリを取り出した。

いやあな予感。

USBをあけて入っているのは、予想通りショートカット。
「だって、うちのパソコンはこれだけで十分なの」

うん。うん。そうだ。そうに違いない。だがしかし。

「えーと、IDとパスワード、メモとかしてきてないですか?」

メモを取り出すFさん。いろいろ試す。試すが入らない。

私が持っていたアドセンスのページを急いで開く。これで演習だけして、家に帰って自分でやっていただくしかない。

一通り説明する。そしてなんどか練習する。(偶然にも?seesaaで私もブログを持っていたので・・・)
「うーん、なんだかわかったような、わからないような・・・」

「ところでね、」と続く

「アドセンス申し込んだんだけどエラーが出るのよね。これなんだけど」

またドラえもんのように取り出したUSBメモリの中に、エラー画面の保存されたものが入っている!

要は、アカウントが開かれてませんよ~的なものであった。

「意味が解らないのよね」

(なんでだ?さっきまであんなに難しい事をやってのけて、はてなとか、seesaaとか開こうというのに、これはエラーメッセージをクリックすればいいだけじゃないか。)

「あとね、チャネルっていうのが解らなくて、まったく前に進めないの。」

ん?Fさんは相当できる人のはず。。。ではない?

「いろいろ調べたんだけどね」

調べることができるというのは一種の才能である。女性はほとんど人に聞こうとするから。

しかし、調べてそれの意味や、エラーメッセージの内容にたどり着けない・・・
よくよくみると、確かにカタカナ比率が多い。どうも自分に関係なさそうなところのカタカナは読み飛ばしている様子。
それも、本当は関係ないんじゃなくて、関係ないと思い込んでいる部分・・・


若い方なら、なんとかできそうなものが、シニア層になると、これだけ使いこなしていそうなFさんですら、さまざまなカタカナやいろいろな要因で止まってしまう。
Fさんと話しながら、さまざまな事を考えさせられた。

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