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[回想]いつから初心者じゃなくなった?

気づいたら、パソコンを始めて12年くらい経っている。
これを言うと「俺なんか!」という意見がすごい勢いでいろいろ飛んでくるので苦笑せざるを得ないが、まあ、それなりに長いほうだと思う。「ふつー」よりは。

「簡単操作!」「初心者でも大丈夫」等のキャッチコピーをよく見掛けますが…
駄文ニュースさんより。

確かに、簡単操作は簡単ではない。
使う人には、どうしてそこが解らないか、理解に苦しむ事が多い。

私は運がいい事に、車を良く解っていないので、たぶんそんな感じなんだろうなと、共感を少しだけもつ努力をする。
車が解る人には、なぜ私がバックができないのか、対向車線の車を見て気を失いそうになるのか理解できないだろう。

簡単だと思える事、簡単だろうと思う事は雲泥の差。月とすっぽん。ダイヤとタイヤ。

今日も朝からシルバー層を見ていて、絵をクリックして動かすと言う事、動かしたいのが絵なら、絵をクリックするしかないじゃないかと思う。でも、それが解らない。なんでだろう?解ってもらうのは根気しかない。
その前にいたシニア層が言う。インターネットで新聞が読めるわけない。だって、インターネットで新聞が読めたら新聞が売れなくなるじゃないか。君は何にも解ってない!と私に告げる。

そうなのです。すべて読めるわけではないが、ニュースのあらかたを読む事が出来る。
「そんな高等技術を僕に教えるのは、早い」  早いと言われてもぉ。マミコ困っちゃう。
#最近、スタッフが忙しいので、私が現場に出てる事が多いので、ネタの宝庫と言うか、疲れMAXというか。

その横でワードを開いてからエクセルファイルを開こうとしているシニアがいる。こんなのは日常茶飯事過ぎてぶんぶく茶釜が臍で茶を沸かす。

解らないと言う事は、解る人にとっては宇宙人との会話だ。
教室を始めて間もない頃、私も彼らがなぜわからないか全く理解できずに、「自分の」説明をしていたら「マミコさんが言うのは宇宙語よね」と仰った80歳がいらして、それで私は言葉とは伝わらなくては宇宙語なんだ(というより、二酸化炭素の吐き過ぎ)ということに気付かされた。

それから何年か経って、皆さんの気持ちを理解できなくても、解らないと言う事を認識できるようになったら随分楽しくなった。説明もそれなりに上手になってきた。(でも3日やらないと説明力は衰えるし、疲れている時は説明すらも面倒になる)

そもそも、私が初心者だったころ。本当は此方が本題。
私は全くパソコンが解らなかった。ワープロは使っていたので、大学1年生の時にワープロからパソコンに移行するのがとても大変だった。なんてパソコンは使い辛いんだと思った。

ずっとパソコンが苦手だった。良く解らなかった。見栄はりなので、使っていたけど、何が楽しいのか解らなかった。インターネット整理法とか、インターネットで世の中が変わるとか、そういう新書とか買いまくって、勉強したけど全くわからなかった。

パソコンを楽しいと思いはじめたのはサークルでメール交換をしたり、ジャイアンツファンのサイトを見つけたあたりからだと思う。

それでもずっと初心者だった。

当時付き合っていた人がオタクに近い人だったので、よく色々教えてもらった。付き合い始めた当初は日本語通じない・・と思っていたけど、気づいたら、そっち側に行こうと努力して、少しそっち側になった。気づいたらシステム会社にいて、たぶん、どっぷりそっち側の人にはまだへなちょこだけど、気づいたらそっち側にいる。

どこで川を越えたかは良く解らない。学生時代のアルバイトかも知れない。使えなくては迷惑になる職場だったので、本当に鍛えられました。(お世話になりましたっ。大感謝ですっ)
とにかくどうしてもどうしても使わなくてはいけない状況になった時に、川を越えざるを得なかった。

だが、多くの人はそんなに川を越えなくてもい。
調査部のバイトなんてしている人の方が少ない。
私と同じ時期にパソコンをMちゃんは、大学卒業時にも、同じ感じだった。

うん、ということで、回想モードで何が言いたいかと言うと、多くの人は必要に迫られた時に初めて川を超すのかな。

今、ちょうどスタッフと初心者を越えた話をしていて、痛い思いをするのを逃げまどっていると、初心者の川を越えられないのかな。

だから、意外と初心者って多いと思う。使える人が「うぉー。こういう風に使えないのか」と思うほどに。

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表層部分を学習する

今日、朝一にいらしたTさん(60歳男性)はややまじめな方である。肩書き持ちでもある。

やや。というのは、基礎から勉強をせずに掻い摘んで勉強をしようとするので「やや」の評価である。
でも、まじめ、と思うのは、とにかく色々なテキストを買ったり、新しい事に挑戦しようとするからである。

普通に使う分には問題ないけど、いろいろなところで戸惑うので2か月に1回くらい弊社にいらっしゃる。

#色々やりたいけど、基礎学習をしようとしないので、いろいろな事を勉強しなくてはいけなくなる。応用の勉強はいとわない。でも、応用しかしないから効率が悪い。ちょっとした矛盾。

さらに、彼は新しいものが好きである。毎年のようにPCを買っているイメージ。

今日も新しいパソコンを持っていらした。
そして「Gmailをしたい」と仰る。

Gmailを設定し、外部のメールを受信&送信できるように設定する。

そして、彼が言う。
「なぜ、僕はGmailを使うの?」


!知らんわ!

ガサゴソと彼が本を取り出した。

「N口Y雄のパソコン整理術」

「僕、この通りにしたいんだ」
はいー。

「次はPDFにしたいんだ!この本にPDFでデジタル化したらよいと書いてある!ところで、PDFとは何?」

「云々。」


先日、某社の方と話していて、いまどきのシニアが動く言葉について検証を重ねていた。
また仮説ができたので、3月にかけて検証を重ねていくのであるが、
どうも「表層的結果」というのがキーなのではないかと思う。

要は、アレだ。
「この髪であなたもモテガール(甘)」の世界だ。

この本も、パソコンの基礎が解っていない人が読むことは想定していないのか、もしくはターゲットがしっかりしていないのか、悩むところだが、表層的な結果を求めて(この場合はパソコンを使って仕事がより速くなる、ということ。)物を求める。
こういう方は基礎からわかるパソコンの本、などにはあまり手を出さない。
別に、基礎なんて解らなくても、部下がやるからいいのだけど、応用は知りたがる。

これから、家電でも、いろいろな商品でも、基礎がないことを前提にいろいろ作らなくてはいけないね。と思う。
基礎があったとしても、やらないと忘れちゃってるね、ということも、前提にいろいろ作らなくちゃいけないなあと思う。


ところで、弊社年賀状シーズンに突入。
1年ぶりの来校の方が多いが、まあ、すっかり、きれいさっぱり忘れている。若い人でもだ。
どこかに書いてあった。
「頭は3日使わないと衰える」
肝に銘じた。頭は少しいじめてつらいくらいがいいんだろうなあ。がんばろう。表層的じゃなくて、基本部分も。

#ところで、話しかけられながら書くとどうも散漫になる。話しながらブログを書くなとも時折思う。

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