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一般化する商品

この暑い中、会社のクーラーが壊れました。
窓全開、エコライフを楽しんでおります。ええ。
チーム-6とかってレベルではないですね。チーム常温。

さて、iPhoneが売り出されましたねえ。
#私はDoCoMoUserかつPanasonicしか使わないので、とりあえず遠巻きに見てますが。

今回のiPhone、昔の自動車電話が売り出されたころのことを思い出します。

自動車電話
1985年の電電公社の民営化などの通信自由化政策が行われ、1988年以降、新規参入第一陣として、旧IDO・DDIセルラーグループ(現au)が自動車電話事業を開始。

シニア層にヒアリングをしていると、意外と自動車電話を使っていた人が多い。
そういう人はパソコンももちろんウィンドウズ95から持っている。

いわゆる新しい物好きな人たち。

じゃあ、彼らがその後、それらの機械を使いこなしているかと言うと、全然そんなことはない。
買ったまま、インテリアだったり、とりあえず人に自慢したり、それで満足なのだ。
人にすごいね、って言ってもらえることが目的なのである。

Nさんもそういう感じ。
何十年前にパソコンを買ったという。
で、本人は未だにパソコンは使っていない。
「買ったんだよねー。当時はねー。大きくて大変でねー」

「で、今は?」

「うーん、今のパソコンはねえ。なんとなくねえ。使ってないんだよね」

「もしかして、自動車電話とか使ってました?」

「うん。持ってたよ。あの頃は大きくてねえ」

そういう新しい物好きな人が言わば見栄で買う商品は、見栄だからこそ人に自慢してそして普及する。
しかし、当時の肝は「バブリーな感じ」であって、その商品自体は考えなければ使えないものではない。
多少使いづらくても、(彼らが若かったせいか)気にしない。
持っていて、銀座とかに行って「やーん、すっごーい」と言われる、それも価値だったんじゃなかろうか。

さて、iPhone。
私が少し気になるのは、今iPhoneを買っている人がシニア層になった時に「おれの時代はiPhoneがあってな!」とやっているのかなあと、今のシニア層と同じ感覚なのかなーってちょっと思うこと。いや、もしかしたら、反対にいつも新しいものを追い求め、来年には「iPhone?はぁ?随分昔の話だね」となるかもしれない。

であるとしたら、小難しい対象になってしまうiPhoneは一部の世界でしか通用しないだろうし。一方で六本木とかでお姉さんが持っている人を見て目がハートになるような感じであれば普及するのかなあ。
最近思うのが、一部の世界でもてはやされるもの、知らないと馬鹿にされるようなものはなかなか流行らないし、一部の世界からもてはやされず、あまり頭を使わなくても操作できるのは意外とキチンと流行る。

その商品を通してコミュニケーションが外に開かれる商品はシニアにも到達するし、その商品の周りだけでコミュニケーションが閉じられているものはなかなか周りに到達しない。そんな感じです。

水曜日の夜にクーラーなおるようです。うーん。エコエコ。

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