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若くないことを忘れる

あなたはもう、若くないのです。

年なんだから、自重しなさいよ、とはまったく思わないけど、人は年を取っていることを忘れてはいけないよ。とは思う。「年相応」という言葉を認識することの重要性はシニア・シルバー層を見ていると本当に感じる。

学生時代にIさんというアルバイト先の方が私に言った。
「まみちゃん、学生時代は、学生時代にできることをしておいたほうがいいよ。仕事なんて、社会に出たらたくさんするんだし、今しかできないことをどんどんしなよ」

一生懸命背伸びだけをしようとしていた私はそれでなんか目が開いた。若いゆえの背伸びも、年相応にすべきである。自分の年を計算に入れつつ、甘えたり、背伸びをしたり。でも、年を忘れてはいけない。「年相応」が重要。

どうでもいいけど、年相応に気づけることは少し、幸せだと思う。(これは要他人の意見かも。自分はそう思う。)
今、やれることを認識しておけば、若いうちにあれをすればよかったとか、勉強したら違ったのにとか、そういう無駄な後悔がない。
社会人にもそういう後悔をされている方は多い気がするが、シニア層でも、昔になにかがあったらよかったのにね。と言う人は多い。


年相応は自分の年齢の認識に通じる。
年相応を意識しない、ということは、自分の年齢を忘れてしまう、ということでもある。

そこで出るセリフ。
「今のシニアは昔より15~20歳若いって言われているからね。だから、きっと僕は若い」

若いから、きっと若者と同じ感じ。
若いから、自分の年マイナス5歳くらいの感じ。
出典:実年齢と心の年齢の差

年をとってると言うことを、忘れてしまうのである。
「年相応」という言葉が意味を成さなくなってしまうのである。

とはいえ、実際は年をとっている。目はかすんでくるし、視界が狭くなる。
声も小さくなる。昔よりはっきりした声がでなくなる。
耳が遠くなる。何を言われているのかすぐに判断できなくなる。
若者の声が煩い。昔はそんなんじゃなかったのに、とも思う。
少しずつ頑固になる。自分の経験を信じてしまう。失敗を恐れる。そんなの必要ないと切り捨てることが多くなる。
言葉に「やっぱり」が増える。(この言葉、本当に老化すると増えますよ。)

でも、鏡に映っている自分は、まだ40歳代後半に見える。
それは、女の子が電車の中で化粧をする感じ。鏡に映る自分は美しい。前から見たら鼻の下伸ばしてマスカラするのってどうよ、って突っ込みたくなるけど。いやいや、白眼ひんむいちゃだめだって。

鼻の下を伸ばして、鼻の穴がふがっと開いて、白目ががっつりでてマスカラを塗っていても、鏡にはそんな姿は映っていない。
そんな感じ?で、自分が年をとっていることを忘れてしまう。

今、シニア・シルバー層を対象としてビジネスを始める人は、相手を客観的に判断するだけではなく、どう思っている、どう感じているかをきっちりヒアリングする必要があるんだなあ。と、今日Oさん(60歳男性)と話していて思った。

Oさん曰く、「48歳の抵抗がちょうど今位かな。はっはっはっ」

ストーリーを見たら、えええええええええええええええええええええええええ。と思ったことは内緒。
えええええええええええええええええええ。


ちなみに、自分が若くないってことを忘れちゃうんだよね。というのもOさんのセリフであるが、それは、ご自身のお母様に向けてのセリフでした。
「もう若くないのにね。」

うーん。

今日の話はとても面白かったので、追々書いていこうっと。

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