キれる大人?
解る人にとって、解らない人というのは想像もつかないと思う。
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どうでもいい話ですが、先日、甥っ子にバレンタインのチョコレートをあげました。
同じものを大人2人にもあげました。(私に色恋とかそういうのは期待しないであげてください)
大人の反応
「すげー。さすがだ」「チョコといった瞬間にまさかモリマミからまともなものが来るとは思ってなかったけどこれは面白い」
甥(8歳)の反応
「なにこれ?なんでカニなのにチョコなの?意味が解らない」
子どもにナンセンスは通じない、というよりもセンス(共通常識:チョコはチョコらしくあるべき)がしっかりと確立していない段階でセンスを崩そうとすると教育上よくないのかも。(でもあげちゃう)
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先ほど話していた方、「ホームページを作りたいんです」そういうのは私が担当しているので、話をじっくり聞く。
「ほら、なんとか省みたいに攻撃を受けたら困るでしょ」
「えーと、よほどのことがない限り、サーバを借りるわけで、そういうのは心配しなくてもいいかと。」
「ほら、掲示板とかあるじゃん。2ちゃんねるとか、ああいうの、掲示板はつけなくちゃいけないかな。2ちゃんねるとかいろいろ書き込まれたら返事をしなくちゃいけないから大変だよね」
「・・・・・。えーと、今の話の流れと2ちゃんねると、どういう関係なんでしょう?自社で掲示板を持つということですか?それとも、2ちゃんねるに書き込まれたくないということですか?」
「今のホームページは僕が一日何回か見て検索エンジンに影響があるようにしているんだけど」
「自分で見たからと言って、カウンターが上がったからと言って、検索エンジンには関係ないと思われます」
「ぼくさ、自分のホームページにアイデアがあるんだ。掲示板とかつけたり」
「○○のホームページを作ろうと思うんだよね。いろいろ情報を集めて問い合わせて・・・」
「でもさ、僕メールできないから、だれかバイトの子でも雇って」
・・・・・・・・。メール、、、できないか。。。。ぬぬぬぬぬ。
「更新頻度が高いならブログにしたらいかがでしょ」と私が問うと
「ブログ?いろいろやっているって噂に聞くけど、みんな、芸能人のブログしか見てないんでしょ?」
ちなみに、本当に普通の商店主さん。いろいろ情報をききすぎた商店主さん。人の良さそうな方。
構想は広がるが、その工数とかは想像もつかない商店主さん。
解らない、という世界を解るようになるのには難しい。
◆
で、私はすぐにやらなくちゃいけないこともあったこともあり、話の整理がつかないことに少し、いらいらしていた。
そんな中こんな記事
加齢に伴い、キレやすくなる傾向もある。脳の前頭前野の外側部が衰えてくると、怒りっぽく、キレやすくなる。諏訪東京理科大の篠原菊紀教授(脳・人システム論)は、こう言う。「高齢者がキレやすいことは、抑制力がなくなってきていることの表れです。幼稚園児から80歳までの脳を調べていくと、怒りなどを抑制する機能は 30歳をピークに徐々に落ち始め、60歳になると、6歳児とほぼ一緒になってくるのです。高齢になればなるほど先のことが思いえがけなくなって、衝動的に目先のことばかりに思考がいくのです」
これは高齢者と考える力について情報を探していた昨日にであった記事だけども、それよりも30歳がピークという文章を読み、ああ、私はこの程度の抑制力がピークなのかと、それでは60歳になった時は私はどうなっているんだろうかと、不安に思えてならない。60歳になったら自宅で東京タワー型のチョコレートを買ってゴジラの気ぐるみ着て東京タワーを倒しまくってやる。えい。
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