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やりたいことがやりたい。

とある生徒さんに
「マックはvistaですか?」という質問を受けた。
違いますよ、と回答したら「じゃああたしが持っているパソコンはvistaですか?Macですか?」と聞かれた。
しらんがな・・・。

さて、Aさん(65歳位の女性)。
某所でブログをたちあげた。
初心者でも簡単!というところである。

1記事に写真を1枚入れるのは簡単だが、2枚目からが難しい。

写真を一度アップして、そのソースをどこかにメモして、画面を遷移して、ブログの記事にそのソースを貼り付ける。
これがどうやってもできないのだ。
メモを取るものの、写真の番号(ファイル名)までメモを取ってしまうため、毎回違うソースになる事も理解出来ない。
ショートカットキーを親切心から教えてみようと試みるも、結局それは「覚えなくてはいけない」手間をかけるだけだった。

「うーん。1記事につき写真一枚、と言うのはどうでしょう。」
対応に疲れた私が小さな声で言ってみた。

「いや。絶対。」

ヒー

なんか、「麻薬、ダメ、絶対。」そんな感じの語気。

簡単だけど機能の少ない初心者モード、使えない人はそれを欲しながら、なぜか初心者モードでは満足が出来ず、応用モードの機能を求める。それは「そんなこと簡単っぽい」し、「やりたいことがやりたい」という彼らの欲望である。

たとえば、ようやく入力ができるようになった某女史も、入力ができた瞬間に「名刺くらいなら作れそうよね」と仰る。(出来る人にとっては名刺くらい、であるが、初心者にとってソフトを扱うと言うのは本当に難しいのです。)

これはとても難しい。そしていろいろなところで見受けられる。
彼らは何が「初心者モード」で、どこからが「それをやりたいと思うなら勉強しなくちゃね」という応用モードなのかまったく区別が出来ていないから。

イメージとしては、料理を始めたばかりなのに料理基礎コースにいかずに「基礎よりも面白いし、出来そうだから」という理由で本格中華料理のコースにはいっちゃった、そんな感じ。それも、なぜ本格中華料理のコースを選んだんですか?と聞いたら「だって、今までインスタントでは作っていたら多分大丈夫」とかってわけのわからない返事が来る。でも、多分、そう。

私はFAQに応用編、とかってつけるぐらいなら、そのウェブサイトで出来ること一覧でを作成し、そこに難易度をつけるべきだと思う。そして、可能であればその人の能力を測るようなテストを作っておいて「あなたには難しいとおもいます」とかって表示してもらえたらとてもうれしい。まあ、彼らにはそんなものは関係ないとおもいますが。「やりたいことがやりたいだけなのに、難易度なんてそんなの関係ねえ」(ちなみに、先日シニア呑みをしたのですが、みんなこれを言っていた。私は実物を未だ見ていないのに・・・)

もし、初心者にも使ってほしいウェブサイトがあり、初心者機能をつけるのであればどの機能部分を初心者モードに残すかどうか、しっかり考えなくてはいけないなあ。と思う。


ところで、話は飛びますが、先ほどセールスの電話がかかってきた。
古いパソコン引き取りますよ、買い取りますよというものだったので、とりあえず話を聞こうと思った。(いくつかあるので。。。。激古の2000が・・・)
「OSは2000なんですが」と申し上げますと「解りました、型番が2000なんですね!」「・・・?OSですが。」「・・・詳しいものに変わります!」いや、そのくらいわかって電話してよぅ。そんなの詳しいものじゃなくても解っていようよ、と思っていたのだが、まあ、初心者はそういう感じです。すべてが宇宙用語。私がガンダムの話をされたときに何語か解らないのと同じ感じ。多分、私が1996年ごろのジャイアンツについて熱く語っているときの周りの反応と同じ気が・・・。

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