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年代で分けるサービス

これは50歳以上のサービスです、というのがある。
常識的には「評判が悪い」とされている。
なぜかというと、欲しいサービスは年代で区切るものではなく、ニーズで分けるものなのだ。
若くても御腹が出ている人は70歳代と同じ悩みを抱えているだろう。ということだろう。

4年前、そういうのを打ち出した時、つまり、「50歳以上!」と打ったときは惨敗であった。というよりも、集まったのは80歳だった。そうかそうか。と一人で納得した。

ところが団塊世代がだんだん60歳に近づいてきて、最近かなりの心境の変化を感じる。
色々な方に呑みついでにヒアリングを行なっているのですが、(最近呑んでいるのがおじさんばかり。あ、いや、お兄さんばかりです、すみません)「最近、同年代が居心地よくてね」という台詞が団塊世代の「ワカゾウ」から聞かれるようになった。(ちなみに、当社では50歳代は若い!なのです。)

最近、当社の広告もあえて、「シニア」という言葉を実験的に使ったりもする。
もちろん、シニアということばは前面に出さないが(だって、シニアと言う言葉で反応するシニアがほとんどいないんですもの。)たとえば、中高年や、実際の年齢を出してみると、ずいぶん前に出したよりもかなり反応がよくなってきている。

まだ、年代で分けるサービスが必要ないと言い切っていらっしゃる方もいらっしゃいます。もちろん、私も真っ向から年代で分けられると正直、むっとする。「30歳前の方のサービス」と言われると、やっぱりむっとする。それでも、ちょっとお店の裏の方で「30歳になる前に使い始めるパック」などをこっそり買ってみたりする。

年代を表向きで勝負することは必要ないと思いますし、たぶん、ご本人たちも真っ向からそれを言われるのは望んでいないでしょう。しかし、本音の部分で、その場所が居心地がよく感じられる、というのもシニアビジネスを語るのなら感じていたほうがいいということなのです。

例えば、先日私と、もう一人の可愛い女の子と、おじさんと3人でいました。
おじさんは女の子に向かって自分がどれだけ若いかを説明し始めました。
私はいつものことなので、ふむふむとうなづいてネタを探していました。私が「私ー。最近の歌ですけどぉ。ペギー葉山とかなんですよね。カラオケ歌うと。ちなみに、私の飲み友達はラバウル小唄。」と離したところ、安心してなのか?大量のフォークソングの話をぶつけてきました。

若者にはいえないけどさ、とおじさん、おばさんが思っていることを聞かずに「シニアビジネス」に参入するのはとても厳しい道になるでしょう。自分の思うおじさん、おばさん像、もしくはデータに振り回される像を押し付けかねません。
適度に若い友達がいなくて、おじさんとかおばさんと騒いでると楽しいよね、と言っているくらいがいいのではないでしょうか。それで幸せか、と言われたら、困りますけど。


ところで、大手ポータルサイト(勝手)診断の結果です。
Yahoo!,Goo,Infoseekを比較しました。
実際に5名のシニア層に操作していただき、その時の彼らの点数+彼らの意見をくみ上げた我々の評価です。
シニアが見た!ポータルサイト比較はコチラからどうぞ。

ちなみに、Yahoo!の路線の画面は変わりました。

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