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使ってる≠使いこなしている

むかーしむかし、推理漫画で、子どもが「おなかが痛い」という場面があった。お母さんが「薬飲む?」「ううん、違うの、痛いのはお腹の中じゃなくてお腹の表面なの」みたいな場面。

そうか、お腹が痛い、と一言言うのは簡単だが、皮の部分が痛いのか、内臓部分が痛いのか、それによって対応策は違う。(その漫画では結局その言葉がヒントで死体が見つかったんですけど。確か。)

ヒアリングをしていて驚かされるのが「使っている」という言葉。

一番笑ってしまったのは「インターネットくらい使ってます」という50歳代の女性。
よくよく聞いたら「娘にページを出してね、と頼んで、出してもらったページを見ている」確かに、それも「インターネットを使っている」。なぜなら、その目的は情報を引き出すことなのだから、タスクは達成できている。

50歳になる男性は言った
「今じゃインターネットが無い生活なんて想像もつかないよ」

確かに、彼の生活圏内の情報はインターネットで知ることが出来る。
しかし、彼の操作性などを見ていると、新しいウェブサイトに飛んでいけない。
私たちは、使えている人は得てして使えますよ、というとあらかたできますよ、という意味で使っているが、実はこの使っているという言葉の温度差は男女の溝よりも深い。いや、同等かも。いやー、そこまでじゃないかも。(気弱)

どのくらい使っていますか?ということばの結果は、決してどのくらい使いこなしていますか?ということではないことに、使いこなしている人はそろそろ気づかなくちゃいけない。
時折腰が抜けるくらい驚愕してみるのもいいかもしれない。

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「03.シニア層とインターネット」カテゴリの記事

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