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考えたくない

「難しいことはイヤなの。」
「簡単に覚えたいの。」
「難しいことはいいの。ただ、写真の加工と年賀状と名刺作りとチラシ作りと簡単な名簿作りさえ出来ればいいのよ。だから簡単に教えてよ。」

少なくない方に言われる。
本当は少しずつ難しいことに挑戦して若返ったほうがいいのに、と思う。
実際、脳を使えばどんどん若返る。少しずつ挑戦できる。
でも、挑戦できる人は歳を取れば取るほど多くない。
「あと数年しかいないんだもん、数年後にはあの世でしょ?イヤだよ、いまさら頭使うなんて」と言う方も少なくない。

私が始めて真夏のデリー@インドにいたときに、それはそれは暑くて、考える事を放棄したくなった。
しかし、考える事を放棄すればそれは騙してくれと言っているようなものである。バックパックをしょった小さいカモが歩いているに過ぎない。お財布の中はわずかだったけど、それでも、カモはカモ。そして私はコロリと騙された。(さすがに3回もインドに行けば騙される事はなくなったけど、数多くの騙された人に会って来た。)

シニア層が「考えたくない」というせりふを聞くといつもインドのことを思い出す。
考えるのが面倒くさい、というのは多分、あんな感じなんだろうなと。

そんな中、昨日「R25」を読んでいたらこんな記事が合った。
「アタマがよいって どういうことだろう?」

「日常人は身体的努力をいやがるが、それにもまして、精神的努力を嫌うものである」

#もちろん、自分への戒めにもなる。

企業人としてはシニア層に使ってほしいのであれば、出来る限り考えなくて済むものを提供すべき。
解りやすい商品、解りやすいテキスト、解りやすい説明書、

時折、このことに対して哲学的に自問自答することはありますが、
サービス提供者の姿勢としては「考えさせない」。これに尽きると思います。
考えさせない、というのがどういうことなのか、考えるという事がどういうことなのか、シニア層の実際が知りたい場合には是非是非研修にお申し込みください。無料研修もありますので。(ただし、簡単な審査がありますが:冷やかしや目的がはっきりしていない方をお断りするものです。技術者、研究者、デザイナーさんのご応募をお待ちしています。)→ウェブマスターさんは有料研修で是非。→シニア・シルバー層の視点育成研修

とはいいつつ、弊社ではシニア層に「考える事」を推奨しています。そこは譲りたくない。それがダメな人・嫌いな人も多い、と知りつつ。インドの酷暑で「考えろ」と言われたら苦痛で苦痛でたまらないのも知っているけど。苦痛を与える事は「いいこと」ではないかもしれないけども、私にとっての「教育」の原点なのです。

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コメント

 近年の学習科学、教育工学の様々な知見から、能動的に頭を使わずして学習は成り立たないってことが明らかになってきていて、もはや「先生話す→生徒丸暗記」なんて授業構造は前世紀の遺物となりつつあるんだけれど、学生時代にそういう体制でものを教わった(つもりになってた)人達にはその感覚はなかなか受け入れがたいのでしょうね。ましてその「暗記」ができない世代なんだから、上手くいくワケがない...

投稿: 古田@道具眼 | 2007/07/28 12:35

師匠ー。受け入れ難くとも、覚えられないのであれば根気良く考えさせるしか・・・。今度インターネット講座見にいらして下さいよ。面白いですよ。今日も発見でした。発見とともに落ち込んだのですけど。。。

投稿: モリマミコ | 2007/07/31 00:34

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