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おしらせ

WebSiteExpartが発売されましたー。

今回はシニア層のウェブ上の行動です。
是非御手にとってご覧下さいませ。

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加減が解らない。

おじさまがマウスをつかむ。

むずっと掴む。

そして、左ボタンを押しているつもりで、ぼすっと真中のホイールを押す。
マウスが丸くなる。
パニックを起こす。
真中のホイールを押しつづける。

おじさまがマウスを掴む。
ダブルクリックをするときに懇親の力をこめる。
ばちばちっ。それはライバル同士の女性の目線並に音がする気がする。

しかし、1回目のクリックと2回目のクリックの場所が違い、マウスの場所がずれ、他のものを開いてしまう。
でも、おじさまは、どうしてそれが開いたのか解らない。

シニア層に「加減」を通達するのはとても難しい。
「女性の手を握るように優しく♪」と伝えると、突然やさしくなるが、それは一瞬の事。すぐに「ばっちばち」に戻る。ちょっと結婚生活ってそんなもんかと、冷静になる一瞬(笑)

興奮してくると、ますますマウスが定まらない。
強く握りすぎてしまうのだ。

これは、面白いウェブであるほど、クリックできないという難点に結ぶ。
ボタンの大きさを大きくすれば少しは回避できる問題でもあり、「どうしようもないなー」という思いもある。

しかし、いずれにせよ「若者とマウスのボタン操作が違う」ということを意識しながら、ウェブサイトは作られるべきだと思う今日この頃。

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求人募集

さりげなく、弊社の求人募集です。

シニア層が好きな方、シニア層の消費行動やウェブ操作に興味がある方大歓迎
また、「人に伝える」仕事ですので、語彙が豊かな方、柔軟な発想が出来る方大歓迎。ああ、欲張り。
体力のある方、好奇心旺盛な方、ノリツッコミができるかた、オヤジギャグに耐えられる方、是非どうぞ。

求められるのは愛嬌と度胸。この二つが弊社では必須条件です。

最初の3ヶ月は教える仕事が主となります。それから先は適性を見ながら仕事が増えて行きます。
常勤の方を募集しています。月曜日~金曜日 10時~17時30分。
常勤でなくてもかまいませんが・・・。

ご応募の方は下記アドレスまで。「info@pasocollege.com」 タイトルは「求人について」でお願い致します。
また、面接の当日に簡単な試験があります。
先にバラしておくので、よい説明をしてくださると幸いです。

下記、75歳シニア女性に教えるような説明を求めます。
おばあちゃん、という感じではありませんが、難しい言葉を言われるとパソコンが嫌いになりますので、気を付けてください。

1)マウスの持ち方について説明をしてください
シチュエーション:まったく初めての方。

2)インターネットは何なのかを説明してください
シチュエーション:みんなが楽しいと言うインターネットは一体何か、と聞かれました。

3)楽天を使うには楽天というプロバイダに入らなくてはいけないのか、という質問に対して答えてください。

4)クリックとダブルクリックの違いについて説明してください。

とりあえず、当日もしかしたら変わるかもしれませんが、こんな感じです。
評価ポイントは、相手の目線を考えた説明かどうかというのと、愛嬌があるかどうかです(笑)
その他疑問点については御気軽に御問合せ下さいまし。

ご興味のある方は是非。ご紹介もウェルカム。
「人材募集に興味はないが、ワタシの回答を聞いてほしい!」という方は・・・送っていただければ採点?します(ただし、返事は確実に遅いです。)
「そんなこといわずにすぐに採点して!」という方は飲みに行きましょう~♪(いっつもそればかり。)

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なぜシニアはインターネットを使えないのか その3

1,2よりずいぶん間があきました、すみません。
なぜシニア層がインターネットを使えないのか、トリをつとめるのが「技」の問題です。

1)体の問題からくる技術の問題
→全角、半角の区別が良く解らないなど
2)知識不足からくる技術の問題
→チェックボックス、ラジオボタンの意味が理解出来ない、専門用語が解らない
  →ただし、「学習」可能
3)間違った知識からくる技術の問題
→警告マークが出ると「情報漏えいします」という意味だと勘違い等
  →誰かが教えてあげれば・・・。ただし、思い込みは怖い。


若者とシニア層との違いを挙げると、技術に対する許容度といいますか、学習度合が違う!ということが言えましょう。
例えば、若者の場合、一回失敗するとすぐに「間違いであったこと」を認識できますが、シニア層の場合、一度やって間違いだったとしても、その間違いが「なぜ起きたのか」を納得するのが若者に比べて遅く、また、応用力がきかないために何度でも同じ間違いを繰り返しがちです。

技術面ばかりはどうしようもないよね、と思われる事も多いかと思いますが、とりあえず

「体の問題からくる技術の問題」と「知識不足からくる技術の問題」はどうにか対処できるようにしておきましょう。

1)体の問題からくる技術の問題

よく違いが解らないからできなかった、など、技術の問題の根幹には体に起因するものが多いのが特徴です。老眼、視野が狭くなる、細かい作業が苦手になる、動体視力が落ちる、反応が落ちる、このような体の問題が学習能力を低下させ、シニア層は同じ間違いを繰り返し続けます。

全角半角の違いが解りません。彼らは大きい文字と小さい文字、という分類をします。
また、oと0の区別もつきづらくなります。

他に、マウスのホイールボタンの力加減を習得するのに時間がかかります。
「女性の手を握るように、優しくマウスを握って下さいね♪」とインストラクターが言う事があるのですが、それを言わなくてはいけないくらい最初の頃、マウスをぎゅぎゅぎゅとしっかり握ります。
そして、そのままホイールボタンに指が向かいます。むんず、とホイールを押しながら、ちょっとマウスを下に動かす。すると長い画面はあっという間に下までスクロールされます。そしてパニック。
ということは、画面をあまり長くするとそういうミスに対処できません、ということです。簡単にまとめちゃいましたけど。
そんな感じで、体の稿を見て頂くと推測できるかと思います。横スクロール、ページ内ページ(インラインフレームなど)等もわかりづらいですね。ホイールを一度覚えるとそれを使いたがる傾向があるのですが、どこのウィンドウがアクティブになっているかと言う意識が薄いのが特徴です。

その他、西暦、和暦等も解りづらいですね。

2)知識不足からくる技術の問題

知識がないために技術的な問題が起きてしまう。
ただ知らないだけなので、いずれ学習はできると思うのですが、学習能力があまり高くないために失敗体験ばかり覚えてしまい、なぜ失敗したのかを覚えていられないと言う悲しい現実があります。ある程度まではカバーできますが、すべてをカバーすることはできません。さらに、入力フォームなどで問題が起きやすいのも「知識不足」の特徴です。
できるかぎり簡単な例文を載せる、エラー画面を解り易くするなど出来る限り知識がなくても操作できる、マニュアル車ではなくオートマ車のようなウェブサイトが必要になります。

昔から言われているのはプルダウンメニューはNG、と言う項目ですが、団塊世代や65歳くらいまでの方は多分、あまり問題なくなると思います。そこが引っかかっている人を最近見なくなりました。
どちらかというと、チェックボックスなのか、ラジオボタンなのかは意味が解っていません。その○のかたち、□の形にまさか意味があるとは思ってもいません。

また、専門用語の定義は非常に難しいのですが、シニア層と技術者の方が同じバックグラウンドでは無い事は自明の理、解っている人にとって「当たり前」とシニア層、初心者層にとっての「当たり前」は男女ほどに違いがあると言う事を重々認識して頂きたいところです。前職で、英語の使用率が多い職場だったのですが、その頃の自分の話していた言葉はなんかおかしかったです。妙にカタカナが多い。でも、それはカタカナ語をしゃべらない人と接して、自分の日本語がカタカナばかりである事に気付かされるのです。自分が思っているほどに相手は理解していない。こうなったら推測はいけません。ウェブサイトと同じ言葉でシニア層に喋って見て下さい。何人ですか、と聞かれたら日本語をごっそり見直しましょう。

例えば環境と言う言葉ひとつとっても、「座布団です」などと答えてしまったり、バージョンは何を使ってますか?などの質問に「ウィンドウズNEC」などという新語が生まれたりもしますので、相手に伝わる言葉を心がけましょう。

エラー画面なども威圧感を与えない表現にしましょう。
とにかく「失敗体験」を植え付けない事です。
そして、3)の勝手に勘違い、に結び付けない事が重要です。ここに来るとリカバリが大変になります。本当に大変です。「だって息子が言ったんだもん」という言葉に、どれだけ業者さんが泣かされているか、その現実を見て頂きたい。嗚呼。

解る人が解らない人が階段を上って来るのを待つのではなく、自ら降りて迎えに行く、そういう気持ちを持ってユーザー視点でウェブサイトを提供して頂きたいものです。

以上、期間も文章も長くなりましたが、「シニア層がパソコンを使えない理由」について掲載致しました。途中、ブログでご紹介くださった皆様には感謝しております。これからも宜しくお願い致します。ウェブ上での行動は次のウェブサイトエキスパートに掲載されますのでそちらも併せてご覧いただけると幸いです。

また、4月は諸事情で休みましたが、5月は本屋さんサイト使いやすさランキングをまた実施致しますので、よろしくお付き合いの程をお願い致します。

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ああ、ロミオ。

「ああ、ロミオ、あなたはなぜロミオなの?」
「って聞かれてもねえ、親が付けた名前だしねえ。それってりんごに「なんであなたはりんごなの?」と聞いてるのと一緒じゃない?」

と、冗談交じりに話す色気のない夕方。東京は快晴です。

さて、本日は久しぶりに終日現場の日、朝から晩までシニア層に囲まれて観察のし放題。
そんななか、Sさん(女性、75歳)がいらした。

Sさんはご紹介でいらしたのですが「私、基本的なことは使えるからメールの送受信だけでいいの。」と仰っていた。

なるほどー、と思いつつ、シニア層のハートを掴むメールの作成を教える。

「じゃあ、そこをドラッグしてください」と何気なくいったら「ごめん、言葉が難しくて解らない」

「そのチカチカの前でカチッと押していただいて、ボタンを押したまま、ここまでマウスを持ってきてください」

ようやく通じる。

「この上で右クリックしてください。」

「右クリックって何?」

「中指でマウスの右側のボタンを押すことです」

すると彼女おもむろに、中指を伸ばして器用に左ボタンをクリックした。

「今、押されているのは中指ですが、押しているのは左のボタンですね。右のボタンを押してください。」

それで納得

ところが、右、左、というのが途中でどうも混乱する。
右クリック、左クリックというのがわからないというのはよく聞かれますが、「今のは右?左?」と作業後に聞かれることもしばしば。「どのタイミングで右なのか、どれで左なのかが解らない。」

途中から左右を指示するのをやめ、中指と人差し指の指示に変わる。
ところが、キーを打つ間はマウスを離すので、中指を使おうとすると中指が左クリックの上にある。

「ああ、これ、楽しくてマスターしたいのに、右左がわからないなんて、情けない」と悲しそうに言うSさん。

「大丈夫ですよ~。私もこの間久しぶりに車に乗ったら、右がアクセルかブレーキか忘れてましたから」と笑顔で答えると「運転、やめたほうがいいわよ。」と言われ、2秒ほど落ち込む。

「ねえ、なんで右クリックって言うの?どちらも右手でクリックなのにね。」

それを言われるのが一番難しい。確かにどちらも右クリックだ。マウスから見たら右ボタンだが、人から見たら、その言葉は確かに解り難い。

ああ、ロミオ。あなたは何故ロミオなの?という問いが難しい。「だってそう言われてるんだもん。」と応えるしかない。もしくは「名前を捨てましょう」

ああ、右クリック。あなたは何故右クリックというの?と聞かれてとても困る。「マウスの右についているからですよ」と言っても「同じ平面だし、よく解らん。混乱しやすい」といわれると、この紋所が目に入らぬかといわれているような気分になる。ああ、どうしよう。これじゃあ、「右クリック云々」という言葉は「わかっているフリをしている人」には混乱を招くなあと思う。マウスの操作性の限界をつくづく感じた一日でした。

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簡単だって皆が言うのに~!!

Mさんは、妙齢のご婦人である。
趣味は山歩きなのであるが、周りの「若い」(この場合は50歳代後半~60歳代前半をさす)方々が、「インターネットで地図ぐらい調べれば?」のようなことを仰るらしい。

「他の人が簡単だって言うから、あなたたち、プロなんだから簡単でしょ」と突然いらした。

確かに、まあ、一応、「センセイ」しているくらいだから、「いやいや、アマチュアデスヨ」なんとはいえませんけど、山の名前はチンプンカンプン。登るときにどういうニーズがあってどういう地図があればいいのかなんて皆目見当もつかない。

とりあえず、スタッフが四苦八苦して対応する。どうも国土地理院の地図を見るのがよいのではないか。
しかし、彼女は違った。「友達が見ているのが見たいのよ」


(だから、その見ているものが何かを教えてください)


「簡単に出てくるわよって言ってたわよ」


(入れるものがないと出てくるものもありませんよ)


「なんだ、パソコン解るっていってもこんな簡単なことも解らないのね!」と多少お怒りの様子
(ちなみに、この後、そのソフトはかなりマニアックなものだということが彼女の友達の手紙で判明。ソフトがたくさんあるってこともわからないんでしょうね。。。。とほほ)

「じゃあ、代々木体育館にいくから地図の出し方教えて」


そこは簡単、GoogleマップでもYahoo!マップでもぜんぜん問題ない。

ところが彼女「代々木たいくかん」


「変換できないじゃない!!!!」


むむぅ。。。


「じゃあ、次は京王プラザ!」


入力されたものは「京王ブラザー」


(兄弟か!)


「ぜんぜんダメじゃない!」


最後に「ホテルエドモント」

入力したのは「エドモンド」

しかし、さすが、どちらも出ました!ホテルエドモンドでも、エドモントでも。


そして彼女、最後に「みなが簡単だということが私にも簡単だということが当てはまらないってことが解ったからまたよろしくね!」とご機嫌でお帰りになった。


毎日が寸劇。

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袖摺りあうも?

GWもまっしぐら、今日は仲良しのTさん(57歳)が事務所に遊びにいらした。

「明日から休みだしさ、とりあえず今日は会社早くあがってみた。」

で、寄るところが弊社ですか、という突っ込みはおいといて。

「ちょっとパソコン貸してよ」
当社はあらゆるお兄様に開かれた会社であるが故、お貸しする。

と、突如お気に入りをクリックして

「いつものサイト、入ってないよ?」


「・・・?」


「ないけど、どうして?」


どうしてもなにも、あなたのパソコンではない。

「そうかー、パソコンが違うと入っていないのか。」


おもむろにGoogleツールバーのところに入力する。しかし、綴りが違う。
実は、英語のサービスの場合、入力するものと読みが違うので、よく間違いやすいのである。

そのまま検索ボタンを押すので、間違った結果が出る。
あまりにも興味深い行動だったので観察してみる。

「これって、結果1番目?2番目?」


(間違った言葉入れてるから、1番でも2番でもないけど・・・)シニア層は、検索結果を1番、2番と背番号のように呼ぶ。ちなみに、彼の名誉のために、彼は「仕事では問題なく使っている」人である。


「うーん、入れた文字が違うので・・・ごにょごにょ」

しかし、入れた文字には気づかない。


「おかしいよなー。やっぱりお気に入りに入ってないからか」


いや、そういう問題ではない。と、心の中で突っ込む。

とりあえず、それ以上観察していると何か言われそうだったので代わりにURLを打ち込んでみた。


「そりゃあ、直接入力したら早いよな」

(検索用語が間違ってなければ早いのにな)


そしてあとは事なきを得たのですが、使っていると思っている方でも、意外と使えていないことが多い。

先日も、とあるおじ様と知り合って「モリさんの言ってること解るよ。僕は、他のシニアよりはできるから、一度はそのページに行き着くんだ。でも、もう一度そのページを見ようと思うとどこにあるか解らない」


一度そのページとであってお気に入りに入れていただければ、パソコンを変えない限り愛は続く。
しかし、お気に入りにいれられなければ、2度と出会うことはないのかもしれない。

それは、言葉の覚え間違いであったり、検索が下手だという理由があったりと色々なのだが。

インターネットで継続して使ってもらいたいなら注意しなくてはいけないこと、それは「ページの探しやすさ」にもあると思う。袖摺りあうも他生の縁、ということはインターネットには通じないようだから。2度と出会えなくて、「君の名は~」とインターネット上でマチコ先生を探さなくちゃいけないことになってしまうから。

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