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言葉の違い

そういえば、昔、小学生の子にホームページとやらを見せてあげようと「どんなのが見たい?」と聞いてみたら「ワンピース」と回答された。

さすが女の子よねえ。と、もちろん子供服のページを見せた。

彼女はママのところにいって「あのおねえちゃん、ちょっと違う・・・」

どうも、ワンピースとやらいうのは漫画であるということを、後で知った。


たとえば、FCという言葉も、私たちはフランチャイズだと思っているし、はたまたファンクラブだと思っている人もいるし、サッカー軍団だと思っている人もいる。(そういうサッカー軍団があることを私は昨日知った)。定義をせずに話すことはとても難しいと、昨日思った。

初心者とはいえない方がウェブで問い合わせフォームを作りたいと言ってきた。
こちらは解る人用に丁寧に説明したつもりだが、完成後の彼女曰く「何語を言っているのかも解らないし、何もかもが全然親切じゃないんで困ってました。」

昨日、某サービスを利用した。その部分に関しては私はあまり知識がないが、多分大丈夫だろうと高をくくっていたら、あずかり知らぬカタカナを羅列されて、間違えて2万円多く払ってしまった。返金不可とのことで、落ち込む。
今朝、サポートセンターの人とやりとりをしていて、「私はこの機能を使いたい、と書いた瞬間に、「こういうこともできますよ」って言ってくださればよかったのに・・・」と恨みがましく書いてしまう。そして、そのウェブサイトのわかりづらさを恨む。むぅ。

初心者の言葉は、本意がどこにあるかを知らなくちゃいけない、と常々スタッフに言う。
初心者は伝える言葉を持たない。パソコンが写らないの!!という言葉が、ディスプレイの電源切ってるだけなんてことはざらにある話、新しい技術を新聞で読んでそれを曲解し、試してみようとする初心者も多い。ただ、なにができるかよくわかっていないので、見当違いのことをいいがちである。私たちの仕事は、それを翻訳することだ。

解っている人には、初心者の気持ちが解らない。
これは本当にそう思う。
解っている人が「初心者にとって」というのは、大抵、自分の中での想像の初心者であり、実際に初心者と会って、その操作を見て、感じた人のせりふではない。
シニア層ってさ、と語る人が、シニア層を言い当てていることはシニアビジネスをしている仲間以外に出会ったことがない。それも、ほんの少数の人だ。

誰しも、固定概念を持って人と接する。きっとこういう人だろうと思い込んでいる。違ったときにだけ、それがたとえN=1だったとしてもそればかりをいいがちだ。それはあたかも、失恋直後の女の子と同じである。
その固定概念は仕方がないと思う。

しかし、言葉ひとつとっても違うということを認識するかどうか、初心者は、シニア層は、ウェブに対する心構えができる人とはまったく違うということ、できる人にとっての便利はできない人にとってただの迷惑であるということも、感じておいたほうがいい。感じるだけでも大きくサービスは変わってくると思う。

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