シニア層のいいわけ消費
シニア層は「言い訳消費」をする。
購入にも、買わないのにもいいわけが必要だ。
例えば、旅行。高額旅行をするのも「だって、もしかしたら人生でこんな旅行をするのは最後かも」
やすい旅行をするなら「だって私、たくさん旅行したいんだもん」
高いランチを食べるのは「だって、皆が食べてるんだもん」(だから会計は結構せせこましいです。)
高いランチを食べないのは「だって、今月オーバーしちゃいそうなんだもん」
色々な言い訳をつけてシニア層は消費をする。勿論、若者もいくつか理由をつけて消費をするわけだが、シニア層は買うのにも買わないのにもとにかく言い訳=理由付けが多い。勿論、あとからの理由付けもあるが、多くの場合は自分を納得させるために、自分の理性と戦うために言い訳を自分に言い聞かせてモノを購入する。
だから、シニア層は確かに理由付けをする購入をするので「すわっ、賢い消費者か」と思われがちであるが、実際その言い訳の内容を聞くと「仕事と私どっちが大事?」というような理論をぶっ飛ばしてしまっているものが大半である。しかし、多くの企業はまともに理由付けをするから、心に響かない。特に団塊世代はノリの良い世代である。彼らに「だって、○○なんだもんっ」と言わせないと、消費意欲は生まれない。あなたのために財布の紐はゆるくならない。
さて、そこで、突然考えた。なぜ皆は買わないのだろうか。買う理由はあとから理由付けを出来るが、買わない理由は買わない理由だからだ。そういうネガティブアプローチを考えるのが趣味なのである。(考えた言い訳)
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