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団塊世代は幻想か

私は兼ねてからこの場を借りて「団塊世代はそんなにリッチでもないし、経験が豊かな賢い消費者とは一概には言えない」と言う事を常々言ってきました。

勿論、公の電波には載せられない事もたくさんありますので、私に直接お会いした方は私から色々な実情を聞いているかと思いますが。(もし聞いてなければそれは二日酔いだったのかも!;p)

ただ、今回日経ビジネスに「団塊世代は意外と下流が多い」という記事を読み、更に「不安を感じている」→だから団塊世代はマーケットとしておいしくないとか、ケチであるとか、そういう流れになるのはあまりにも単純すぎるし、その流れはあまりにも「わたしと仕事、どちらが大事?」的な仮設であると思う。

これから何度かに分けて「団塊世代は幻想なのか」と言う事を描いていきたいと考えていマス。


さてさて。
団塊世代とはなんだろうか?
Wikipediaの解説は非常に解りやすい。

まず、わたしの雑感として、団塊世代の人は非常に「若い」。若いと言うことは少し、軽いと言うことでもある。明るい、軽い。実は団塊世代の後の人のほうがまじめに感じる。
誤解を恐れずにいれば、団塊世代は周りが時代を用意してくれているので、比較的楽観的な方が多い。勿論人それぞれだが、それは勉強する態度にも出ている。団塊世代はまじめなフリをするのがうまい。ただ、挫折に弱い。勉強を見ていると、他の世代と違うのはそこだ。他の年代は壁に当たったとしても、比較的我慢できるが、団塊世代の特徴としては、これも、誤解を恐れずに、少ない150程度のN数で話すのであれば、壁に当たると、違う事をしたくなる。そして、いつも明るい。だからわたしは団塊世代が大好きだ。話していても明るい、イマドキの話題も出来る、のりも軽い、娘が口を聞いてくれない話以外は本当に面白い。そして、娘が口を聞いてくれない話は本当に辛い。(意外と仲良さんも多いですけど)

そして、団塊世代は決してケチではない。ケチという定義が出来ていない、もしくは人によって違う以上、そこは「けちではない」としかいえない。ただ、時折唖然とするお金の渋り方をするけども。

日経ビジネスに掲載されていた三浦さんの分析は面白かった。団塊ニート、スポーツ新聞、下町マイホーム、貧乏文化人、じゃあだれがお金を使うの?という話でもあるが、それはおいおいここにも書いていきましょう。取り上げられやすい人とか、アンケートで答えたがる人は得てして実は余りお金を使わない人が多くて、寡黙な、お金を使ってくれる層はアンケートに答えなかったりする。だからアンケートがこの世代に余り役に立たないですよぅと言っているわけで。でも、三浦さんの分析は面白い。東京メトロで日経ビジネス売っていますから東京周辺の方は是非。

で、だらだらと書いてしまったが、次回から団塊世代を中心としたわたしたちの分類であるとか、そういうものを掲載し、さらに、どういうものがシニア層に受け入れられるのか、そしてシニア層の常識・非常識についてつらつらと書いていきたいと思います。宜しくお願いいたします。

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それは無視できない問題

朝、某高齢者団体と打ち合わせ。
「モリサン、Aさん、知ってるよね?」

Aさんは昔このブログにも登場したことがあるネット株取引が大好きなおにいちゃんである。うちの教室にいらしてはみんなの前で株取引をして色々な人の賞賛を浴び、さらに、優待券が来ると私たちに分けてくれるすてきなお兄様だ。

「Aさん、亡くなったのよ、それも孤独死で、死後数日きづかなかったって」

「・・・・・・・。」

Aさんはシルバー層が住む住宅に住んでいた。最近いないなぁと思った管理人さんが部屋に入ったらなくなっていたとのコト、仲良かっただけに、ちょっと感慨深いものが。


そういう話って避けて通れないわけで、今後、退職して「自分探し」に失敗して、欝になったり引きこもりになったりする人も増えるだろう。すべての人が「アクティブシニア」ではない。

できるかぎり、皆がアクティブになれるように、例えばウェブサイトを使いやすくすると提言しているのも少なくともITリテラシが低い人でもウェブサイトを使えれば、使いやすくあれば、情報が得られて誰か他の人と繋がって欝になるきっかけが減るとか、少しでも良いものを、少しでも楽しく使えればいい。

件のAさんも、私がそもそも「この人のためにウェブサイトは使いやすくなるべきだ」と思ったきっかけの一人である。PDFが全く解らなくて電子なんとかがとれなかったり、間違えて株を買ってしまったり、売ってしまったり。彼はそれすらも少しは楽しんでいたけども。

奥さんがなくなる、ご主人が亡くなるより奥さんがなくなるほうが後を引く人が多いわけですが、(女は強い)ときのフォロー、夫婦がいる「お一人様」と本当のお一人様はワケが違う。

そういうことを考えていると、少子化の現在、子どもがいない人々は、誰に看取られるのだろうかとちょっと感慨深く。

そういう、ネガティブな話にどう向き合っていくか、ということを今日の打ち合わせで話し合っていたのでした。あー。切ない。

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あなたが見ているシニア層

特殊なことと言うのは、得てして注目を浴びやすい。
しかし、それをすべてと思ってはいけない。

今日はシニアのお兄様と(お兄様、シニアだなんて言ってごめんなさい。)ランチをしました。
色々なお話を伺いながら、普段考えていたことがものすごくクリアになってきた。

ありがたいことに、多くの企業様からシニア向け案件のご相談をいただいているが、どんなシニア層、というのが明確ではなく、世間一般で言われている偶像のようなシニア層を対象にしているビジネスは非常に多い。理想論的なシニア層をターゲットにし、アンケートの結果だけを見て数字で納得してしまう。そういうシニア層を対象にしている方が非常に多いのは事実である。

今日お兄様とランチを楽しみながら、お兄様の周りのシニア層の話、そして団塊世代の実情、そして色々な問題点について話し合いながら、「所謂一般的な企業が見ているシニア層が大分ずれているのではないか」という話で盛り上がった。

あなたが狙いたいのはいったい、誰なのか。どんなシニア層なのか。
例えば、団塊世代は数が多いことが注目されているが、実際の進学率は?実際の収入は?誰を狙う?どんな人を狙う?本当に退職金でウハウハなの?それをどう思っているの?そして、実は一番大事、何を不安に感じているの?

シニア層とざっくり括る人も減ってきましたが、それでも、数字遊びのシニア層しか見えていない場合も多い。
できれば街に出て、巣鴨じゃないところでシニア層の意見を聞いてみませんか?

参考になるウェブサイト発見
桧森隆一の団塊ブログ(敬称略)

私信、お兄様へ本当に楽しかったです、またランチさせてください!私も色々情報出せるように頑張ります!

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