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マニュアル、好きですか。

私はオートマ派なんで、っていったら「オヤジギャグ!」とハリセン飛んできそうですが。ゴールド免許のモリです。(ちょっと自慢。←乗ってないだけ)

3人に1人程度が「読まなくてもわかるので読まない」~マニュアル調査

パソコンのマニュアルを「ほとんど読んだことがない」、あるいは「一度も読んだことがない」という回答者166人に、その理由をたずねた。最も多かった回答は「読まなくても操作できる」で62.7%(104人)であった。この人数は、全体(330人)のほぼ3分の1である。

それに次いだのは、逆の回答で「読んでもわからない」16.9%(28人)。パソコンはソフトウェアや周辺機器などを使用するため、パソコンのマニュアルだけでは、全ての操作をマスターすることはできない。読んでもわからないのはある程度仕方ないだろう。

シニア層はマニュアルを読まない、と良く言われる。特に女性は読もうとしない。と言われている。
それは何故?と聞いたら「読んでも解らないから」と回答するだろう。
「だって文字が小さいんだもーん」という声も聞こえてきそうだ。それも上目遣いで。

しかし、実際手にも取りもしないかというと、実はそんなことはない。
彼らはマニュアルを一切読まないかといえば、全くそんなことはない。

実は、一生懸命マニュアルを手にしているのだ。読もうと努力している。
蛍光ペンを握り締め、「頭から読もうとしている」

しかし、多くのマニュアルは当たり前だが「頭から読む」ためにはできていない。
途中での「画面の切り替え」などは当たり前のように当たり前として語られているし、多くのマニュアルはお経のように(失礼)すべてが平坦に見える。絵があっても小さくてどこを指しているのか解らない。さらに、彼らの切り札が出る「マニュアルは解っている人が作っているから解らない人にとっては解りにくいのよ!」これは葵の御紋みたいなものである。「解っている人ぉぉぉひかえよぉぉぉ」みたいな感じだ。(解らない人から見たら「解らない人ぉぉひかえよぉぉ」と言われているように感じるでしょうが)

私たちの教室に来るときも「マニュアルが解らないから!」と入会される方は多い。
マニュアルを見せていただくと最初の10ページくらい、蛍光ペンで様々なところに線が引いてある。その光景は私の物理の教科書みたいだ。「全くもって重要な事を理解していない」。
見ていると「わからない単語」にひたすら「重要だと思って」線を引いているように見える。「なんでここに線!?」と思えることが多い。

当社の保有するパソコン教室は、オリジナルテキストを利用している。彼らはテキストの事を「テキスト」や「マニュアル」と呼ぶ。「マニュアルどおりにやれば・・・」「マニュアルと違うことが出てくると突然解らなくなって・・・」などの言葉が現れる。それでも「オタクのマニュアルは解りやすいよね」と仰っていただける。(まあ、解りやすいように作っているのだから、それは当然なのだが・・・それに、マニュアルじゃなくてテキストだし・・・)

彼らは本当はマニュアルを読みたいのだ。ところが、多くのマニュアルが「読ませるためにはできていない」。

どこから読めばいいのか、どこを読めばいいのか、何を指しているのか、だから「読んでも解らないし・・・」という最初の台詞に戻るのである。

読まなくても操作できるのはうらやましい。とはいいつつ、私も一切マニュアルは読まない。たいていはうちの若い衆(笑)が教えてくれたり、妹が操作の方法を教えてくれるからだ。

一番マニュアルを読んで欲しい、一番「その質問は前にも出ました!」的な電話がある、「マニュアル読んでよ!書いてありますよ!」といってしまいそうになる中高年に解りやすいマニュアルが必要なのではないか・・?と思うのである。

ちなみに、私たちがマニュアルを作るときは全体像と細部の画像をどちらも掲載し、そして一部の人用に理屈をつけたりもする。(理屈がないと頭に入らない人が結構多い。)そして、ページ数を割けるならばかなり細かく操作の手順とその理由を書いていく。皆さん、真剣だしまじめなので文字は読む。

「高齢者はマニュアルを読まないもんっ」と決め付けるのは尚早としか言いようがない。
読みたくない、と思わず思ってしまいたくなるようなマニュアルを提供し「高齢者はマニュアルを読まないからなぁ」と大きなため息をついている方を見ると、肩をポンポンとたたいて、ほっぺに人差し指を突き刺してみたくなるのである。(古典的ですみません)

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幸せは推測するものではない

「高齢者にとっての幸せってなんですか?」と突然、聞かれた。

答えに窮したので、「すぐには答えられない」と回答しましたが、私たちも多くのシニア・シルバー層をハッピーにさせるために日夜色々なことを考えております。根本的な解決ではなくても、パソコン教室でパソコンという道具を通じて色々なものを知ったり、気づいたり、そういう「知的ワクワク感」を提供しようと、思っております。

ただ、それは根本的な解決ではありません。パソコンと言う便利な道具を知ってしまったが故に、操作の難しさに直面する羽目に陥ったりもするわけです。例えば、恋愛で言うならば出会えた幸せと出会ってしまった不幸せは紙一重でありますから。
まあ「幸せって言葉が定義できない以上、それは回答できないですよ」とうちのスタッフにはさっくりと言われましたが、確かに非常に微分的な幸せはあっても、そこにベクトルが発生するとその時間の流れが存在してしまう幸せについてはなんともいえない。ちなみに、我々は「眠るとき、お布団に入る前にくすっと笑ってしまう幸せ」を提供しようというのが社訓?ですが。

ところで、そんな命題を掲げられ、仕事もひと段落着いたのでふらふらとネットサーフィンをしていたところ、以前良く買っていて今は余り買わなくなってしまった店に久しぶりに行き着きました。何かが変わったなぁと思っていたのですが、じーっと見ていると、そことの「幸せ」がずれてしまったように感じたのです。

どういうことかというと、そのお店には主婦の方がウェブマスターとして入ってきました。すると、全体的に「主婦的」なお店になってしまったように感じたのです。私はその店から甥に貢いでいたこともあり、今までのようにちょっと喜ばれるお店、というよりは主婦の視点で嬉しいお店、というのにシフトしてしまったように感じられて、なんとなく指が遠のいてしまったのでしょう。

それがいいことであるとか、悪いことであるとかではなくて、「そういうものなのかなぁ」と、しみじみ感じ入りました。

世の中には高齢者がきっと喜ぶサービスを色々なところで量産されています。
私のところにもしばしば連絡が入ります。相談に乗って欲しいというのもあれば御社の生徒さんに告知してくださいとか(ものと内容と付き合いによりけりです、基本的にはしてません。)「きっとこういう講座があれば高齢者のかたがたが喜ぶと思うのです!」と(え、それってどの高齢者?データの中の?それとも2次元の?「萌え」な感じの?)と思ってしまうようなセールストークも舞い込みます。

私たちも日々日々たくさんのシニア層に接し、愉しみ、発見の毎日ですが(一部の方には最近疲れてる?と指摘されてますが、吸い取られてるだけです(笑))幸せや、彼らの反応することについては接してみて初めて気づくことが多いのも事実です。

最近、様々な調査を請け負わせていただいておりますが、そのたびに新たな発見が生まれます。数字データでは解らない行動の理由が見えてきます。何を幸せに感じたのか、どうしてそうしてしまったのか、行動とその理由をヒアリングしていると色々面白い発見が見えてきます。

つまり、何がいいたいかと申しますと、幸せは第3者が推測するものではなく、ましてやあなたの幸せがその人にとって本当に幸せかどうかなんて解らなくて、(姉妹とか、恋人同士でも解らないのに)、「これをやってあげるから、あなた幸せでしょ。」というシニアビジネスのスタンスをそろそろ終わりにして一緒に幸せについて本気出して考えてみませんか(Byポルノグラフティ)。というお話でした。

ということで、ご質問をいただいた方々へ、私の簡単な考え方をお伝えしました。以上。

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近頃のワカイモンは・・・はおじさんの特権なのか

これは私の偏見であるが、「近頃のわけえもんは!」と怒るのはおじさんの特権であるように思えます。
微妙に若い人が「近頃の若い子はねぇ」と呆れて言うとそれは若い子に対するジェラシーにも聞こえるし、自分が若くない事を堂々と主張するようにも聞こえてしまうのが難点。

「近頃の若い者は。。。」というのは、枕草子にも出てくるくらいですし、常に「若いもの」というのは年をとった人から見て半ば呆れてしまうことが多いのですね。今の80歳から見たら「今の50歳代は本当に腑抜けで」とのコトですし(笑)

ところで、この「近頃の若い者は」という言葉。
今、某所で話すための資料を作っていて突然思い出しました。

当社がアンケートをとったときに、「近頃の若い者は」という言葉を使うことがありますか?と聞いたところ、50歳未満の方々は「はい」と回答した人が31.2%、50歳以上は22.6%。いいえ、と回答した人が50歳未満49.2%、50歳以上48.9%。99%水準で有意差が出ております。

あれあれ?年をとればとるほど、「近頃の若い者はプンスカプンスカ」というのがフツーなのではないのですか?

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