« 2006年6月11日 - 2006年6月17日 | トップページ | 2006年6月25日 - 2006年7月1日 »

あたたかいコミュニケーション

金曜日の夜ですもの、心が温かくなるネタを。

今日入らしたSさん(52歳)
携帯電話のパケット代の話で盛り上がった。

「娘は携帯でテレビつけちゃうのよ。」

「ありますよねー。そういう機能!」

「そういうのってパケット代かかるの?」

「かかりませんよ」

「じゃあ、うちの娘遠赤外線で写真とか送るんだけど、それもパケット代かかるの?」


「・・・遠赤外線。。。多分、かかりません。」


なんだかあたたかい写真なんだろうなぁ・・・。

今日のネタ、いただき!と思った瞬間。
良い週末を!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日経トレンディに掲載されました

日経トレンディ増刊号
「ビジネスマンのネット武装」において「ネットビジネスで団塊世代を狙い撃て」に掲載していただきました!

私の辛口?本音トークを上手にまとめてくださってありがとうございました。

(団塊ビジネスの心得4箇条のところに掲載されております)

是非、ご購入ください♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

できる、使えるってなんだろう?

一息ついて次の仕事に取り掛かろうというときに「使える」という言葉がどうしても頭を離れてくれない。

私がパソコン教室の運営を始めたのは2001年だった。
その前までは「リコメンデーションエンジン」を扱う一営業マンであったわけだ。
※リコメンデーションエンジンとはインターネットのお店の中で「あなた、これはどうですか」とオススメしてくれる便利サービスです。アマゾンとか、楽天にはいっているのがリコメンド機能です。

色々あって、「使える人々」の中から、突如「ちょーつかえない」人たちの中に飛び込みました。

「ボク、インターネットを基礎から学びたいんです。少しできるんです!」と聞いたときには「インターネットを学ぶってなんじゃい(くらくら)」と眩暈がしてました。「インターネットを基礎から勉強するって何?」と。「そんなの、見てればうまくなりますよ」と「うまい」の定義も解らず解説しました。今考えると恥ずかしいですね。解らない人にとっては見てろと言われても、見ればうまくなるといわれても解らないものなのです。それを実感するのに半年近くかかりました。
「なぜ彼らはこんな簡単なことに基礎からやりたいというのだろう」「ただあるものをクリックすればいいだけだし、気になる言葉を入れて探せばいいだけじゃん。」とずっと悶々としていたのですが。

それが、「ものすごく、できてる人の視点でできない人を見ていた」と気づいたのが11月のこと。「インターネットは彼らにとって難しい。」でも「インターネットができる人が偉いわけじゃない」。どこかに(当時の)インターネットができる人にとってできない人は「インターネットすらできないのか」という視点があるような気がしています。それは子供に「1週間IT講習会に通ってインターネットもできないのか!って息子に言われてね」というお母さんが減らないのと同じような気が。

「たかがインターネット」とできる人には思うでしょう。さっきの話の続きだと、料理と一緒「たかが味噌汁」「たかが煮物」でも、たかが煮物を作るのにレシピを見ながらじゃなくちゃ作れない人だっている。たかが梅酒を漬けるのに袋に書いてある分量どおりでないと気がすまない人もいる。たかが、梅酒じゃないか。たかが、インターネットじゃないか。たかが餃子じゃないか、たかが、きりたんぽじゃないか(いいオチ見つからず)

私が今でも敬愛する某醤油会社を就職活動で受けたときには(まさかIT関連に進むと思わず)、商品企画書という紙の中で「キャップで計量できるようにしましょう!」といったところ、面接官の方が「いいアイデアだけど、イマドキの若い子は、何もかも測らなくちゃ料理すらできないんだ・・・」とつぶやいたのがとても印象的でした。計量スプーンがないと料理ができないというのは多分、想像ができないんだと思う。(私は大雑把なO型なので、計量スプーンなんて使わない。)

60歳からの男の料理教室に見学に行ったときには、「うちの奥さんの料理は大雑把で落ち着かない」と仰っていました。そういえば私が昔通っていた料理教室、たまたまおなじテーブル(作業班)だったおじさんは「すみません、しいたけの飾り(上の切り込み)の角度は何度で包丁を入れたらいいんでしょうか」と真剣に質問し、先生が声にならない怒りオーラを出していた。そういうもんだ。当人にとっては笑い話じゃない。私は鬼だから帰って直ぐに皆と大笑いしたけども(ブログにも書いたし)。

不安なのだ。正しい事を、皆が、知りたがっている。なのにできる人にとっての「正しさ」とできない人の「正しさ」は見当が違う。しいたけの飾りの角度なんてどうでもいいじゃん。きれいであれば。でも、「正解」を求める。正解を求めるから、正解以外の答えが返ってきたときにパニックに陥る。そして、使える人から見たら、そのパニックに陥った姿を見て「使えない人は」という発言をなさる。

そのパニックになって使えていない様は明らかに表層的な問題だ。結果として、パニックになっている。じゃあ、彼は何を求めていた?彼女は何が出ると思っていた?それを解ってあげないと「使える」ものはできない。使えないってことが、どういうことなのか。

使える人にとって、使えない世界と言うのは想像もつかない。

その「使えないということ」を解って欲しい、とは言わない。時間がかかりすぎる。
でも、「解って当然」と思うのは止めて欲しい。システム関連の人が「使えない世界」を想像するときに、そのことが本当に使えないのかどうか、勝手な思い込みで「使えない」と思い込んでないか、もしくは「これは常識でしょ」「これは使えなきゃおかしいよね」と思い込んでないか、もう一度確認してくださいまし。ああ、でも、確認も難しいですよね。不安な気持ちに共感してください。それだけでも使いやすさはぐんと変わる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イマドキシニアはパソコンを本当に使えるのか?

「今、シニア向けホームページが熱い!」

というブログを書いていらっしゃる方を時折見受けられる。

確かに凸版印刷のオヤジのためのブログ・リログは11月から始まり、おじ様たちのひそかなたまり場になっているし(生の声ですよ。)、ずいぶん前だけど楽天さんもシニア市場を立ち上げ、そしてYahoo!さんもセカンドライフを始めている。他にも続々とシニア向けサービスが展開されている。
熱いのは企業ですね、ユーザーではなく(^ ^;)

「みんながシニア向けを始めるのは今の団塊世代を中心とするシニア層はパソコンを使えるからだ!」

と、直ぐに結びつける。「パソコンを使える」という定義も無いままに。

第一に、使いづらいページは、いくらイマドキのシニア層が「パソコンを使える」といっても使えない。
第二に、「パソコンを使える」ってどういうことだろう?メールとインターネットができますってどういうことだろう?
第三に、「55歳を過ぎた人のウェブ操作と若い人のウェブ操作は、やっぱり違う。さらに、65過ぎた人と75過ぎた人も違う。」だから「シニア向けですぅ、文字大きいですぅ」というのは、何度も何度もスイカのペンギンが酸っぱい口をしているのを真似をして書きますが、「文字が大きいだけじゃだめなんですってば!」

なんて安直に、団塊世代はパソコンを使えると言うのだろうか!

続きを読む "イマドキシニアはパソコンを本当に使えるのか?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「わっかんない」

「どこをクリックすればいいのかわっかんない」と言う。

解らない→クリックしてみよう、というのは若い考え方、わからない→クリックするのやーめた、というのがシニア層だ。
クリック数を少なくしようとする余り、トップページがごちゃごちゃしてしまったり、複雑な言葉を使ってしまうことは多々ある。

今、某社のエンジニアさんが当社のユーザーさんの実際のパソコンを使っている姿を見るために研修にいらしているのですが「思った以上に・その先がわかることしかクリックしない、・検索の仕方が難しそうだ」と仰っている。

なぜ、その言葉をクリックしてもらえないのかと言うと、その先に何が現れるか予測がつかないからである。もちろん、それだけではない。それだけではないが、これだと思ってクリックし、そのページが自分が思ったものと違うと思わず戻るボタンを押してしまう。本当はそのページであっていても、「違った!」と思い込んでしまう。

昔々、3秒以内にページが表示されること、と言うのがあった。(懐かしい)

■ 今のウェブに求められていること
・トップページからどこをクリックするとどのページに飛んでいくのか(という表現を使う。飛ぶのだ。)直感的に解る=ユーザーの言葉を使う。ユーザーの視点でカテゴライズする。
・3秒以内、というよりも見た瞬間に、飛んだ先のページが何であるか、何を伝えたいのか解ること、そのページが何を提供してくれるのかわかること

それが重要だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

囲い込み

「シニア層って囲い込まれるのいやなんですよね」と某さんが言う。

最近、いや、かなり前から、囲い込み、ということばに違和感を感じる。
なんだか羊になった感じだ。羊飼いがいて、羊がいなくならないように見張っている。
迷える羊を見捨てることはない。「囲い込み」という言葉にはそんなイメージがある。

私はいくつかのサービスに囲い込まれている。
例えば楽天。個別ショップに囲い込まれているのではなく、楽天と言うシステムに囲い込まれている。
多少高くても楽天で買いたい。ポイントがあるから。(楽天の回し者じゃないけど)
月間かなりの額を楽天で済ませる。楽だから。
じゃあイヤか、と言われたら「別に良いんじゃない?楽だし」となる。
使えるって事は、すでに囲い込まれているのと同じじゃないだろうか。

例えば紅光。だって美味しいんだもん。メールが来るとすぐに買っちゃう。他で果物を買う気にならない。

シニア層がウェブサイトを使う。いつも使い慣れたのが好きだから、他の会社のは興味があるから使わないの。という。それは囲い込みなのだろうか。それ以外、本当に使えないのだ。今のウェブサイトは悲しいほどに使いづらい。だから使わない。だから心が動かない。それは最初の会社にとって、囲い込んだと言えるのだろうか。

人間の心には3つのポイントがある。
満足、不満足、不満、だと私は思っている。(マーケティング用語に同じようなのがあったので、今大学時代の教科書を引っ張り出したがどこにかいてあるか解らない。概念だけ。)

満足はハッピーだ。不満はアンハッピーだ。不満足は「満足ではない」だけなのだ。だからといって、他のものを探す労力はもったいないし、別に不満ではない。なーんか物足りないけど、別に良いんじゃない?長年付き合った恋人みたいなものだ。

この人じゃないかもしれない。でも、次には現れないかもしれない。だから、まあいいか。って。
理想論はまあいいか、で結婚しちゃだめだよ、と言いたいところだろうが、まあそんなもんだ。多分。

続きを読む "囲い込み"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シニアとインターネットのいくつかのなぞ

Japan.internet.com の記事より
団塊世代が創り出す“サードウェーブ”

仕事を通じてパソコンでのメールやインターネットの知識はすでに取得済みであると考えられ、彼らは定年後インターネットをどう活用するかということに意識を傾けていると言える。
「メールやインターネットの知識」は既に習得済み、という言葉に妙に引っ掛かりを覚える。 うちのユーザビリティ評価では、じゃあなぜあんなにシニアの人は使えないのだろう?

だって、自分が使っているサービス以外使えないんだもんとなる。例えば、小さい頃から英語を学習する。じゃあ、「習得できているはず」、ハズですよね。私の知り合いの57歳のYさんも(ネタに使ってごめんなさいね。)「僕たちの世代はみんなメールでやりとりしてるし。」と仰る。習得度は早い。が、習得したことがないものは使いづらいと考えている。

56歳のSさんはインターネットを10年やっているから、僕はかなり使えるほうだと思うよ。と言う。「何を見てますか?」「日経の株価」「他には?」「銀行」結局、実務でしか使っていない。それで調べ物を問題なくしている人は多分、多くない。
しかし、もう一度問題意識を持つには非常にいい記事である。

ところで最大に気になったこと

続きを読む "シニアとインターネットのいくつかのなぞ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クリックできるもの、できないもの

そろそろ自主調査がまとめ終わり、発表できるかと思うのですが
その中のTIPSに触れて見ましょう。

まず、シニア層が「クリックできそうだ」「これは気付かなかった」というボタンの検証。
私達普通に使っている人(普通に使っている、という定義が難しいですが)にとってはたわいもない話。
それはリストマーク。

リストマークに気付かない、ということが得てしてあった。
今回は、なぜそのリストマークに気付かないかということに注意しながら見ていた。

リストマークの主な形は下記のとおりである。

シニア層の認知できるリストマーク

さて、どのマークの認識率が高いのか、というと、丸のつけ方で直ぐ解るかとは思いますが、左の赤で囲まれたマーク内のリストマークは理解できるが、左の青で囲まれたマーク内のリストマークは理解しにくい。

あることすら、気付かない。

2年前より色々なパーツに関する認知率はかなり上がった。
ドロップダウンリストについても意外と問題ない。
ただ、問題なのは「自分に関係ない事は見えない」

横向き三角は、「この先に何かがある」という彼らの暗黙の了解になっている。
しかし、後ろにあると「関係ないようだ」となる。○、■はもってのほかである。

シニアも使って欲しいウェブサイトを作るなら、こういうぎんぎらぎんにさりげない感じが必要なのである。

#ちなみに、画像と文字の間が空いているから、などのご指摘はここでは関連性はありません。
作ってしまった後に「ああ、チョッと文字が開いたから、これじゃあシニア層は認識できないだろうな」と思いつつそのまま保存してしまいました。文字とリストマークのスペースの件については重要ですが、ここでは触れていませんので悪しからず。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年6月11日 - 2006年6月17日 | トップページ | 2006年6月25日 - 2006年7月1日 »