« 2006年5月28日 - 2006年6月3日 | トップページ | 2006年6月11日 - 2006年6月17日 »

10歳の差

10歳の頃、15歳は大人だと思っていた。
誰もが当たり前だと感じていると思うが「10歳と20歳は違う。」

ついでながら、15歳の時は20歳も30歳も変わらなかった。
なのに、自分が20歳になった時は30歳はオトナだった。
今の私は40歳と50歳はぜーんぜん若さが違う、肌のハリが違う、と思っている。
でも、20歳の子に聞くと「大して変わらないでしょ。」となる。

60歳の人に聞く
「いやあ、70歳と80歳って大して変わらないし50歳と60歳って大して変わらないよ。60歳と70歳は大きく違うけど」

なんじゃそりゃ。

最近、昔からの付き合いのある方がこぞって80歳直前になり、たまに見ると「老けたなぁ・・・」と実感する。70歳台後半にして実感するでない!という話もありましょうが、実感する。

でも、傍目からみると70歳はまだ若いし、学ぶ意欲もチャンスもあるけど、80歳からはじめるのって、それ相応の覚悟が必要だ。本人にも、周りにも。
だから、70歳と80歳は大きく違う。70歳は刺激をまだ求めるが、80歳は安定を求める。あ、70歳でも求めるが80歳とは違う。あー、80歳でも求めている人はいるが・・・。

若い子が70歳と80歳を同じに扱うのをみて「うむむ、納得できない」と思う。
それって、40歳と50歳が同じに扱われてる感じ。
というよりも、女子大生から見たら30歳以上はみんな「おじさん」だし「おばさん」なのだ。
心は20歳の私ですら、中学生に「おばさん」と呼ばれる世知辛い世の中なのだ。私がおばさんだったら誰がおばあちゃんなんだ。ぷんぷん。

だからこそ、一くくりにしないで、シニア・シルバーと言う言葉でまとめないで、きちんと「市場」ばかりじゃなくて「市場を形成している人間」の傾向を見るべきなんだと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

「これなら簡単ね」

昨日は忙しいうちのスタッフ(多謝!)に変わって私がインターネットの団体講習講師をしてみた。
そう、1週間に1回、団体講習をしているのである。
わきあいあいとインターネットを見ながら、その場のノリで見るものを変える、という計画性の無い「お遊び講座」である。

IさんとTさんはお二人とも70歳を超えている。女性である。
「インターネットで何をどうやってみればいいのか解らない」と、ノートを用意しての参加である。

そのお二人が「ああ、これって面白いし、簡単ね」と回答したウェブサイトがあった。

それは、はとバス。

続きを読む "「これなら簡単ね」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シニア層と恋愛

シニア層と恋愛。中高年と恋。
あなたが思い浮かべたのはチャーミーグリーンですか?それとも失楽園ですか?それとも自分のことですか?(笑)

「一生恋愛していたいですか?」
アンケート結果は以下の通り。(回答者は50歳以上)

1

「男性は「はい♪」って答えた人は60%にもなるのに、女性は40%?それは女性が恋愛に対して飽きてるからだろうか、だんなに飽き飽きしているからだろうか、もしくは男性が夢見る夢子ちゃんなのか、女性はそもそも恋愛なんて興味が無いのか」とまあ、落ち着いて。(自分が。)

私はこの結果を見たときに、うーんと思わず唸ってしまった。
男性も、もちろん、いつまでも恋愛していたいと思う人も多いし、恋愛ネタは盛り上がるが、女性の盛り上がり方はすごい。コイバナなんてさせたらもうたまらない。なぜって皆自分の話しかしないから。
若い男の子を見て目が(のvの)pとなるのも女性だし(男性は、鼻の下が伸びる)、可愛い男性インストラクターがいるからとお稽古を選ぶ女性は意外と多い。


でも、それは「好き!」なのであって、「恋愛」という「他の人でもやっちゃうようなもの」ではないらしい。
男性は恋愛と言う言葉にすんなりくるというか、会社でもたくさん見ているから、「恋愛ってなんだかうきうきだよな」「恋愛と言う言葉って若さを秘めてるよな」と「一生恋愛していたい」みたいに見える。
しかし、女性にとっては「恋愛ってちょーウキウキ」(ByNさん、58歳)なのだ。ちょーって、ナンだ。と突っ込みをする気も失せる。
その一方で恋愛とはちょっと背徳な感じもするのだ。すこし、心にやましいものがあるのかもしれない。(笑)
そして、アンケートは「恋愛なんて、私には関係ない」とか「恋愛は、今のウキウキ感とは違いいいオトナなんだから、そういうのを認めてはいけない」という理性で回答してしまう。

だから、男性は恋愛に対して「はい」という言葉が伸びるし、だから、女性は「はい」がいまいち伸びないのかも。

でも、この数字を丸呑みにして、「じゃあ女性は恋愛をテーマにしてもだめなのではないか」というのは、だから大間違いなのである。だって、ヨンサマの純愛に自分と同一化してる人も多かったんだから!ただし、それは「恋愛」ではないので、ひそやかな恋愛感って非常に重要なのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

生の声の不思議

ウェブを見た瞬間にシニア層は様々な評価をウェブに対して下す。

「いいんじゃない?」
「この色使い、あまりよくないけど。私は嫌いだけどね」
「なんか、動いててお金かかってそう」

皆さん色々な事を仰る。

しかし、終わった後のアンケートは日本人ならでは?の大体が4点である。

たまにアンケート調査の回答を「生の声」と表現する方がいるのですが、その数字は傾向ではあっても、「生」ではない。まあ、人に説明するのに「10人に聞きました」というのと「300人にアンケートをとりました」というなら300人にアンケートのほうが、よっぽど信頼できそうな気がする。人間と言うのはそういうものらしい。
「どんなひとでも、私が、あの人を好きなの」というより「あの人は誰に聞いても評判がいいから好きなの」というのに似ているだろうか。自分を信じる力が弱まっているのかもしれない。

アンケートとはルーレットのようなものだ、と思っている。
調査票を作る人が、「アンケート」を作れる。
時折自由記入欄にレポート用紙をくっつけて意見をしてくる人もいるが(笑)書く、と言う行為はしゃべるよりも本音が出にくい。
ましてやキーボードで調査をするなんて、「打てる」人しか「入力できない」。

私は比較的キーボードを打つのが早いので、考えながら打っているが、(だからたまに話が飛ぶ)シニア層は頭の中で起承転結を考えながら打つ。緊張をしているのだ。

それでは、シニア層の生の声はインターネットで拾うのは厳しいのかと。

なぜ、数字を信じて、目の前にいる人を信じないんだろう?
なぜ、あなたは、友達の評判ばかり気にして、目の前にいる恋人を見てあげられないのだろう?と同じ。
「あの人は動物占いで狼だから、きっとこういう性格よ」でも、目の前の人に「あなたは電子レンジを見ているのが好きですか」とは聞かない。(動物占いによると狼の人は、電子レンジを見るのが好きだそうだ。ちなみに、私は狼であるが、好きである。)

現代人のコミュニケーション不足、要は「そんな感覚」、件の食卓マーケティングの本であれば「おなかがすいていたみたい」とか、「文句を言われなかったから、良かったんじゃないのかな」
目の前にいる人に聞かない。

それで、アンケートを「生の声」だと思っている時点で、シニアビジネスの痛さを感じてしまう。

でも、私が普段接している数十名、過去に接した1000名以上のシニア層に聞いた意見が、生の声かといわれたら、それが真実かどうかは多分、誰にも解らない。しかし、少なくとも紙やネットで書いているものよりも少しは真実に近いと思うし、少なくとも生の声を聞ける信頼関係は、あると思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年5月28日 - 2006年6月3日 | トップページ | 2006年6月11日 - 2006年6月17日 »