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ほや

ほや、ってご存知ですか?
魚類らしいのですが・・・。
現在弘前に来ておりまして、とあるレストランに入ったら「ほや」の二文字。

「ほやってなんですか?」

思わず一緒にいた人に聞いてしまう。

「えーと、好き嫌いがありますね。人によって」・・・(くさやとか、なまことか、その手か・・・)

先ほどほやを調べてしまったので、その言葉の流れを覚えてないのですが、まずは貝なのか、魚なのか、悩んだのです。

「帆立貝みたいなものですかね」

「うーんと、料理しようとするとぴゅーっと飛んでくる」

ますます解らない。

「パイナップルみたいですよ」

ますます、ますます解らない。

「わたしだめ~」「私も苦手です」前の二人が盛り上がる。でも、私はますます混乱していく。


結局、お茶タイムが終わってから私はネットでホヤを調べた。
思っていたものとはまったく違った。
帆立貝の貝の中になまこがいるような感じだった。貝がうつぼみたいになっているのかと・・。

二人は私の知らないほやについて嬉々と語る。なんだかうれしそうだ。

シニア層が「わかっている人」から話を聞くときは、きっとこんな感じなんだろうと話しながら思った。
でも、私の中ではほやはまだたこの足みたいなものですけど・・・。


ところで、当社の保有するパソコン教室 パソカレッジ弘前教室がオープンいたしました。
弘前の方、ぜひご紹介ください。 弘前市堅田1-5-1 電話 0172-39-1050

現在オープニングの研修で弘前に来ているのですが、研修を受けている人がお客様と接したときになぜ悩んだのか、どの点で悩んだのか、私は見ただけで解ります。後で指摘すると、ほとんど外れたことはありません。生徒さんに対する接し方も同じ。でも、それをなぜ解ったかを説明するのは難しいです。

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百聞は一見に如かず

とあるシニアビジネスをされているご担当者様が遊びにいらした。
打ち合わせ半分、煮詰まっているのを打破するのに半分、色々その「モノ」がシニア層にどうしたら受けいられるのかなどを話していたら・・・

そこにいらしたTさん。「あたしはね」と会話に加わる。
うちの教室はなぜか人が話していようがなにをしていようが、話に入り込む習性がある。

「あたしの行っている教室では○○でねー」

悶々と考えるより聞いてしまったほうが早い。門の中に心を入れるより、門の中に耳をいれてしまったほうがよっぽど早い。

ああ、そういうことでうれしかったり、購入したりするんだー。という話で盛り上がる。

先日はとある記事を書きたいという人が教室に遊びにいらした。(本当は遊びじゃなくて仕事ですけどね。教室にいらっしゃるのは遊びに来るものだ、というイメージが強くて・・・)

とある事象について語っていたらそこにいらしたKさんが「僕の周りでそういう人はさー、こういう感じの人が多いんだよね。」

なるほど納得、というよりも、そういうモノゴトに対して、シニア層がどう捉えているのか、それがネガティブなのかポジティブなのか、どういう言葉で反応するのか、聞いていると本当に面白い。

プレゼンなどに行っていると、シニア層のデータは、とよく出される事がある。
私が自社資料を出してしゃべり始めると「そうそう、そういえばうちのオヤジとかも・・・」と話になる。

私たちがシニア層をその企業に合わせて分類するときは、通っている人の名前を全部印刷したものを、その商品の購入やその目的にあわせてKJ法のごとく分類していく。「この人とこの人、似てるよね」という感じだ。

それで分類するとたいていは外れない。

シニアビジネスをはじめるのに、データもいいですが、きちんと「生の声」活用してますか?生の声は届いてますか?


しかし、いまだに、生の声を聞くと驚く事が多い。自分自身もシニア層の考え方、消費行動について知らない事はたくさんあるということを、彼らから学ぶ事が出来ます。ちょっと話し長いですけど。

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ウェブサイトと方向音痴

私は、方向音痴である。

「ああ、所謂地図が読めない・・・ってやつね」ではないのです。地図は読める。どこからどこに行く、というのは結構確実にできます。等高線も読めますし。

何が苦手かというと、俯瞰的に場所を見るのが苦手なのです。
なので、この1点と違う1点が行けない。

どういうことかといいますと、住友三角ビルにはいける。都庁にもいける。だが、住友三角ビルと都庁がどうつながっているのかはわからない。

学校にはいける。私が通っていた中学は駅から遠かったのですが、一定の方向からしか私は学校に行けない。反対の方向だと頭がこんがらがるのだ。そう、勘が悪い。

私が運転が下手だというのは運転の技術もさることながら、道の原理を全く解っていないということが運転の下手さを助長しているような気がする。一度、お台場にすんなりいけたので、もう一度行こうとしたら品川駅周辺あたりでまるで迷路に入り込んだようになってしまった。同乗者が「もう一度、この道を通ったら頭悪いんじゃないかと思うんだけど」と目を三角にして私に通達してきたくらい、解らない。道が全て京都のように碁盤の目であればいいのだが、斜めなどを向いていると、もうだめだ。どの時点で平行でなくなったのかが私の小さな頭では理解できない。

昨日もとある店で待ち合わせをした。地図をおいてきてしまったので、電話でうちのスタッフにナビをしてもらった。

「地下鉄を出たらすぐ右」と彼女が言う。


地下鉄を出て、少し先に右に曲がれる道があったので、曲がった。
正解は、地下鉄の出口を出て、迷わず右、だったのだ。迷って先に歩いてから曲がってしまったので、店からは大きく離れてしまった。そして遅刻をした。迷わず右、でもいいし、曲がれ右、でもいいし、「出たら右」よりははるかにいいかと思う。

某社にもいったのだが、某社への地図を頂いたら、行くまでに3本ほど道がある。となると、どの道を行けばいいのか悩むのだ。着いてから「なーんだ、上見て歩けばよかったんだ」と思ったが、強い雨が降っていたし、それはできなかった。

となると、地図を見ながら、「あれ、この辺にあるはずなのに・・・間違えたか、もう一度戻ろう」と戻ったりするものだから、いくら早く着いても早くつけない。目的地が遠い。

先日、はじめての土地に行った。地図は貰っていた。が、途中で不安になったので駅に引き返した。(正解はあと数メートル先立った)

この立て続けの方向音痴、というよりも迷子っぷりに、シニア層とインターネットを思う。

全体的な俯瞰ができない。マウスの周りしか道がないと思っている。全体的に見ればメニューバーで戻れるのに、それすらもできない。ウェブの中で迷子になってしまう。

車はスピードが速いので、さらに土地感覚を得られない。自慢じゃないが、姉の家に一人でいけない。(車なので)

インターネットも何かと流れる。何かと早く感じる。

「このホームページを見るのに、マニュアルはないの?」と聞かれた。
マニュアルは一種の地図である。これからこのサイトを使うとどういう風に見えて、どういう風な結果が現れるのか、どうなるのか、知りたくてたまらない。知らないと怖くて動けない。多くのサイトは、方向音痴の人が安心できる仕組みにはなっていない。

方向音痴とシニア層とインターネットは似ている。
あなたのウェブサイトは、方向音痴の人のことも、きちんと考えていますか?


いやー、しかし、これだけ毎日迷うとかなり悲しいです。東京育ちの田舎モノなので・・・。

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記事更新しました・・・。

色々まとめてみました。
どうぞ御利用くださいませ。

インターネット初心者の10の行動
シニア向けウェブサイト構築のための10のポイント
シニアビジネス成功のための10のポイント

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シルバー層の隠れた本音

ひそやかに、電子書籍があつい。

それも、シニア・シルバー層の間である。

先日、機会があって著作権の切れた本が読める青空文庫を紹介したのだが、それ以来とにかく、電子書籍が熱い。

正直、この講座をしようという話が出たとき「いやぁ、無理じゃないのかな」と思っていた。
パソコンで本を読むって結構しんどいような気がしていた。

Tさんが「とりあえず、反応を知りたいので・・・」と仰り、その講座が開かれたのですが。

講座が終わって1週間経ち、ようやく電子書籍の意味が解ってきたようである。
となると、はまるのがシニア・シルバー層。

よくよく聞くと、朝起きてやることがないときに丁度いい。本は暗くて読めないし、パソコンなら読めるし、とのことである。さらに、本を読むのが重くて嫌になる、小さくて嫌になる、そんな時に電子書籍はいいらしい。(おかげで誰もが見やすいと回答するフォントなどが上手に判明した。)

確かに朝5時とかに起きる彼らにとって、どのように時間を有意義に過ごすかということは重要なことである。

実際、その講座の時にはそんな反応はなかった。皆新しいものを追いかけるのが精一杯だったのだ。
しかし、1週間たって、ようやくシニア層の本音が聞こえてきた。

マーケットを拡大するには本音が重要。あたりまえのことですけども。

きちんと本音を得られる仕組みになっているか、一時のことに左右されていないか、チェックすることが重要です。

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失敗が出来るかどうか

ご高齢になればなるほど、もしくは、若くても私達が「高齢者気質」と呼んでいるものの一つに、「やるまえに結果を心配しすぎて動けない」というものがある。


例えば、ソフトを買ってくる。
入れる前に、入れる画面にもなっていないのに、どこに入れるのか、何をすればいいのか、どういう画面が出てくるのかなどを心配する。そんなもの、やってみればいいのに、と思う。でもできない。

先に失敗しないことからはじまる。

先日、某社の某氏と打ち合わせをしていて、高齢者が一番落ち込むのは、今まで出来てたことを失敗することらしい。と言う話を聞いた。

高齢者になればなるほど反射神経が衰える。これは紛れもない事実で、例えば、今日、駅のところで転んでしまった高齢者に会った。小さな段差に気づかず、そのままひざから倒れてしまったらしい。助けながら、若者なら、その瞬間にもう一本の足が出るんだな、と思った。高齢者は、その反射神経が衰えてくる。

ウェブを見ていてもそうだ。
ワカモノは、クリックして違うところが出ると「あー、間違った!」となるが、シニア層は「失敗しちゃった・・・」となる。判断が鈍くなる。鈍くなるから、失敗する。失敗すると落ち込むから、出来る限り失敗しないようにする。

ウェブサイトを見ていて、間違ったところをクリックすると大慌てで閉じようとする人が多い。
彼らの反射神経は 間違ったー>閉じなくちゃ に向かう。閉じれば失敗から目をそらすことが出来るから。

まず、ウェブサイトは「見ている人に敵意を持っていませんよ」とお知らせするトコロからはじめる必要があるんだと思う。「あなたはこのウェブサイトで、こんなことが出来る。そのためには、ココをクリックするのよ。大丈夫、あなたはきっと失敗しない。もし失敗したと思ったらそれはただの回り道で、あなたの欲しい情報は必ずこのサイトにあるのよ」とまるで夜泣きをする子どもに諭すように、そんなウェブサイトが求められているんだろう。


と、なぜ、その行為があなたには出来ないの、恐れずに押せば良いのに!という現場から、思ったわけです。
大人になると言うことは、失敗を恐れると言うこと。失恋をしている友達を見るたびに、ウェブサイトとユーザビリティを思い出します(笑)

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当社の状況

当社の保有するPC教室は、「個別指導」という形式をとっているため、1ヶ月に1回しか通わない方もいれば毎日通う方もいらっしゃいます。

いつも「何人いるんですか」と言われていて、どう数字を出そう・・・と悩んでいたのですが、とりあえずこの1年に当教室に1回以上通った方の人数とその年齢分布を出してみました。

シニア向けパソコン教室ではありますが、世の中の一般常識的に?「シニア層はシニア層向け」と言われるのが嫌いと言う4年位前のデータを踏襲してしまったため、「シニア向け」とは謳っていません。ただ、シニア層がダントツ多いのが特徴です。

35歳以下、7歳以上の方も通われていますが、数が少ないので今回はデータとしてはじきます。
また、データは本校である高田馬場校のみの数字です。

この1年に1度以上通われた方(マンツーマン、家庭訪問、イベントのみ参加を除く)
35歳以上の人数・・・716名
うち男性:174名  女性:542名

なんと、男性が最近増えてきたと思っていたのですが、女性比率が圧倒的に高いんですね。

世代はやはり、といいますか、時代の波に乗って(と、私が言うなと言う台詞ですが)55歳~59歳が多いです。
そして、女性に圧倒的に多いのは「年齢は内緒」
生年月日をあけて書いた方の名前を見ると、「あーあ、なるほどなるほどー」と言う方が多いので(どうせ勉強している間にばれるんですよ。勉強に年は隠せないですもの。)それを抜いたとしても、55歳~59歳は圧倒的に多い模様です。

実情はこんな感じです。

Photo
(男性32名、女性157名の無回答含まず)

一応名簿を見て全員の顔が浮かぶので、まだまだ私も捨てたもんじゃないと思うわけですが。(最近記憶力が自慢できなくなってきて・・・)

ちなみに、最高年齢は87歳デス。

彼らの先般的に共通する特徴、追々と書いていこうと思っています。


ちなみに「若い人もいるじゃないか!」「どうしてシニアビジネスなのさ」と時折聞かれますが、若い方と言うのはお教室でもいらして学んですぐにお帰りになります。ところが、シニア層はいらしてお茶飲んでしゃべって少しお勉強して終わってお茶飲んでおしゃべりして帰るので、彼らの特性や考え方、そして消費性向を否が応でも聞いているのです。聞きたくなくても、というよりは、今はおしゃべりしていただくこともお仕事の一つですが、とにかく「普段着の」「飾らない」声は副産物的に大量に保有することができます。

所謂「かっこよく」シニア・シルバービジネスを語ります!というよりは、とにかく普段通りの飾らない声をたくさんたくさん持っています。ということです。

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シニアビジネスに必要な5つの条件

世の中にはシニアビジネスが向いている人、向いていない人がいそうです。
この人はおばちゃん・おじちゃん受けするだろうなー、と思って狼(おばちゃん・おじちゃん)の群れに羊(若者)を放りこんでみると意外とダメだったり、その場ではいいのだけど帰った後から「あの子じゃねー」などと会話が出たりする。
反面、「こりゃだめだろう」と思った子が人気があったり。
もちろん、シニアビジネスは人気商売だけではありません。しかし、いかにシニア層のハートを分析し、がっつりと(お財布ごと)心を掴むかはシニア層の特性と人となりを知らなくてはいけません。

シニア層は成熟した市場と言われておりますが、本当はどうかな?とは思います。ただ、これだけはいえるのは「シニア層は年期が入った人たちです」 シニアビジネスに参入する若者は彼らのタテマエに翻弄され、「ボクはシニアだからシニアの心はわかるのさ」と同調気味にシニアビジネスに参入するおじさんは「若さがなくて嫌よね」と気って捨てられることも多々あります。全て事実。シニア層がシニアビジネスに参入するには、周りの空気を読まないカリスマ性?吸引力なるものが必要となりますが、今日は若者がシニアビジネスに参入する時に重要な要素を5つほど。

1.若さ
毎日毎日吸い取られるものですので、まるで枯れない泉のように、若さを湧出し続けられることが重要です。
口ではベタベタなギャグをいいつつも、オーラは若々しく。そして、アクティブシニアはその若さを吸い取りにあなたの周りに集まります。なので、シニアビジネスには若々しい、まるで新緑のような若さとパワーが必要です。

2.忍耐力
自分が思っていることと相手が思っていることが全く違うことは若者同士にも多々あります。シニア層は自分とバックグラウンドが全く違いますから、全く見当違いの会話を3,4時間続けることもありますし、彼らは思い込んだら認識を新たにする事はとても少ないです。思い込みます。その時に「それ違いますよ!」と面と向かって言うのではなく、精神的詰め将棋を会話の端々にいれこむように、彼らを立てながら、そして謙虚に謙虚に、自分の意見を通します。それは本当に忍耐です。肉ばかり食べてちゃだめですよ。

3.割りきり
人に優しくして、人に良く見られようとするのは人の常です。
ただ、人の欲望は限りがないのも事実。例えばつきあいはじめて最初の内は食事をご馳走してもらえるだけでも幸せだったのが、しばらくしてそれが当然に成り、ダイヤを買ってくれなくちゃ嫌よ、みたいな。(私はそんなことないですよ。ね。ね。)
優しくすると、今度はそれに乗っかられます。そうすると、優しくする人はどんどんつぶされていきます。でも、彼らはそれでもいいのです。だって、次から次へと優しい人が現れてくれるから。
彼らの意見に120%答えるのではなく、自分が疲れないための割り切りも重要です。割り切れることが重要。そして私はこれが一番弱い。

4.言葉を鵜呑みにしない
シニア層は本音と建前を非常にうまくコントロールする方々です。
それが日本の文化ともいえましょう。私はその日本文化を愛しています。ただ、ビジネスはそれだけでは成り立ちません。狐と狸の化かしあいで、そのお面の下にどういう行動をするのかをきちんと観察しましょう。その人が何をしたか、意見ではなく行動ベースに観察しましょう。
私は健康に気を使っているの、私は○○しているの、でもその人が買った商品は??
さらに、「私はあの人と仲が良い」とか、そういうのも得てして変わります。特に女性は女心と秋の空です。変わりやすくて当たり前なのです。「あの時はこういったじゃないか」なんて別れ際の汚い人になってはいけませぬ。(自戒)

5.知識をつける
銀座のママさんを尊敬しましょう。知っている事をしゃべるのがシニア層だとしたら、知っていて、それをうまく話しやすいように相槌をうってあげるのがシニア層の本音を聞きだすコツです。かといって、相手が間違った知識を披露していてもそれを一刀両断してはいけません。かといって、聞くだけ、「ふーん、すごぉい」と相槌を打つだけでは元々会話のネタが多い方々ではありませんので、すぐに話が途切れてしまいます。これは某レストランの支配人も仰っていました。シニア層はネタが少ない。
十分に振れる、その人が気持ちよくなるネタを持つようにしましょう。


シニアビジネスに必要な、というよりもシニアの本音を聞きだすヒアリングをするのに必要な要素ですね。
彼らの本音と建前を制覇しましょう。実は、そのタテマエを一気に崩す方法もあるのですが、それはさすがに企業秘密です。というより、ここではかけませんね。彼らの性格と特徴と傾向を把握すれば全く問題ないです。うふふ。

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[雑感] シニアビジネスはますます

最近、シニアビジネスをものすごく難しく感じる。
昔のシニア層はもっと素直だった。
よろしくね、とお願いすれば「いいわよ」といくらでも協力してくださった。

今の団塊世代を中心とするシニア層は、何をするにも色々な理屈が必要だ。
そして、自分がかっこ悪くならないように、色々な言い訳をして物事をする。
とにかく、回り道が多い。

とあるアンケートに回答してもらう。
ちらりと見た「書いてること」と「普段言っていること」が全然違う。

僕はこうあるべきだと思うんだよと人が言う。しかし、やっていることとか、買ったものとか、その理由は全く違う。

プライドを傷つけないで、それでも(私は慣れているので)それなりの持ち上げ方をして、私の望む通りにご協力いただいたりするわけですが。(それでちょっと疲れていて、最近更新が滞っているのです)

サターンリターンという言葉があるらしいです。
29年に1回土星が巡ってきて、色々と変わるらしいです。
確かに以前より60歳前に消費行動や考え方が変わる瞬間があると言っておりましたし、50歳代後半は「汽水層」、それは海水と淡水の交わる場所として、そこにしか住めない特殊な生物として例を挙げ続けてきたわけですが。サターンリターンと、その「汽水」時期がちょうどマッチしていますね。若さと老いの中間点です。どちらかというと、そろそろ「死」を強く意識しだすときだともいえます。

かくいう私も、そろそろサターンリターンな年頃になりまして、今まで思いもつかなかったような年齢病にかかっています。友人が「30歳過ぎたら楽だよ」と言っていた意味が、良くわかってきました。多分、過ぎないとその「楽」は解らないですが、先人が色々教えてくださるので頑張れると言うか。(多分、29歳は老いを意識し始める年なのではないかと自分で思うのですが)

団塊世代がサターンリターンな時期に入ります。
彼ら、一筋縄ではいきません。
口で言っていることとやっていることは大きく変わります。
彼らの本音、きちんと把握していますか?飾らない声は掴んでいますか?

団塊世代が60歳前になって、ますますシニアビジネスが難しくなってきたなと思います・・・。

#前は、55,6歳(当時の団塊)って若い!と思っていたのですが、この2,3ヶ月、そこに陰りがきた気がしてなりません。私が年を取ったのかもしれませんし、彼らがそういうナニカに引っ張られているのに、引っ張られているのかも・・・今まで70歳の方たちでも何歳でも平気だったのですが、若さが老いを迎えるところに一緒に引っ張られている気がしてなりませぬ。ひゃぁ。

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クリックできるなんて!

先日、「何でクリックできないの?」という言葉がインターネットを見ている最中によく言われると書いた。

その言葉と同じくらい言われるのが「へええ、ここ、クリックできるんだ、気づかなかった!」

そう、シニア層は画面を見て、つぶやく。「欲しい情報を見るためには、どこをクリックすればいいのかしら。」

「ここ、クリックしてください」と言うと「そこがクリックできるって、どうして解ったの!?」

世の中にはクリックできそうでできないもの、クリックできなさそうでできるもの、そういうリンクがたくさんある。

一瞬見た目はいいのだけれど、実際にどこをクリックすれば自分の欲しい情報が得られるのか解らない。

そういうことって、多い。
もしかしたら、アナタサイトが持っている貴重な情報はユーザーに届いていないかも。

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何故あなたはクリックできないの?

「おおロミオ、あなたは何故ロミオなの」

は、ロミオとジュリエットの有名な台詞。

「って言われてもねぇ、だって、ボク、ロミオだし。それって林檎はなぜ林檎なの?っていうのと同じ?」

と、つまらない返事を考えて、一人で笑っているとスタッフに変な目で見られる。


というのも、今、色々作業をしていて、シニア層がインターネットをしているときに良く出てくる発言をまとめていたのですが、

「ねえ、どうしてここはクリックできないの?」ということである、という意見が出た。

「んー、それって、リンクされてないからですよね」とスタッフが言う。

「そうそう、それをいっちゃぁお仕舞いよ」

「でも、それってロミオとジュリエットみたい」

「どうしてあなたはロミオなの?」

「だって、ロミオなんだもん。」

「そうそう、そういう感じ。」と、会議は関係ない方向へ・・・。(笑)

シニア層がウェブサイトを見ていると、良く寄せられる質問、「あなたはなぜクリックできないの?」

その後、彼らは数度その画像や文字をクリックして「クリックできないー」と戻ってしまう。
ロミオとジュリエットで言うならば、「アナタは何故ロミオなの?」「だってロミオなんだもん」「うっそー、ほんとー?やっだー、あんた、ホントにロミオじゃん!やんなっちゃう!」と帰ってしまうジュリエットのようなものだ。


クリックできそうな場所をクリックできること、例えばリストマークの部分であったり、ブランドイメージを形成する以外の意味を持つ画像であったり。それをきちんとクリックさせることで

「ロミオサマー」とめでたし(ではないけど)になるのである。


#余談ですが、ロミオとジュリエット効果とは、障害があるほど燃える、ということ。
しかし、深読みすると・・・ジュリエットは2階から下を見て怖いと思っていて、更にロミオは壁を登っているから、運動により心臓がバクバクしているはず。本当は、ロミオとジュリエットはつり橋効果なんじゃないかと(どきどきすることがお互いの恋心ではないかと間違ってしまう効果)大盛り上がりしてしまいました。

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シニア層とインターネット

Case1:
A社のカードを持っているんだけど、甥がなんか、賢そうな使い方をしているから、私もインターネットで調べたいの。というMさん。

A社の名前で検索すると広告部分に他の会社が出てくる。
間違えてその会社をクリックしてしまうMさん。
その会社を読んでいくうちに、画像が内容を的確に表さないページに出くわし、その画像が意味があるものだとMさんは思い込み、クリックできないのにクリックし続ける。

私はその時遠くにいてMさんの背中を見ていた。あ、そこはクリックできない、と声をかけようとした瞬間、Mさんは園画面を閉じた。

「Mさん、今のは”戻る”でよかったのに」
「まみこさん、やっぱりインターネットで調べるなんて難しいのかも。」

久しぶりに「ああ、この人のためにもウェブサイトは使いやすくなくては」と思い直す。

もう一度A社を検索し、今度はトップページまでついていってあげる。はい、ここですよ、とその会社のページを出す。さて、どうでるか。

画面中央にお客様番号、とあるところに、突然彼女は財布からカードを取り出し、入力し始めた。

「やっぱり、こういうのって登録しなくちゃね」

そうだ、この画面には「ウェブ会員で登録しましょう」と言う画面がすぐには見つからない。あー、もったいない。

ポイントがどうやって溜まるのか、どういう得点があるのかを熟読し、やはり、私が常々言っているように小さい文字でも画面を舐めるようにして読み、


そして、彼女が言った。


「私、今まで損してたみたい。これからはこのカードで買い物するわ。」


そう、ウェブサイトが伝われば、きちんとファンが増えるのだ。あとは、そのページに連れて行ってくれる、説明員がウェブ上に必要なだけで。


Case2:
「インターネットは息子がやっている、僕もたまにする」というAさん。
「パソコンを使うと息子がうるさいから隠れてやっているんだよ」と笑う。

ところで、突然パソコンを買いたい、と仰った。
価格.comでパソコンを探す。
そんなこんなで、色々とソフトも揃えようか、と言う話になった。
とりあえずamazonを表示させる。

「それ、今、何見ているの?」
「amazonです」
「amazonって?」
「そういうお店の名前です」
「ああ、聞いたことあるよ、amazon.comってやつだ」
「そうですね~」

「で、それどこにあるの?」


そういえば、2000年の頃ってそんな会話って結構あった気がする。
私が卒論でamazonをとりあげたときに、色々な人が「amazon?」と聞いてきた。

ちょっと新鮮な気分。

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