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「ついていくためには・・・」

Hさん、パソコン歴も長いかなりのベテラン。

「私、顔文字の勉強がしたいのよ」と、突然仰った。

「顔文字の勉強!?」

「娘がね、なんか変な記号を送ってくるんだけど、そういうのを読み取る勉強がしたいの」

「・・・・・・・。難しいですねぇ。」

「こういう記号で送られてきたら、こういう意味、って調べられるのはないの?」

「逆にこういうときにこういう顔文字、というのはありますけど・・・」

「だって、あんな記号で送られても、何が言いたいんだか解らないのよ!」

とりあえず顔文字サイトを見せる

(T_T)

「このTって何を表しているの?」

「涙です」

「どうしてTが涙なのよ~も~わっかんない!」

m(_ _)m

「()の中に何もないじゃない」

「これ、多分、目線が下なんですよ」

「横のmってなに?」

「ぺこり、って謝っている感じじゃないですかね」

「顔が大きいほうが気持ちがたくさん詰まっているってこと?」

「うーん、うーん・・・。」

私はあまり顔文字を使わないが、シニア層は顔文字が好きだ。多分顔文字=「新しい」=かっこいい、に繋がっているんだろう。「なんでこの顔文字やねん!」と言いたくなることが多々ある。

HさんはIMEを使って顔文字に変換することはできるが、その意味が解らないと言う。

「じゃあ、顔文字使わないという手も。」と控えめに提案すると

「だって、皆使っているのよ?送られてきたらその意味も解読しなくちゃいけないし、やっぱり顔文字で返してみたい」


ついていくためには、日々努力、日々是勉強。

以上、こねたでした♪

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Eコマース業界の最前線で活躍する人達が集う最大規模のイベント!!

私も会員になっているEC協議会のイベントのご案内です。
なんと、当日は無料!
さらに、全国から色々なEC業者さんが集まり、ECサイトを展開している方には情報交換に、業者さんには情報収集に!是非是非ご参加くださいまし。

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Eコマース業界の最前線で活躍する人達が集う最大規模のイベント!!「全国イーコマース協議会 周年イベント(第35回定例会)」のご案内
…………………………………………………………………………………
     特定非営利活動法人 全国イーコマース協議会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□

2006年9月11日(月)をもってNPO法人化二周年を迎える、日本最大規模のネットショップ相互扶助団体「全国イーコマース協議会」(所在地:東京都中央区)がお送りする無料セミナーのお知らせです。

当会の会員店舗はもちろん、Eコマース業界の発展に貢献する多数のインターネット・IT事業者、各種著名人、報道機関が集まるEコマース業界屈指の大型イベントです。

皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場いただき、何かを持ち帰っていただければ幸いです。

■■イベントタイトル
『全国イーコマース協議会 周年イベント(第35回定例会)』

■■日時
2006年9月16日(土) 11:00~

■■会場
「品川インターシティホール」
住所:東京都港区港南2-15-4
最寄駅:JR・東海道新幹線 品川駅
アクセス: http://www.sicity.co.jp/d/d0101.html
※500名様まで参加可能

■■参加費
無料

※情報交換会(懇親会)に参加される場合は別途参加費が必要となりますのでご注意ください。

■■セミナー(全て無料で受講できます)

【講演1】
ベストECショップ大賞2006大賞受賞店
和食器・九谷焼専門通信販売の和座本舗 店主
九谷物産株式会社 取締役副社長 西田 上 氏

【講演2】
シックス・アパート株式会社 代表取締役 関 信浩氏

【講演3】
ヤフー株式会社 取締役兼COO 喜多埜 裕明氏


■■その他の催し

全国イーコマース協議会 NPO設立二周年記念式典(無料)
協賛企業各社との交流イベント(無料/ブースコーナーにて)
情報交換会(5,000円/飲食代込み)


■■詳細はこちらをご覧ください

■■参加の方法
ビジター用参加申込書のページを印刷し、必要事項をご記入の上、全国イーコマース協議会事務局( 03-5614-7653 )へFAXにてお申し込みください。
ビジター用参加申込書:
 受付締切り:2006年9月9日(土)24時


■■全国イーコマース協議会とは?

多数様のご参加を心よりお待ちしております。


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□■ NPO法人
■□ 全国イーコマース協議会 | http://www.ec-conference.com/
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 特定非営利活動法人 全国イーコマース協議会
 住所:〒103-0023
    東京都中央区日本橋本町3-9-4 日本橋ロードビル6F
 TEL:03-5614-7654 FAX:03-5614-7653
 E-mail: info@ec-conference.com (お問い合わせ総合窓口)
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■協議会NEWS!
  http://www.ec-conference.com/con_eccnews.php
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 「全国イーコマース協議会」は全国のEC事業者が加盟する
 日本最大規模のネットショップ相互扶助団体です。
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なにがなんやら

「えーと、私さっき、チケット買うために登録したわよね。ってことは、どこのお店でも使えるってこと?」

「普段使っているのはヤフーアドレスだから、メールアドレスは持っていないの」

「私はこれを選んだ、次のページにいったら「これを選んだ人は・・・」と出てきたので、それをクリックして云々。」

そんな会話が繰り広げられる毎日。相変わらず現場は混乱と困惑に満ちている。

・・・・・・・・・・・・・
教える人の研修をしながら、(2ヶ月連続研修中!)「解る人と解らない人」の話をし続ける。(裏メニュー?で当社の”シニア視点養成”研修があるのです。笑)

話ながら、教習所を思い出す。忘れもしない、大嫌いな縦列駐車。

「あのコーンが見えたら左にハンドルを切るんだ!」先生が叫ぶ。

例えば、あの「コーン」。窓から身を乗り出せば、結構早く見えるし、どのタイミングで窓の外を見るのか、なにがなんとやら、全くをもって意味が解らない。

「えーと、えーと・・・」しどろもどろになる私。

でも、当たり前のように先生が話すから、意味が解らないなんていえない。

先生は、意味が解らない私がわからない。
「そんなこと、誰でもできるのに、どうしてキミはできないんだ!」ちょっと怒り出す先生。
「何度言ったら解るんだ!」
これがうちのスタッフだったら即辞めて頂く感じですね。
しかし、時は教習所、そして私は大学生。そんなことを言えるワケもなく。
解らないまま、先生の腕の角度を覚えて(人間、どうにかなる!)教習所の駐車場のみに対応できる運転技術で私は教習所を卒業した。
(どれほど私の運転技術がすばらしいかはこれで解るはず?)

シニア層の質問を聞いているとこちらも良くわからなくなってくる。
インターネットってすごく難しいんじゃないの?って思えてしまう。
色々な言葉が、例えばこちらではログイン、こちらではサインイン、おまけに顔文字の意味まで読まなくちゃいけない、ID、アカウント、もー、ごっちゃごちゃ!!!なにがなんやらぜーんぜんわからんっ。

私が縦列駐車が全くわからなかったように、解らない人にとっては「全く意味が解らない」。
同様に混乱を引き起こしたウェブサイトはもう使わない。私が縦列駐車をしないように。(笑)
#ちなみに、縦列駐車が必要なところには車を止めないので路上駐車もしないので、注禁をとられることもなく、ゴールド免許ですし(これ自慢)、まあ、そもそも車に乗らないから・・・。


要は、その、サイトの混乱が、混乱を引き起こしたサイトが、誰かを「インターネットって難しい」と思わせているのであればちょっと嫌だな、と思ったのです。本当は車の運転も、インターネットももっともっと楽しいかもしれないのに。

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なんどでも

好きなドリカムの歌にそんな歌詞がありました。「なんどでも、なんどでも、なんどでも」


そう、多分、シニア向けサービスをしている人たちが必ずや当る壁、それが「なんどでも」

そう、哀しいかな、老齢化と共に、確実に理解力と記憶力が落ちていく。どんなにステキなダンディーな方でも、それは仕方ないのだ。記憶力なんて10代の頃と比べたら今ですら半分近く落ちている気がするのに・・・

さて、バタバタも少し落ち着いたので、初心に戻って現場に入る。
現場無くしてなんとやら、と思うタイプなので。

しかし、この1ヵ月半、現場を離れていることのほうが多く、実際に現場に入ると「あれー。ここまで「何度でも」だったかなー」と思うことが多い。
この1ヵ月半の間に色々な人にシニア層の思考や消費行動、ユーザビリティ云々の話をずーっとしていたのだが、やはり、若い子を相手にすると「そんなことってもしかして、私のギャグなんじゃないか」とたまに思ったりもしていたのですが、いやいやいやいや、現実は小説よりも奇なり。ですね。本当に初心に返って「えーーーーーーーここで引っかかっちゃうのか・・・」を堪能してます(疲れてますけど)。


まず、本当に思うのは、「前覚えたことを混乱しやすくなる」。オトナになると色々な情報が頭の中に入ってきますから、いざと言うときにどの情報を取り出せばいいのかわからなくなることって多いのです。
的確に取り出せる若いドラえもんと、パニックに陥った時に(例えば恐竜が後ろから追っかけてきた時に)よく解らないものを取り出すドラえもん、そこを思い浮かべていただくと解りやすいかと思いますが、何か困ったことが起きた時、例えば自分の思った検索結果が出なかった、電池を抜いて動かなくなった(うちは機械モノは何でもレクチャー)とき、設定をリセットしてしまった時、そんな時、どうする~じゃなくて、「大混乱!」なのです。

以前、当社の調査で「同じ業界を3社見るとシニア層は学習能力が働く(タスク達成までの時間が短くなる)」ということが解ったのですが、それは「危機回避が上手くなる」だけであり、自らが危機と感じる危機が起きた時には俄然操作ができなくなる、ということがよぉぉく解った。

見たときに記憶力に依存しないで、再生できるデザイン(それを本当にリサイクルデザインといえるのかどうかはちょっとまだ勉強不足、ごめんなさい>Aさん。)はウェブにもソフトにも重要だ。何度でも同じ質問が出ると言うことは、そこが解らないと言うことですし。一度くらいの質問で納得できればすごい感じですが。

若い人は多少物覚えが悪い人でも納得率が高い。「ああ、なるほど!」となる。もちろん、シニア層に同じ説明はしないですが、それ以上に解りやすく噛み砕いて噛み砕いて挽き割り納豆状態にしてもまったく応用が利かない。挽き割り納豆なのが悪いのかと思いワカモノと同じようにすると大混乱。仕方がない。そういうものなのである。シニアビジネスに従事しようと思うのであれば、その辺は重々承知してなくてはいけない。解ってはいても、解ってはいても・・・というのが現実でしょうが。

何度でも、質問を受けるウェブである場合、もっとシンプルに、解決できる、何かがあるのじゃないかと私は思うのですが。


ちなみに、どこの会社か名前は聞いておりませんが「おじいちゃんおばあちゃんなんてずっと同じ事を繰り返していればいいだけだから楽ですよ。適当に相槌打って」と仰ったそうな。(うちのお客様が仰っておりました。)正直、人間性を疑います。そういうものですか?私はそうは思いません。自分の人生の先輩方に、そして自分の未来に、そういうことを言って欲しくはない。「だから小さい会社のままなのでは」といわれても、それはそれで良いと思ってます。ムリに大きくするつもりはございません。ただ、人間性の部分で、優しさを共有できる企業様のお手伝いをしたいと思っていますから。

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習わなくてはできない登録

Sさんの奥様が入会された。

「普通に使えるのよ。調べたり、地図見たり、電車の時刻調べたり。でも、最近チケットとか、レシピとかちょっと見たいときに全部登録しなくちゃいけないでしょ。そうなると解らないのよ。

私は、インターネットで登録したり、買ったりを習いたいの。

Sさんの奥様だから、彼女もSさんなんだが、新聞記事を握り締めながら「私、このチケットが買いたいの。ホームページを見ても全然解らないのよ。どこに、何を入れれば良いのか、そして、言葉が難しくって。」

できる人にとって「そんな簡単なこと」と思えることが、素人さん?にはとても難しい。
慣れてしまえばどってことないことなのですが。

私もここ1ヶ月ぐらい現場を離れ気味で(ちょっとバタバタしてました。)たまに現場に出ると相変わらず新鮮に驚く。そのくらい、使える人にとって「当たり前であること」は、空気を吸ったり心臓が動いているのと同じくらい当たり前のことであり、使わない人にとっては、車庫入れのように難しいのだ。


仕方がない話だけど、世の中の大半のウェブサイトは「息を吸うようにできる人」を中心に作られている。

例えばそれがドレス・コードがある店のように、「使える人しか使わなくてよろしい。」というポリシーを明示しているならまだしも、「オール・ウェルカムです。」とニコニコしながら両手を広げていて、なのに誰かが懐に入り込んだ瞬間「懐の入り方があまーい!」と一本背負いをされてしまうようなウェブサイトが多いのは、なんだか納得いかない。

そもそも、習わなくちゃ登録できないウェブサイトでいいのだろうか?

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カレッジリンク型シニア住宅創設記念シンポジウム

関西大学 文学部さまからご連絡いただき、非常に面白く感じたのでご紹介。

知の「理想」ではありますね。人間学びを諦めたらあとは老けていくだけですからね・・・。
大変だろうなぁと思いつつ、このような素敵な試みに敬意を表します。

先日も福祉関連の方と「老後の学び」について熱く語り合っていました。
私が5年間、シニア向け学び場所を運営し、アメリカ型の学びと日本型の学びは大きく違う(学び、と言うものに対する姿勢)を感じています。(といってもアメリカ型学びは本で読んだくらいですけど。あとは実際に行ったときの皆さんからのヒアリング→親族がアメリカ住まいなので。)

高齢者用の学び方があると確信しています。今後、「日本的カレッジリンク」をどのように伸ばしていけるのか、今後が楽しみです。

9月11日にシンポジウムがあるようですので、皆様是非いらしてみてください!
【「カレッジリンク型シニア住宅」創設記念シンポジウム】
1 日  時  2006年9月11日(月) 13:30~17:00
2 場  所  関西大学(千里山キャンパス) BIGホール100

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あたりまえ

初心者は解らないことがわからない。解る人には解らない人の気持ちがわからない。
私にとっての当たり前は、アナタにとっての当たり前じゃない。
あなたにとっての当たり前は、私にとっては摩訶不思議。
切り口上のように、唱える。

先日当社スタッフにSさんが質問をしていた。
「友達がGoogleと契約しておけっていうんです。でも、もう独りがYahoo!と契約したほうが良いって」

面接のときに、する質問
「うちは、Yahoo!が見えるのでYahoo!と契約していると思うんですけど、楽天で買い物をしたい場合、楽天と契約をしなくちゃいけないですか」という質問に答えてください。というもの。

ここでバラしたくはなかったのですが(笑)この反応を見て採用を決める。この質問は研修にも利用してます。なのでよい答えは書きませんが・・・

このときにたいていの「解る」人は驚く。落ち着いてその場で回答が出せるのは、わからない人の気持ちを解ろうとしてくださる方である。Googleとの契約、Yahoo!との契約、インターネットには解るようで解らないことがたくさんある。スイッチ一個でぽんとインターネットができそうであるが、その仕組みは初心者にはとても難しい。
↑このときに、初心者の気持ちを汲まずに回答すると、それはNGとなる。初心者の視点をどこまで持てるか、というのは重要なのであります。


私たちもふと気づくと「そんな当たり前のこと」と「当たり前」に目くらましをかけさせられる。

先日、超優秀なK君が、私が、彼が知っていて当たり前だと思っている事を「そんなこと初めて知りました。いつからですか!?」と言ってきた。一瞬「なんと、こんなに優秀なのにこんなことを知らないのか!」と思い「いや、これは私がインターネットの当たり前を当たり前だと思っていることに依存しているんだ!」と言うことに気づいた。

ウェブを作っている人の世界は狭い。もちろん、どこの業界でも、そこしか見ていない人は狭い。みんな、それぞれ狭いところを生きている。私だってシニア・シルバーばかり見ていて、実は自分のオヤジギャグをフツーだと思っているが、すごい狭い。若者と話すと浮いている自分がいる。おじさんといると馴染んでいる自分がいる。

狭い事を攻めてるんじゃない。
狭い世界の「当たり前」にどっぷり浸かって ゆで蛙になっていることに気をつけましょうね、ということを言いたいのである。
今も仕事で「これって常識で判断して欲しいよね」と言いながら、「その常識が通用しない」ことを前提に私たちは仕事をしなくちゃいけないんだと、思う今日この頃。

※ゆで蛙=熱いお湯に入れられた蛙は熱いことにすぐに気づくが、冷水からクツクツ茹でると蛙は茹でられていることに気づかず茹で上がってしまうという話。見たくないけど。

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想像力と数百円

タイトルは想像力と数百円、宮沢りえさんが出ていた新潮文庫の昔の広告。この広告で一挙に新潮文庫のファンになった。美しい広告でした。(ぱんだも好きですが、最近の新潮パンダ、かわいくないですよね。)

さて、そんなことはおいておいて、シニア・シルバー層の話。

「僕は若い」「ボクは頭が柔らかい」「私は常に若者と一緒にいる」
「若いこと話して頭をやわらかくする」

そう、年をとると頭が固くなる。
頭が段々固くなる、その固さに線引きはできない。
「そんなことはないよ」とは言えども、頭が固くなっていくのは否めない。私ですら、今、中学生と遊ぶと、自分の頭が固くなっているのを感じるのであるから、それが50歳、60歳になったら。僕は違う、僕は違う、私は違うと念仏のように唱えながら、「本当ですよね」と周りのバックアップを受けながら、「本当の若者は、自分が若い事を主張しない よって若さを主張すること自体が老化現象である」というジレンマを常に抱えているのである。

頭が固くなるとどういうことが起きるのか。
記憶力が悪くなる、とかそういうものじゃなく、実は想像力が減退していく。
もちろん、経験を積んだからこそ出てくる発想もあるが、ああ、こんなこともできる、あんなこともできる、という力が減っていく。これはほんと。人は、気づかないうちに、頭が固くなる。


  #頭皮じゃないですよ。

続きを読む "想像力と数百円"

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んーと、んーと、右。

Uさん、52歳、女性。パソコンを始めて2ヶ月目。

「右クリック、うーん、っと、右って・・・」

その姿を見て、ふと、私たちが「それは右クリック」と当たり前のように思っていることが、実は当たり前じゃないことが解る。

当たり前、と言う言葉は非常に難しい。
それが誰にとって当たり前なのかを考えてからでないと「当たり前」という言葉を使えない。

ネットで下の画面を見たいんだから、下の矢印を押して当たり前だよね、と当たり前星人は言う。
しかし、多くの初心者は「下を見たいんだから、上に送らないと」と上の三角を押す。
ただ、成熟不足、と言えばそれはものすごく簡単だ。
なーんにも考えなくて良いもの。

でも、実際に上に押す人は非常に多く「考えてなれないと下向き三角を押すようにはならない」という事実を忘れてはいけない。当たり前のように下向き三角を押すだろうと思っちゃいけない。

件のUさん、つぶやきながら、「右クリックって、えーとえーと」と思い出す。
当たり前星人は、右クリックなんだからマウスの右側を押すに違いない、と思うに違いない。
しかし、当人にとっては「右手の中にー、右クリックがあってー」と悩むのである。
さらに、右クリックがどのようなときに使うのかがイマイチ解らない。「簡単にメニューが出てきますよ」と言われても、簡単の度合いがわからない。

たかが、右クリック、されど、その言葉を聞いて簡単に反応できるまでにシニア層は結構がんばっている。

(ちなみに小学生の低学年に教えるときは、お兄さん指とお母さん指、で教える。「お母さんがんばって押す!」「お兄さんでオッス」みたいな感じです。子どもの頃からオヤジギャグ教育)

私たちが「当たり前のように当たり前」と思う事を、たまに立ち止まって「どうやったら伝わるんだろう」って考えていただけると幸いです。


※「ホイールマウスを使えば?」と言われます。実際、慣れた方には教えるのですが、中指をコロコロする強さが難しく、人によっては押してしまったり、フレームが使ってあったりすると変なところ(=自分の意図しないところ)がコロコロしたり、酷いときにはプルダウンメニューがコロコロする。トラブルに弱いシニア層にはナカナカ難しい。

※当社は14日~16日で一斉お盆休暇をいただきます。宜しくお願いいたします。

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「ややこしい」

「ややこしいわね」とJさんが仰る。
ウェブサイトを見て「ややこしい」と感じた瞬間に考えることを放棄し、目が注を浮く。
そういうシニア層の姿をよく見る。

「ややこしい」ってなんだろう?

手順の多さも含まれるだろうし、手順の複雑さも含まれるだろう。

例えば変化があった事を確認しなくてはいけないのに、それが確認できなくてもう一度その操作をしてしまう。「画面変わっていますよね」というのは強者の理論であり、変化に気づかなかった場合「ややこしい」と考えてしまう。

例えば概念をきちんと理解していれば直ぐに理解できる話なのに、多くの場合「基礎」を嫌う。そのために概念が解らないまま進むことになり、得てして大周りになる。大周りになると「ややこしい」と感じる。

最初はクリック数が「ややこしい」と感じさせる原因なのかと仮説を立て、実際に操作を見ながらどのタイミングで「ややこしー!」と呟くのかを観察した。
しかし、どうもクリック数じゃないようだクリック数が多くても進むだけなら問題ない。たしかに「面倒くさい」とは思うが「ややこしい」と投げる原因にはならない。

何をもって「ややこしい」と思うのだろうか。

色々見ていると、どうも「決断を迫られるとき」に「ややこしい」と感じるようだ。確かに実生活でもそうかもしれない。普通に一緒にいるには問題ないのに「どっちなのよ」と迫られた瞬間に「面倒くさいなぁ」と考えを放棄する。

考えを放棄するあとにくるものは、安易な答えを求めるか、操作を破棄することである。だって、考えないほうが楽ですもの。


ややこしいと言われないサイト、どこをクリックすれば言いか明確で、きちんと言葉がわかり易くて。
そんな当たり前なことみたいな事を、多くのサイトはまだできていないし、あいも変わらず「ややこしいなぁ」の一言で右上の閉じるボタンにマウスが向かってしまうのである。もちろん、ショッピングの場合には「ややこしいなぁ」で「やっぱりインターネットで買い物って面倒だ」と言わせてしまう。もったいない話ですね。

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団塊男性とブログ

50歳代以上のブログに関する意識調査

 本調査の結果として、50代よりも60代以上の男性の方がブログ開設意向が高く、50代に比べて時間に余裕がある60代以上は、ブログを通した情報発信により社会との接点を持ちたいというニーズが高いということがわかりました。このことから、団塊世代がリタイアし、セカンドライフをはじめる2007年以降に、ブログ市場が大きく拡大していくことが予想されます。 (中略) ・「ブログを知っているが興味がない」人は、50代(36.7%)が60代以上(30.6%)よりも高い。

凸版さんの調査から引用です。
そうなんですよね、定年退職するまで興味がなかったことって定年退職後に興味を持つことって多い。

団塊世代でブログをしている人もだいぶ増えましたが、多くの方のしない理由が「難しそう」「毎日書かなくちゃいけないのはいや」「文章がかけない」などなど。
そういう障壁を低くして、できる限りユーザーフレンドリーになることが今後の団塊世代取り込み戦争?に勝つんでしょうね。

ところで、凸版さんが主催されているリログですが、最近かなり面白いです。
所謂定量的な調査面では見ることができないオヤジたちの特徴が見えてきています。

このブログをご覧になっているオヤジさまたち、是非リログでお会いしましょう♪ぜひご参加ください!
リログへ→

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