「こんなところで!」
今日は毎週の団体講習の日。
担当は当社のSちゃんです。
今日も今度自主調査予定の会社を見ていただこうと、予備テスト代わりに団体講習をする。
デジカメも出している某メーカーさんのサポートセンターの番号が見つかるかどうか、というテストである。
上手くいけば2クリックでサポートセンターの番号がわかるはずだ。
さて、テストじゃない、和気藹々とした雰囲気の中で、どういう行動をするだろうか・・・。
我々の予想は、「まー、まちがったとしても、上のメニューが目に入らなくて、下に行って、某社について、をクリックしたら生暖かい目で見つめることにしましょう」と言うことになっていた(笑)ちなみに、某社についてをクリックしたらもう深く入ってしまい戻れない。
さて、どうなることやら。
終了後「あー、やっぱり、私たちの予想は大きく覆されました」とSちゃんが呟く。
どうしたどうした、とレポートを見てみると
「一人は気づいたんです。メニューに。もう2人は無視でした。カタカナ並んでて見えないみたいです。」
「最初に話が盛り上がってデジカメの新製品を探しましょう、と言うことになったんですよ。で、色々あって、とりあえずそのブランドのページまでいったんですけど・・」
「?」
「そこからどうやって動けば良いのか解らなくなっちゃって。それも、型番の文字が小さいから”S”というのが5に見えちゃうので「これは自分のデジカメじゃない」って・・・。」
見てみると確かに小さい。
「しょうがないから誘導したんですよ。で、製品のページに言ったところで、メニューとボタンのマークが一緒だったから、これに関してはだれも迷わなかったんですよね」
「へー。」
「なのに、Tさんはメニューの上半分しか見えてないんですよ。実際にメニューバーを読み上げてもらったら、2行あるメニューの上しか読んでくれない・・・。」
「メニューを押した時に大きな画像でわかりやすいのは読んだのに、そこのボタンを押したのに、出てきた画像がイメージだと「あらやだ、間違えちゃった」ですって・・・。」
「サポートセンターの番号も調べちゃいましょうか,って、調べてもらったら、完璧に迷っちゃって、「この会社は電話のサポートをしてないんじゃないの?おかしいわね」ですって」
「あらら」
「お問合せ窓口にしたら、製品一覧が出てくるんですよ。そうしたら、その商品紹介ページにトンじゃうんだって思っていてクリックしないんですよね」
なるほどねー。
さて、この本音、活かします?
ちなみに、本音メルマガはじめます。
とはいえ、本家のめるマガを全然発行していないくらいですから
10日間連続でウェブとシニアの本音を4月15日から伝えます。
10日分先に欲しいとか、まとめて欲しいとか、そういうのは無しでお願いします。
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