安心感
昔々にも同じ事を書いたと思うのですけども。
「安心感」を購入することって多い。
パソコンがほしい、その際にどんなに安くたって「ちょっと怖い」とかっていうのはあるものだ。
野菜に然り、牛肉に然り。「失敗しない理由」がほしい。
失敗しても仕方ない、けど、最初に「出来る限り失敗したくない」
それは、経験則を積んだ証拠なのである。
最近、このブログを発見してくださった多くの方々へ、私にとって「大人になること」とは「怖いということを知ること」である。という考え方があります。経験則を積めばできれば失敗は避けたい、失敗を避けられるほどの経験を積んでいる。だから、パソコンにも手を出すのが遅かったり、普及が遅かったりするのである。沢山の人が、イイワケを作って生きている。「もぅ恋なんてしないなんて~言わないよ絶対。」とはならないわけである。(でも、恋愛には学習能力が無いので、本当にもう一度恋をする。これはいずれ。たまに、「恋愛と馬鹿は同じで、死ななきゃ直らないのか」と思うこともあるのである。)
ウェブを操作していても、無意識に怖いことから避ける。だから、想像つかないところはクリックしない。カタカナも嫌いだけど、カタカナから想像できないからもっと嫌い。
物を買うのも怖い。なにがでてきたらどうしよう。そういうものである。
先日、スタッフと食事に行ったらスタッフがいい事を言っていた。
「僕は、シニア層って結末がある程度わかっていないと動かない気がするんですよ。パソコン操作を見ていてそう思うのです」と。
ふむふむ、と話を聞くと、「自分が何がしたいか。そして、そのしたいことが同じ言葉でテキスト/マニュアルに書いてあるか。ということなんですよ。つまり、解りやすいだけじゃシニア層は動かなくて、ここをクリックしたり、これを操作したりするとどう動くかということを簡単に推測できないと、動かさないって、今日○○さんみてて、本当に思いました。」
実はこれも早くオープンにしたいと2年間暖めて、まだ沸騰していないシニア層の行動メモがあるのである。これは2年前も今も変わらない。進化はしているけど、退化はしていない。ルールブックだから当たり前なのであるが。
そのメモを十分に解説してきた一人なので「あの法則はやっぱりそうなんですよ。」と追加をしてくれた。
ただ、怖いという言葉だけではなく、何が怖いのか、なぜ怖いのか、そして怖いを取り除いたら安心なのか。(これは結構重要で満足の反対は不満じゃないのと同じ。愛情の反対は無関心、なのである。)安心とは何か。そういうことを考えていったら、シニア向けって、自ずから浮いてくる気がした。うーん、シニア層の行動、早くまとめたい。きっかけがないかしら・・・。うーん、4月までに、これをどうにかするように動きます。がんばれー!
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