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混乱するインターネット

インターネットは情報の倉庫である。
「何でも出てくるのね」「私たちが知らないだけで」

今までニーズがあるのではないかと買い物講座とかやってきたが、本日は基礎の基礎に戻って検索の基本の団体講習をする。和気あいあいと進む。シナリオもない。ぶっつけ本番。というよりも、ノリで進めてみる。

本日は最少人数の3人で進めてみた。話の始まりは催花雨である。さいかう、という雨。昨日のような冷たい春の雨は桜の花を咲かせる役目と成ると言う。これを催花雨(花を促進させる雨)とのこと。ここを枕にその場の思いつきで講義を進める。講義と言うより座談会、というより、インターネットを肴におしゃべりする会である。

そこから、話は愛と死をみつめてに。友情出演と特別出演、どっちがどうなの!?と「ではインターネットで調べてみましょう」そうしてそうして話は進み、温泉の話になる。私はいつも温泉か食べ歩きの話しかしない。話題がすくないのだ。(たまにゴルフの話もするけど)

さて、それでは温泉を探そうと日帰り温泉を探し始める。

再認識した事は異常に視野が狭い事である。
平均年齢が66歳だからか、ネット歴は皆さん1年以上あるのに、とにかく視野が狭い。
そして、3ページを超えると前のページを忘れる。
ネット業界の「あたりまえ」がない。
広告とコンテンツの区別がつかない。
クリックして、思うものが出なかった場合、元に戻ってもう一度同じ場所をクリックする(なんでやねん!!)
最初に全体を見て、動くもの、色が目立つものの中心しか見ない。
スクロールしない。画面の上は見るが、左もあまり眼に入らない。

嗚呼。嗚呼。
目的がないウェブサイト探索はタスクテストと違い非常に勉強になるが(それこそ、本当に生の声。やりたいことしかやらないし、盛り上がった事しか見ない)

何よりも悲しかったのが「思ったらクリックしましょうね」と呼びかけても、みーんなYahoo!の検索結果をにらめっこしてそれがページの全てであるかのように見ていることだった。

そして最後に

「でも、やっぱりどこをクリックしていいのか解らないの」

たしかに、温泉@Niftyを見ていたのだが、何度言っても温泉の名前はクリックしないし、他の日帰り温泉を見たいと言って日帰り温泉マークをクリックしつづけるし、どこに何が出てくるかは結局最後まで、10個以上見ても「なんとなく」しか覚えてもらえなかった。
3回クリックしたら逃げるんじゃなくて、3回クリックしたら前の事を忘れてしまうのである。(これ、ほんと!!)

これから毎週することになったので、毎週皆様にその片鱗をお届けしたいと思います。
(そんなこんなで、シニア・シルバーの皆さんがネットを見るときにどういうことを探したいかを模索しているのであーる。)

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「03.シニア層とインターネット」カテゴリの記事

コメント

■サーチエンジン対策

サーチエンジン対策に携わる者としては、いくらサイトを上位表示させても・ユーザが見たくなるようなページタイトルを付けても・文字が青くて下線も付いたリンク文字列があっても、「どこをクリックしていいのか解らないの」とされると、定時に家に帰りたくなります -^;

ページタイトルを「ここをクリックしてください」にすれば効果あるでしょうか。は。

投稿: 小牧ハル | 2006/03/25 23:38

コメント有難うございます。教えていても「あー、昨日言われた事ぜーんぶ忘れちゃった!てへっ」といわれるとかなり脱力します。定時で帰るどころかちゃぶ台ひっくり返そうかと(笑)

クリックして欲しいところをきちんと大きくするだけでも変わりますよ。説明する時も大切なことは身振り手振りを大きく、まるで小学校の学芸会、覚えなくてもいいなーとおもったらさらさらとしゃべりますもの。

よくシニア層に教えるなんて誰でもできるんじゃないかと言われますが、それはありえませんね。シニア層に教えるのに必要なのは気力体力時の運!
ウェブサイトもそうやって良くなっていくんだと思います。ただ伝えるんじゃなくて、伝わるように伝える。そうやって解りやすさ、使いやすさって浸透していくんだと思います。

投稿: モリマミコ | 2006/03/26 11:02

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