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新鮮に驚く

昨日はシニア層がいろいろ忘れてしまい毎日が新鮮であると言う話を書いた。

私たちはシニア層とウェブ操作を見ていると比較的新鮮に驚くことがある。

ウェブ評価自主調査の最終調整のため、講座と称して皆さんにそのウェブサイトを見ていただくようにセッティングをした。さすがシニア・シルバー層が近くにいるだけある。うまくいけばそういうこともできる。

私はその間でかけていた。
帰ったらSちゃんがけそっとした顔をして「うーん、あのサイトまで行き着くのが精一杯でした。」

レポートを見たら「ほかのものが見たいという意見に押されてそのサイトにいけなかった」とある。ちょっと笑ってしまった。しかし、気づいたこともある。気づいたことは多い。

事前に、某社の某部分の検索をしてもらおう。どういう言葉で選ぶか、それがすぐに見つかるか、そのときどういう反応をするか、きちんと見ておこうね。とチェックシートを頭に叩き込み講座を実施するSちゃん。

「某社のサイトにいったんです。見つかると思わなかったその部分は比較的早く見つかったんですけど・・・」

「すごいね。見つかったんだ!」

「読み上げて、クリックできると思わなくって、そのままスルーしちゃいました。」


「ああ、あるよね。そういうの。。。。。」

「元に戻って画面上にある検索画面から「○○」って入れて」

「あ、あそこの検索使っちゃったか・・・あそこ使うと間違い多いよね」

「ちがうんですよ、いれたんですけど、私たちはいつも文字入れてからそのままエンター押すじゃないですか」

「うん。」

「Iさん、サイト内検索を押したんですよ」


おっと、これは予想外。

「なんでかさりげなく聞いたら、「ウェブ」の意味が解らないからですって。」

そういえば、今日、私は某所の講演会でお時間を頂いてちょっとしゃべったのですが、「シニア層が選ぶときは消去法!」という話をしたばかりである。まさしくその通りである。新鮮にうれしくなった。

そうかそうか、その法則を作ったときはいっぱい事例があったが、時間が経つと法則だけが残り、どういうときに使うんだったか忘れがちである。そうやって、シニア層の普通のインターネット操作を見ていると、色々と気づかされることは多い。想像だけじゃ無理だ。シニア層は想像の生き物ではない。

きちんと、生の声、届いてますか?建前の意見交換で満足していませんか?

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「03.シニア層とインターネット」カテゴリの記事

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