« シニア向けサイト。 | トップページ | 色使いと女心 »

解かる人と解からない人

結構簡単そうな仕事だが、教えるという仕事は非常に難しく、奥が深い。
特に当社では団体講習ではなく、ビデオ講習(そういうのが、ある。)でもないため、質問の内容は多岐に渡るし、みなさんそれぞれ好きなことをしている。ネットショップをつくっている方もいるし、マウスの触り方を勉強している方もいる。色いろな事をしているからこそ、とても強い信頼関係ができ、調査にご協力いただいたり、悩みを聞いたり、余田話をしたり、最近買ったものの話をしたり、だからこそ、生の声を拾い上げられる。と、自負している。

だが、初心者に教える、という話をすると、誰でも「できるわい」と思うようである。

面接をしていて驚くのが「初心者くらい教えられます」という人。違うんだなー。初心者にとっては、解かっていない人の説明ほど聞くのがしんどい事は無い。何度もネタにして申し訳ないが、私は車が下手である。特に車庫いれは致命的である。車庫入れを人といっしょにした事は5,6度しかないが、本当に仲の良い人は、私が車庫いれをするたびに激怒していたものだった。

致命的に、(どうして?と聞かれるが)ハンドルをどちらの方向に向ければ、お尻がどちらの方向に行くかがわかっていない。頭ではわかるのだ。だいたい、くの字に曲がるのだ。(間違っていたらどうしよう。)

私はお尻からいれなくてはいけない車庫入れになると、私は運転席でいつも呟く。「そうだ、鳥だ、鳥になるのだ。」これは現実逃避をしようというんじゃなくて、車の上から自分を眺めて、どちらの方向に曲がればいいのか考えよう、という意味なのだが、それでもやっぱり難しい。

まぁ、そんな話はさて置いて、車庫入れの時に解かるのだ。その、助手席の人が、どのくらい車が上手かどうかが。うちのスタッフを乗せて運転した時は、彼女の車庫入れの説明の上手さに感動した。これは教え方がなれていて上手いというだけではない。ポイントを外さないのだ。私が困っている事が即座に解かる。
反対に下手な人は、事実だけを伝えるから、私はいまいちできない。お尻を曲げて、といわれても何を言っているのか全く解からない。そういうものだ。

前、生徒さんが言っていた。
「この間の男の子、あのこ、解かってないわよね。解かってない子に教わるのって苦痛なのよ。」
そして、その子は2ヶ月くらいで辞めていった。本人の「できる」という自信がコナゴナになったためだ。

その後日、他の生徒さんが言った
「解かる人には、私達の解からない気持ちなんて解からないのよ。甥なんてすごい難しい言葉を言って。若いからって解かる解かるって進めて行くのって私達の気持ちがぜーんぜん解ってない!解らない人の方が、分からない人の気持ちが解っていい気がするわ。」

しかし、教えられると本当はそうではないことを知っている。
一番悪いのは中途半端に解っていてそれを押し付ける事。

貴方のサイトでは、見ている人に、自分の知識を押し付けていませんか?そして、中途半端な知識で、見ている人を苦痛にさせていませんか?まぁ、教えるって楽しいですよ。解っていただいた時は、パズルが一致する楽しさがありますね。

|

« シニア向けサイト。 | トップページ | 色使いと女心 »

「シニア・シルバー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24040/8279476

この記事へのトラックバック一覧です: 解かる人と解からない人:

» 「よ~そろ」 とは [生き様交流マガジン よ~そろ ]
■「よ~そろ」とは~発行趣旨 「宜(よ)う候(そうろう)」=「それでいい」という肯定語です。幕末海軍で艦内号令として使われたのが起源で、ボートを漕ぐときに「よ~そろ!」と声を掛け合う形で親しまれてきました。 ■編集長より、皆さまへ ■工藤 忠継 生活... [続きを読む]

受信: 2006/01/23 12:29

« シニア向けサイト。 | トップページ | 色使いと女心 »