教えてと言えないインターネット
いんたぁねっとの世界では、昔から「教えて★」という人に対して冷たい気がする。
初心者のためのホームページ、みたいなのが昔はやったときに
本気で「教えて」と書いてきた人に対し
「そのくらい調べてから・・・」という書き込みがいつもあった。
いわゆる「教えて」君に冷たいのだ。
しかし、初心者の言い分もある。
「調べ方が解らないんだからそのくらい教えてくれたっていいじゃない」
たとえばウェブサイト、たとえばデジタルカメラ。たとえばパソコン。
ログインって何、パスワードって何、
隣のわかっている人に聞いても教えてくれない(大抵はその人もわかっているわけじゃない)
今日も日中電車に乗っていたら
知った顔で若い人が小難しいパソコンの話をしていた。「ドライバがさぁ」などと話していて、横の若者が「ふむふむなるほど、お前パソコンできるんだなー」といっていたが、悪いが仰っている内容は滅茶苦茶だった。とりあえず、難しい言葉を並べている感じ。
先日も某会合で「詳しいおじ様たち」と呼ばれる人がたくさんいらしていたが、やはり内容は「知っていることを並べているだけ」な感じだった。コメントに悩んだ。
私もそういう時期があった。今でもあるし。
ネットの中にいる人は、自分が話している言葉がどれだけ難しいか気づいていない。
ネットに慣れていない人は自分の単語が共通語か解っていない。その意味が、本当に正しいかは解っていない。
教えて、と言えない環境で
「説明書が要らない」ほどに伝わるモノは、生活者にとって考えずに容易に創造しやすいという点ですばらしいんだろうなと、電車の中で考えていました。
しかし、相手に伝わる言葉でしゃべる人というのは、無条件で素敵ですね。
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