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伝わってる、の誤解。

気持ちを伝えるのに、言葉という手段を使うが、言葉を使いこなすのは女心をつかむより大変だと思う。

たとえば、ざっくり「シニア・シルバー向けビジネス!」という相談を受けると、まず、その人にとって「シニアとは誰か」という共通項を確認するところからはじめないと、それはビジネスではない。まぁ、得てしてご相談にいらっしゃる方の年代で「シニア・シルバー層」に対するイメージがまったく違うので、面白く、ここでもネタにさせていただいているのですが。

「やっぱり中高年ですよね」とせりふを聞くと「誰のことやねん」とまずツッコミが入る(江戸っ子ですが)
そして、「中高年向け」と、言いながらわけわからない言葉が並ぶ製品は、世の中に多い。

今日、朝、マンツーマンで教えたSさんも、「伝わり具合」の温度差がある人のひとりだった。

パソコンがわからなくなると秋葉原に持っていってたというSさん。

「偶然前を通った」ので「ふらふらと寄ってみた」ら、「かわいいおねえちゃんが対応してくれたので(私のこと
!!)」通い始めるとのこと。

「普段は支障ない程度に使ってるんだよ。」と仰る。

色々話を聞いていると、説明書や、参考書をすべて「誤解して」理解している。
支障がないのではなく、支障がない状態に気づいていないので使えているだけで、よく見たら支障が多くあった。

すべて 意味を説明し、「なるほどー!そんな簡単なことだったのか!」とお帰りになる。

本人は「わかっている」つもりでも、製作者側が意図して「わかってるよね?」と意図した理解とはまったく違う意味で「わかっている」。でも、解っているという言葉の定義が共通ではないために、それはりんごの甘みとみかんの甘みについて話しているほど、違うのだ。伝える人は、「わかった」という言葉に「わかってもらえた」と思うし、受けては「うん、わかった」と思ったものの、違うことを考えている。(うちの甥との会話に似ている。「いい?オンナなんて信じちゃダメだよ」という私に「えー。もうりんごジュースかってくれないの?」と甥が言う。かわいい)

うちの教室の「教え方マニュアル」には、「言葉は、伝わらないと意味がない」と、伝えるための法則を羅列している。

しかし、大問題は受け手が「わからない」といえないことが多いという点だ。理由としては
第一に、「解った気になっている」
第二に、「わからないことがわからないから質問ができない」
第三に、「眠いから、早く終わらせて欲しい。どうにかなる」
#確かにどうにかなるんだが・・・

また、伝わりは、必要ない人にたくさん伝わるより、大切なあの人にしかと伝わるほうが良い。
買ってもらえる人、使っている人、伝えたい人。

本当に、その言葉は伝わっているんだろうか?
その、サイトは、伝わってますか?

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