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客観的に観察する

「アンケートデータってどうなんでしょう」と聞かれる。

どうなんでしょうって、どうなんでしょうね。と答える。

十人十色の時代とはいえ、「傾向」「法則」は確実にある。

「じゃぁ、生データがあればすぐに解りますか?」

一番手短な生データは両親です。


誰かが言っておりました(誰の言葉だったか忘れました)
「犬が人を噛み付いてもニュースにならないけど(多少はなると思うけど)、人が犬を噛み付いたらニュースになる」

今、シニア関連のデータで「シニアが!」「シニアが!」というのは人が犬を噛み付いているのがニュースになっている状態で、本当の、冷静な状況ではないように感じている。

大切な事は「生データ」だけではなく

生データから上げられてきた意見に対して、提案をすること。

生データからはあまり良い結果、次につながる結果というのは実は出なくて(生データだけでなく、アンケートデータに然り)

そこに、提案して、反応を見て、またデータ化して。

そういう、客観的に見ることがとても大切なのだ。

受信トイレといわれても、(そんなことは良くある事だ)「うぉー、受信トイレだよ、ト・イ・レ」と間違いに対してそこだけを浮かれ騒ぐのではなく、

なんで、彼らは「受信トレイを見て、受信トイレと思うのか」と、考えているうちに、そこに法則が見出せるのです。


と、当たり前のことをつぶやいてみました。
でも、データしか周りにシニア層がいないと、どうしても左右されちゃうんですよね。気持ちはわかるんですけど。

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